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ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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夏!
フェス!
クソリア充どもがアホ面下げて踊り狂う時期ですね!
そんな中大学二年生のサマソニ以来ほぼボッチを貫いている私が、同じく友達も彼氏彼女もいない!だけどフェスは行きたい!という同好の士に僭越ながらボッチフェスの心得でも授けようかと思います。

1.周りは全部敵

とにかく周り全部リア充です。
それなりに覚悟はしているでしょうが甘いです。マジえ?世界にこんなリア充っていたっけ?って気分になるくらいリア充で埋め尽くされます。コミケの時にえ?オタクってこんないたって?という気分になるのと大体似てます。
カップル家族連れが半分サークル的男女グループが半分。男のボッチなんてマジ数えるほどです。え?女一人?天然記念物です。いたら写真撮ったほうがいいレベルです。
つーわけでもう全部敵だと思って間違いありません。情けは無用です。隙あらば突き飛ばし落としたものは踏み潰し、モッシュではできる限り戦いを挑みましょう。そこでできる友情だの恋愛だのクソ甘い考えは捨てましょう!戦いです!ウォーです!向こうからしてみりゃ隣に見知った男女がいるのにクソボッチなんぞせいぜい上から目線の同情が関の山です!そんな情けを預かるくらいなら目が合う端からケンカ売ってった方がマシです!サーチアンドデストロイ!ただマジでケンカ売ると追い出されるので気を付けて!

2.音楽を楽しめ

大自然の中でゆーだいな音楽をなんて戯言は右手にスケがいるサルのものです。男がボッチでやっても寂しくなるだけです。どんな美しい光景も神秘的な風景も一人で見れば自分がいかに場違いか思い知らせてくる悪魔の囁きです。
フェスとは何か!ライブの集合体です!
くだらん休憩時間なんて捨てましょう!隙あらば移動!隙あらば柵前!見るべきはアーティストそれのみ!聞くべきはスピーカーから流れる爆音!足が棒になろうと脱水症状になろうとひたすら死ぬ気でステージ間をはいずり駆け回りましょう!
あとそういう意味でなんぞおセンチな歌メロバンドなんて絶対見てはいけません。周りを見渡せばそこらじゅうで手をつなぎ肩を寄せ合いキスをしまくるクソカップルが!いけません!爆音爆音!とにかく重低音鳴り響きそこらじゅうで野郎が暴れまくるアーティストを選ぶようにしましょう。

3.飯は最小限

まず飯というものそれ自体リア充が楽しむものです。
フェス飯とかいうのはクソマズい上にバカ高いくせにやたら並びます。当然その間前や後ろのアホサルたちのキャッキャ笑い話を聞かされるわけです!イライラ!イライラ!これはよくない!
というわけでまず並んでいないけどまずくはない店を探しましょう。まずくはない店なら探せばあります。麺類系は固いです。そこでフェスの食いものは全部調達しましょう。いろんな味を楽しむなんてあほなこと考えてはいけません。
そして五分で食い終わりましょう。食べ歩き?馬鹿言っちゃいけない!ここは戦場ですよ!?そんな腑抜けた真似で戦えますか!10秒チャージ!8時間キープ!これ兵の基本です!
また一日1,2食をお勧めします。確かに死ぬほど腹減るでしょうが、食いすぎると今度はウンコしたくなります。そうするとやっぱり並びます。まあこの場合男女別なのでアホ話も半減ですがそれでも時間の無駄には違いありません。できる限り摂取せず、出すときは一気に!俺はフジロックの三日間ウンコ一回しかしませんでした!

4.ツイッターを使え

リアルはボッチの悲しいクズですが、ネットならそれなりに話し合う相手もいます(ということにします)。
つーわけでツイッターでいかに自分がボッチか自虐ネタで書き込みまくりましょう。そうすることで少しは寂しさも緩和されます。ただしあまりやりすぎると興味ない人からリムられるのでほどほどに。
写真もライブ中以外なら許されるでしょう。後で見返すとそれなりに思い出になります。さみしい思い出だけどな!

5.妄想する

最後の手段です。
実は隣にあずにゃんがいると考えましょう。「先輩!ブッチャーズ始まっちゃいますよっ!」「ほらー!先輩が遅いからもう二月やっちゃったじゃないですかぁー!」「次はどこ行きます!えー…ハナレグミですかぁ?私あんまり好きじゃないんですよねー…」「…でも…先輩が行くなら、しょうがないなぁ♪」ほら!幸せいっぱい夢いっぱい!あれ?目から汗が?そんなことない!とっても楽しい!三次元がなんぼのもんじゃい!こちとらキレない拗ねないふて腐れない音楽の趣味も最高の完璧美少女ツインテールが…あれ…ここにいたのに…どこ行っちゃったのかな…あずにゃーん


なんか何で俺フェス行ってんのかわかんなくなってきました。
まあとにかく基本的に言いたいことは「音楽を楽しむことに集中しろ」ということです。フェスって意外と行楽的な扱いにされてることも多く、フジロックなんてアーティストはトリだけ見てあとは寝てるだけとか普通にいるらしいんですが、まあ言うまでもないですがそういうのってほんとリア充だけの楽しみだと思うんで。
そして意外と音楽だけ楽しむのは大変です。足痛くなるし。腹減るし。喉乾くし。でもそういう苦難を乗り越えた先のライブはそれはそれは楽しいので、ボッチフェスも案外悪くないですよと。うわ我ながら嘘臭ぇ締め!

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!!!とは?
「パンクでファンクなダンスロックバンド」というイメージが多いと思う。
ディスコを基調としたダンサブルな曲を、だが生バンドによるファンキーさとハードコアという出自によるパンクテイストを混ぜ合わせ唯一無二にして演奏する。
特にニックの叫ぶようなボーカルによく表れたパンク精神は彼らの魅力の中でも大事なものの一つだと考える人は多いのではないだろうか。2000年代前半にDFAなどを中心として巻き起こったダンスロックムーブメントの中でも突出した個性を持ちえ、現在に至るまで第一線で活躍できている理由は間違いなくそのパンクという部分によるものだろう。
2ndの『Lounden Up Now』と3rd『Myth Takes』はその素晴らしさがディスコと奇跡的な融合を果たした作品だ。長尺な曲群やグルーヴ、音の抜き差しの仕方などは明らかにダンスミュージックのそれではあるが、しかし演奏そのものはまさにパンクという他なく、ただの生演奏ディスコというクリシェから遠く離れた価値を持っている。クールなダンスミュージックをホットに演奏する!!!の魅力を形にしたといっていい作品である。
だが次作の『Strange Weather,Isn't It?』で彼らはさらにディスコに接近した。
荒々しいニックのボーカルはそのほとんどが抑制のきいたものとなり、音もジャムで一斉に鳴らし合ったというよりは各々を録ってミキシングの段階で加工したように感じられる曲が増えた。
それはダンスミュージックとしての更なる硬度をもたらし、わかりやすいブレイクなどではない上質なファンキーさを獲得することにはなったが、逆にロックバンドとしての勢いは失われた印象はぬぐえなかった。
もちろんその中でもリフレインが高揚を生み出す"Hammer"や一筋縄ではいかない曲構成の上でバンドの力が存分に発揮された"Wannagain Wannagain"などの光る曲はあったものの、やはり!!!にはダンスミュージックだけではなく"Me and Giuliani Down by the School Yard (A True Story)"や"Must Be the Moon"などに代表されるパンクな曲も書いてほしかったというのが正直な感想だった。

そして届いたのが、今作『THR!!!ER』である(しかしすごいタイトルだ)。
結果からいえば、彼らはさらにディスコを目指したといえるだろう。
驚いてしまうのがニックのボーカルの少なさだ。先行公開された"Slyd"ですら加工された声と女性ボーカルだけで、"Except Death"などはボーカルがないパートが半分以上を占める。曲構成もストイックでミニマルなものが多く、ダンスロックというよりもはやアシッドハウスやNu Discoといったほうがいい曲が数多く収録されている。
しかし、そのダンスミュージックとしての完成度は目を見張るものがある。
ミニマルなファンキーさは今までの!!!にありそうでなかったものであり、そのレベルも前作に比べ格段に向上している。また実は彼らというのは音の配置にはかなりこだわりを持っていて、ボーカルとドラムとベースを真ん中ギターを左右というようなベタな配置はほとんどせず、様々な音が右から左から飛び込んでくるプロダクションが好きなタイプなのだが、それがここまでダンスミュージックに接近することでとても耳を楽しませる効果を生んでいる。ちなみに曲ごとにドラムの音を変える細やかなこだわりはほんとにクラブ系アーティストみたいですごくいい。
また少なくなったボーカルに変わってこのアルバムにロック的な色を添えているのがギターである。
"One Girl / One Boy"や"Cariforniyeah"など、全編にわたってそのグルーヴを支える音をギターが鳴らしている曲というのは意外と今までの!!!にはなかったことである。コンプと空間エフェクトとカッティングをうまく使った音がとても気持ちいい。"Except Death"における長尺ギターソロ?はなかなか聞きごたえがある(この間ライブでニックどうしてんだろとは思うが)。
言ってしまえばロックとダンスどっちつかずだった前作をさらにダンス寄りになることで今までとは違う魅力を持ち得たということだろう。プロデューサーやエンジニア周りが固い音好きなSimian Mobile DiscoのJash Shawだったりさらに変なプロダクションが印象的なSpoonのJim Enoもプロデューサーにしたり、ジャムでなくちゃんと曲を作ってからスタジオに入るようにしたりミニマルテクノを聞き漁ったりと、ロック的な勢いでなくダンス的な渋さをだすために色々したようだ。それはちゃんと音に表れていると思う。
そして何より大事なのが、最終曲"Station (Meet Me At The)"である。
ここでプロダクションは一気にロック寄りになる。ドラムのフィルインからギターとベースを入れるイントロ、8小節を2回の典型的ヴァースからギターがグルーヴを作るサビへ。ニックのボーカルの荒々しさもそれぞれの演奏の仕方も、完全に初期の!!!のそれである。
もちろん彼らにはそのつもりはないかもしれない。だが俺には、過去のダンスロックとは違った大人のダンスグルーヴを手にした!!!が最後の最後で初心のパンク精神を思い出すかのように叫んでいるように見える。
それはとても素晴らしいことだと思う。同じことを繰り返すわけにはいかない。変わっていかなくてはならない。だが、すべてを変えてしまったらそれは自分たちがやる意味がない。
これは!!!の代表作ではないかもしれない。2ndと3rdが好きな人にはおとなしく収まってしまったように見えるだろう。次回はもっとパンクよりでいいとも思う。
だがLCD Soundsystemが解散し、The Raputureがよくわからない方向へ進んでいる今、もはやあの日鳴らしていたものとは全く違う音を、だが決して自分を見失うことなく鳴らしている彼らの姿に頼もしさを感じるのは間違いない。
アルバム一枚一枚ではなくアーティストそのものに魅力を感じ、ディスコグラフィを網羅したくなるアーティストというのはそういう人たちだと俺は思う。信じて7月4日代官山UNITに行こう。こんなスタジオアルバムをライブでどう再現するかとても気になるし。
最後にボーナストラックも名曲なので日本版買うことをお勧めします!

「スクールカースト」という言葉を最近散見する。
この言葉を見たこと自体は数年前のアメリカのロックバンドのインタビューであり最近できた言葉というわけではないが、何となく今ネット界隈で議論されているワードであるような気がする。
それをはっきり認知したのは『桐島、部活やめるってよ』の日本アカデミー賞受賞からだ。
見る気がないので見ていないが、どうやらスクールカーストを主題とした話らしい。それもそれを革命するような。受けている層もピラミッドの下のほうに位置するもののようである。いや知らんけど。真面目に調べてないし。
まあ予兆はあったというか…今のヒットした学園物でカースト下層からの話でないものなんてほとんどないんじゃないだろうか。大体がそこから成り上がる話か「そこでもいいよね、ピラミッドなんてくだらない」とかいう肯定的なストーリーだ。
アニメにもその波がある。男の主人公はそのほとんどが冴えない普通の男であり、友達も多いわけではないし彼女なんているものはごくごく稀だ。いや、むしろ『僕は友達が少ない』や『中二病でも恋がしたい』、『俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる』『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』など、ラノベを最底辺に位置していることを前面に出す、もしくはそういうピラミッドを気にしない主人公であるものが特にラノベアニメの中でとてもよく見る。
そりゃ受け手側が下層に位置するメディアなら当たり前の話ではある。モテモテヤリチンイケメン男よりダサダサ租チンブサメン男の方が共感という意味では圧倒的だろう。俺だってそうだ。
ただ、そんな現状に今いち乗り切れない自分がいる。
結局はふがいない自分を肯定するしかできないように思えるのだ。スクールカーストの底辺にいるものがその中で幸せを得る、もしくは上位者の象徴である異性からの承認を得て「スクールカーストなんてくだらない、人の価値はそんな尺度じゃ測れない!」とまあ最高にくだらない自己肯定に勤しむその受け手と書き手の依存関係が透けて見える。
そういう作品があってもいいと思うが、最近いくらなんでも多すぎる気がする。気持ち悪い。
しかも特にラノベアニメに顕著だが、最下層の人間が最も憧れる異性からの承認のされ方がびっくりするくらい荒い。簡単にいえば、何でヒロインが主人公に惚れるのかさっぱりわからない…というかもう惚れていること前提で話が進む。
別に俺だってそういうハーレムアニメの良さがさっぱり理解できないわけではない。マリーのぐえー感爆裂アニメより目と目が逢えば恋に落ちるアホみたいなエロアニメを見たくなる時ももちろんある。しかしさすがに最近のラノベラブコメアニメには嘘臭さしか感じない。バカバカしくなってくる。
だいたいスクールカーストという学校の負?の部分を描こうとしてる時点でリアリティの尺度はある程度リアル方面に傾くわけで、そこでヒロインだけオツムゆるゆる発情系女子にして違和感を感じないというのがわからない。シナリオの不自然さじゃなく萌えるか否かという話でも、そんなクソみたいなピラミッド構造見せつけられながらブヒるより何も考えず見られるアホハーレムのほうがよくね?稲中みたいにカースト制をうまくギャグに転嫁できてるわけでもなし。そりゃ無理だろ。登場人物のほとんどであるヒロインがカースト制とは真逆の頭を持ってるんだから。結局かわいそうな豚釣るためのお飾り設定なわけだ。
ある意味そんなものと真逆に位置するのが女しかいないアニメなんだと思う。共感を捨て、上位下位のない夢幻のような女集団を描くことでただ夢だけを与える。確かに嘘っぱちカーストアニメより全然いい。
しかしそれもどんどん減ってきている。さすがにこれだけ氾濫すれば縮小再生産にならざるを得ないのだからしょうがない。
なぜ男は女のようにピラミッドを真面目に見据え、頂点のものも底辺のものも偏見なく正面から描き、かつそれをエゴ丸出しにせずエンタメに昇華する方向にいかないのだろうか。いやまあそれは確かにかなり難しいしそれを中途半端にやった結果が巷に溢れる何がしたいのかよくわからん少女漫画なわけだが、それでもいつまでもくだらない傷のなめあい表現を繰り返すよりよっぽどましだと思うが…。
といっても別に男側にそういう表現が全くないわけではもちろんない。
『ニセコイ』は本当に面白いなと思う。あくまで完璧にハーレムの構図を、だがしかしできる限り嘘のないように、またつまらないエゴで気分を悪くさせるようなこともなく描く。まずもって楽のイケメンっぷりは近年のアニメでは上条さんぐらいしか思いつかない。これなら確かにハーレムにもなるわと思わせてくれる。しかもよくある優柔不断系でもない。「小野寺がいるから」という筋をちゃんと通す好感の持てるキャラである。よく『ニセコイ』を「ベタだけで作った漫画」と揶揄するものがいるが、俺に言わせれば古き良きラブコメであり、さらに言えばやるべきことをしっかりやってるだけの普通に素晴らしい作品である。バカしか騙されないクソ一発ネタラノベより何倍も強度がある。
そしてもう一つ。『俺の妹がこんなにかわいいはずがない』である。
この作品はむしろさっき言ったようなカーストアニメの源流と位置されているかもしれない。だが、主人公である京介は決して最下層の人間などではない。普通に友達もいるし、女子と話すことも厭わない。
それだけではただの一昔前のエロゲアニメ主人公だが、それらと京介の違いであり彼を非凡たらしめる要素の一つとして、「普通に下心がある」ということがある。
俺妹二期一話。黒猫の告白に「あ、あいつ俺のこと好きなの!?」とゴロゴロ転がる姿はよくあるハーレムアニメの主人公には決してないものだ。もしこれがそこらのラノベだったら「え?黒猫俺のこと好きだったの?知らなかったなぁー!」とかすました顔でぬかすに違いない。女に惚れてほしいと願い、やきもきして勘違い(でもないが)する。これぞ正しい高校生男子である。オタクの八割を占める悲しい女なんて興味ないアピールバカやその反転としての去勢鈍感ファンタジーイケメンとは全く違う。
きりりん氏率いるヒロインの圧倒的ツンっぷりやラブコメとしての丁寧さなど他にもこの作品の魅力はたくさんあるが、他との差異として顕著なのはやはりこの主人公のキャラの良さだと思う。主人公とは共感するためだけのエゴなし人形などであってはならないのだ。少なくともハーレムアニメならばそうなるだけの魅力ある人間でなければいけない。そのうえでかつ共感もできるほど人間味ある個性や細かなキャラ設定などがあったキャラこそ人気主人公の条件であり、それを満たしたのがキョンであり一夏さんであり京介だと思っている。上条さんはちょっと違うけど。
俺は「スクールカースト」という言葉が嫌いだ。なぜかといえばそこに「カースト」という言葉が入っているからだ。
それはつまりカースト制…「どんなに努力しても上層に上がることはできない」という諦め、そして「旧態依然で表面的な意味のないもの」という負け惜しみがある。
だがそれはどちらも間違いだ。最底辺から中の下あたりを行き来していた俺だからこそあえて言う。努力すれば少なくとも中層に行くことは間違いなくできるし、外面のよさというものは確実にその人の価値の一部である。
結局この言葉の裏にあるのはそういう努力が実らない恐怖、そしてブサイクやセンスのなさという先天的なハンデを持っている絶望をバカみたいな相対主義で必死に覆い隠して目を閉じ耳をふさいで逃げ回る卑屈な根性だ。
もちろんスクールカーストで全てが決まるわけではないし、また全てが決まると思い込んでいる馬鹿は一定数存在する。
だが自分の戦えない土俵で戦うものをバカにする性根を俺は美しいとは思わないし、そんな性根がにじみ出て汚れていっている今の表現媒体に嫌なイカ臭さを感じるのは俺だけではないと信じている。

春アニメだいたい放送完了。
つーわけで一話見ただけランキングを。

1.はたらく魔王さま!
2.俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
3.フォトカノ
4.翠星のガルガンティア
5.とある科学の超電磁砲S

改めて見るとなかなかいいクールなのでは。何か毎クール最初そういって最後クソクールと言ってる気もするが。
でもベスト5を決めることにこれほど迷わなかったのも珍しい。ランキングも現時点では特に意味はない。どちらかといえば「これは面白い!」といえる作品5つである。どれも自信を持ってお勧めできる。順位はあくまで個人的思考と思ってほしい。


1.はたらく魔王さま!

あまり笑えないドタバタギャグかなと思いきや、生活感とペートス溢れる共感薄笑い系アニメだった。『天体戦士サンレッド』が近い。びっくりした。いやもちろんあからさまに笑わせるところもあるし萌えはきっちり完備なんだけど、それ以上に地味すぎる流れやじっくりした会話劇のほうが目を引いた。マジで電撃はかなり豊潤な作品群を持ってるんだなぁ。
そして何よりもその地味笑いをしっかり受けとり倍加する演出が素晴らしい。ベタだけど凝っている。間の取り方など笑いのセンスを感じさせる。細田直人といえば藍蘭島の謎超作画だが、監督になるとこうなるのか。落ち着いた笑いはどこか押井守すら思い出した。またシリーズ構成があの武装神姫の横谷さんということでやはりギャグ的に楽しみ。
絵もかわいい。ちょっと崩しすぎな時もあるけど。もちろん勇者かわいいけど魔王もかわいい。家臣との組み合わせはホモ的に素晴らしい。個性的で狙いもしっかりしている。期待!


2.俺の妹がこんなに可愛いわけがない。

いや至っていつも通りの俺妹ですけどね。やっぱり俺妹っていいなと。
ちょっとリアル系ハーレムラノベアニメって俺妹以降バカスカ出てきたけど結局超えることはなかったかなーと改めて実感。そういうのって当たり前だけど少しリアルにする意味というのが必要で、きりりんというヒロインはまさにその「少しリアル」が大事なキャラだと思う。一話なんてとても顕著だが、基本的には殴りたくなるくらいうざいリアル妹なのに最後の最後でちょーっとデレるというそのバランスはとても今風だ。
倉田さんの軽快な脚本も原作の良さはしっかり生かしたキャラデザも素晴らしい。ラストまでやるということで、とても楽しみにさせてもらう。


3.フォトカノ

いいねー。いい。
何がいいかわかんないけどいい。
やたらコンテ凝ってるしプールや青空など妙にセンチな青春記号を挟む癖に話自体は笑っちゃうほどエロしか考えてないバカシナリオなのが最高。これが監督がシリーズ構成も担当する監督アニメだってんだから今のアニメ業界は面白い。どうせ原作にわかりやすい話もないんだろうし普通だったらそれこそ『キミキス』みたいにバカなエゴシナリオぶちこむところだろうに。マッドハウスもいい仕事してるね!ちょっと絵が荒いけど!
これで意外と話も面白かったらマジで満点なんだが…とりあえず様子見かな。しかしゲーム原作アニメは外さないなぁ。声優も豪華でナイス!


4.翠星のガルガンティア

ぶっちー原作ということで正直さほど期待はしていなかったが予想以上に面白そうな設定でワクワク。まあ自分で「明るいシナリオ」とかいうんだからそりゃそうかと思うが、やっぱりぶっちーはやりたいことやらせないほうが面白いもの書くと思うんだよな。
キャラデザとロボデザが甘いのが惜しいけど、まあ普通に楽しみにできるレベルではある。いつも言ってるけど今のアニメは軟弱すぎるので、しっかりしたロボアニメを描いてまたアニメ界を揺さぶってほしい。あとの二つはどうも微妙そうなので。


5.とある科学の超電磁砲S

レールガンだなー。
特にいうことないね。強いていうなら上条さん分が一期より多そうなのでそこが楽しみかな。vs一通さんバトルもやるらしいし。あのぶっ飛んだシナリオを正統派演出タイプの長井が一体どういう風に映像化するのかは楽しみ。


こんなもんか。
はまちは引く。もうああいうエセコミュ障主人公いいよ…見てて全然楽しくない。ヒロインはかわいいけど、あやせの方が絶対かわいいし。
ニャル子は普通によさげ。一期と同じくらいには楽しめそう。OP俺は好きよ!
うたプリも求められてることをしっかりわかってる感じが伝わってきていいね。セシルさん登場シーンは爆笑しました。絵も綺麗だし普通に毎週見れるね。
デートアライブは白根さんということで見るかな。ラノベ独特のイライラ感はあるけどヒロインかわいいし。そこそこ笑えるし。
悪の華は…(苦笑)。

といいつつ一話で切ったアニメも多い(RDG断裁分離ゆゆ式デビサバ…少年誌アニメ系は全部つまんないこと知ってるので一話も見てない)。平均としては微妙かもしれないが楽しめる作品の量はいつもより多い…かな?上の5つのなかから突出したものが出てくることを期待してます。

最近まじめな記事ばっかだなー。
というわけで最近はまってるかわいい女の子の話でもします。

1.鈴ちゃん(リトバス)

かわいいね。
すっごいかわいい。まさか俺が鍵ヒロインに萌える日が来るとは。
鍵ヒロインの中では知能指数高めではなかろうか。いやバカだけど他の鍵ヒロインはちょっと会話が通じないレベルでバカなのでそれに比べればマシである。わふーとか言わねえし。
コミュ障ヒロインというのは最近大流行だがさすがだーまえ時代を先どっていたわけだ。しかもコミュ障というよりは人見知りする猫という感じで非常にいい。理樹の後ろに隠れて威嚇する鈴ちゃんは凄くかわいい。
またそんな鈴ちゃんが恭介とかに言われて頑張って人とコミュニケーションをとっていく流れも素敵すぎる。それを来ヶ谷さんとかにいじられるのがまたかわいすぎる。かわいい!とにかくかわいい!たまに耳生えるのも素晴らしい!
ただ恭介との兄妹関係をいまだ使っていないというのが少し気になっていて、もしこれで妹属性までついたらやばい。おれは死ぬんじゃないか。ヒャッハァ!声優も棒っちゃ棒だがそれが逆につっけんどんな感じになっていてまたナイス。うーむ。恐らく俺は鈴ちゃんがいたからリトバス見ていられたんだと思うな。


2.小鳩ちゃん(はがない)

基本的に俺はロリが好きなんだと思う。
12歳前後の妹キャラというだけでもう大体OKという浅はかさである。といっても小鳩ちゃんは実は最初はあまり好きではなく、はがないも夜空目当てで見ていた。
だが夜空がデレて魅力半減してしまい最初は二期も見ていなかったのだが、暇つぶしに見た三話の冒頭でやられた。
お分かりいただけるだろうか。テレビに夢中な小鳩ちゃんに小鷹が訪問者の応対を頼む。しかし小鳩ちゃんはテレビに夢中で生返事。そして小鷹が少し語気を強めたその時!
このぐずる演技がもう天才過ぎて花澤さんに金一封送りたい。あまりにもかわいい。ロリキャラのかわいさを熟知したはなざーさんならではの演技である。誰か花澤さんに国民栄誉賞を贈ってほしい。
小鳩ちゃんの可愛さはかなりのところ花澤さんのおかげだと思う。あの声で「あほー!」とか言われてしまってはそれはもうお手上げというものだろう。必死に同人誌漁ってしまうのもしょうがない。ロリのエロは好きじゃないんだけどね…。
またもう一つ小鷹もこの可愛さの一端を担っている。
ご存じのとおり小鷹は泣く子も黙るクズ主人公なわけだが、何故だか小鳩ちゃんにだけはいいお兄ちゃんになっている。素晴らしい。俺はなぜ惚れるのかわからないのに惚れるのは嫌いだ。だがここまで面倒見もよく大切にしてあげているのであればブラコンになるのもしょうがない。なぜここまでしっかりした男がヒロインに対してはああもゴミクズなのかさっぱりわからんが。
いやむしろ周りの女は突き放さず近寄らせずの生殺しキープ状態を保持しつつ小鳩ちゃんだけはしっかりかわいがるその構図はなんか逆にシスコンの気を感じさせてそれはそれでいいと思う。何となくおにあいの兄妹を思い出すね!どうでもいいか!


3.ひばりちゃん(閃乱カグラ)

あと俺アホも好き。
いや違うんだ。頭いい女の子も好きだよ?好きだけどアニメの頭いい女の子って何か中途半端っつーか主人公と相対すると途端に脳ミソすっからかんになるやん?あれが嫌なんだよ!むしろ主人公に一番厳しくするくらいの気概がほしいわけよ!つる子とか!
というわけでひばりちゃん。アホ。ただのアホ。忍術でうさぎさん呼び出すようなアホ。だがそれがいい!何も考えてない感じが素晴らしい!「やぎゅうちゃーん」とステテテ近寄るその姿はどこか某電波宇宙人を思い出させてくれる。アホな女やるならここまでアホにせなあかんよね!たまことか基本アホな癖になんか妙に普通で見ててイライラするだけなんだよね!
要するに唯ちゃんみたいなリアルでいたらぜってぇ猫被ってるだろって思う感じのイライラぎりぎりくらいのアホさがいい。それが二次元だからこそいい。わかるだろうかこの気持ち。わからないだろうか。わかってほしい!○でも×でもないもの!わかってほしい!他の例だとメイド様のさくらちゃんとかワーキングのぽぷらとか…ちなみによしかちゃんのアホはまた違うアホである!あれは天使だ!わかるかなぁー!


4.るりちゃん(ニセコイ)

そういう意味では上でいう頭いい女の子の代表として。
るりちゃんが一条に惚れないというのは作者は本当によくわかっていると思う。こういうキャラは余程のことがない限り男に弱みを見せてはいけない。清十郎ちゃんが惚れたときは少し残念だったが…というか最近頓にクソメガネとのフラグがビンビン来ていてキレそう。何なん?そういうのいいから!ほんといいから!
小野寺は西蓮寺のコピーだと思っている人は多いだろうが、あれよりずっと細かく作りこまれたキャラである。献身的で恥ずかしがりや、できる限り自分を出さず周りを立てる…どちらかといえばさやかちゃん的なキャラだと思っている。
そんな小野寺の唯一の理解者として彼女のために必死に(というか無理矢理に)フォローしまくるるりちゃんはとてもいい傍観者である。個人的にはこういうキャラはスタイルいいほうが好きなんだが…まあそれは置いておこう。メガネもナイス。
アニメ化するなら声は誰だろうか。やはり早見あたりが固いが日笠とかでもいい。いやでも日笠は明らかに清十郎ちゃんなので藤村さんあたりかな!意外と矢作とか内山とかでもいいと思うわ!つかはよアニメ化せーや!わかってるんやで水面下で進行中なことは!監督大槻さん脚本浦畑さん会社はA-1でお願いします!間違ってもマリーあてるなよ!わかってんな!


5.ジュード(テイルズオブエクシリア)

ジュード君はほんとかわいい。
俺の中の男の受けキャラの理想像をもう体現しているといっても過言ではない。
気配りできるが肝心なところは抜けていて、優しいけどどこか近づかせないところがあり、頭が良くて力も強く、なよなよしてるがちょっと男らしさに憧れるところもあり、押しに弱いけどたまにすごく攻めに入る。この絶妙なバランス。She said the balance is the most beautiful,yeah!
代永もこれ以上ないというほどの受け演技をしている。決して高い声だとかそういうわけではないのだがなーんか腹から声出してないへなへな感があり完璧としか言いようがない。テイルズスタッフは本当にキャスティングに関して恐るべきものがあると思う。
こんなキャラが沢城声のイケメン天然ボインちゃんのミラとくっつくという奇跡に俺は神の存在を確信する。あり得るだろうか。いや、確かに普通にあり得るカップリングだと思う。男女逆にしたらそこらに腐るほどあるし、今の軟弱男と最強女隆盛の時分いつ出てきてもおかしくなかった。だがそれこそ発明である。時代が求めたときに歴史を変える変化は訪れる!それがこの二人である!
いやもうどう素晴らしいかなんてマジ一万字あっても語りつくせないというか語るにはそれこそ俺的妄想エピソードを延々延々書かねばならずさすがにそれはただの夢小説であってこのブログで書くには忍びないので何とか耐えるが、一つだけ事実をもってこの愛を表すとすれば俺はこの二人のおかげで薄い本収集に目覚めた。五月の即売会にも突撃する。
ちなみに俺はこの二人に関しては基本女性向けのを買う。何度も言ってるが男向けの同人誌はバカすぎる。誰とも知れないブタが出てきていきなりミラを襲ってアヘ顔にさせて何が面白いんだアホか!いいか妄想というのは!公式がプレゼンするキャラ情報をくまなく読み取り!そこからキャラたちの日常をスパコンレベルの演算能力をもってシミュレーションし!その仮想現実において描写されたキャラの動きにおいて「これはたまらん!」と思ったところを抜き出し!それを全身全霊の緻密さを描くことなのだ!そんなそこらに転がってるエロ話に属性が一致したキャラあてはめてチンコおっきさせるだけのクソエロ同人はもはや発禁どころか焚書坑儒でも飽き足らない!
え!?女向けでもそんなのいっぱいある!?わかってるよ!俺も適当に色々買って後悔したこと何度もあるよ!特にホモにはあまりにそういうのが多い。そのときのげんなり具合たるや三日ほどオナニーできなくなるレベルである。
ただここで大事なのは「テイルズのエロを書いている女性向け同人」ということである。つまりホモが主力である女性向け同人の中で一般エロを書く気概がある、ボーダーを超えるアウトローである作家に大きな外れはない。それがここ最近同人買いまくって思った俺の考えである。
面白いのはやはりジュード君が受けになることがとても多いというところだ。ミラ様ノリノリである。マジジュード君姫受け。わかるよ!その気持ちわかる!確かにジュード君の受けレベルは高すぎてキャラ崩壊させずに上にするの苦労するよね!
ただやはり俺も男なわけでミラ様が下な同人も読みたい。もちろんクソアルヴィンなぞが相手ではないもので。だが解が出ない。存在するのだろうか?いやきっとある!俺は信じて薄い本を買う!あと個人的に学園コスのデザインが天才過ぎてやばいと思う!ジュード君のあれ何!?死ぬよ!俺死ぬよ!マジセーターがあんなに似合う男いていいの!?髪留めかわいすぎるだろwwwwwww伊達メガネヤバスwwwwwwwwwwwwぐへえwwwwwwwwwwwww


最後のは忘れてください。
俺みたいに今のアニメ見てウンチク語る奴でたまにいるんだけど、今のアニメにおいて萌えが理解できないというのはもはや何で見てるの?くらいの話なわけで、ブヒるということを知らない奴はもう一生昔のアニメ見てろよと思うほどである。
萌えは深い。素晴らしい。もっとみんな妄想するといいよ。楽しいよ!夜眠れなくなるくらい楽しいよ!「青…いいよね」「うん…いい」とかそんなつまらん話してないで「僕も大好きだああああああああああああああああああああああああああああ」って叫んだほうがいいと思うよ!楽しいから!時と場合は選ばないと社会的に死ぬけど!死んでもいいね!最初から死んでるからね!ゾーンビーオーゾーンビー!

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プロフィール
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性別:
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音楽アニメ漫画鑑賞
自己紹介:
キモオタ
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