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要するにディスクレビューするほどの気合がなくなっただけだね!
んでは。
•竹達彩奈 "春がキミを綺麗にした"
去年はいろんな声優がアニメ関係なくアルバムを出した年ではあったが、あんまり興味は持てなかった。
特に巷でバカ受けしてるざーさんのアルバムはなんかもうこれただのざーさんダシにした渋谷系同窓会やんと。そりゃいいポップスはできるだろうがそれならそれぞれの元の曲聞きますよねーみたいな。
ただ竹達のほうは…まあそれでも玉石混合ではあったがなかなかよかった。
特にこの川本真琴作詞作曲の歌は歌詞もまさにガーリーポップな感じで竹達が歌うにぴったりのかわいらしいもので、コード進行もなかなかおしゃれ。アレンジも綺麗にまとめられていて、とても愛聴させてもらっている。
しかしないすとぅミートぅはねえだろ…それでいいのか沖井さん。
•悠木碧 『メリパ』
こちらもさっき言った声優アルバムの一つだが、意外や意外素晴らしい出来だった。
何がすごいって世界観というか、爆裂する痛さ。
とにかく悠木碧の痛オタ女子まるだしなキャラを完全に具現化する新居保刈のハイセンス中二楽曲がいい。ここまでファンタジーな世界観を強固に打ち出す感じはなんとなくきゃりーぱみゅぱみゅを想起させて面白い。
また、悠木碧の歌唱力はシンフォギアでマイナスに実証済みなので非常に心配ではあったが、それもキャラ作りして歌うという方法でカバー。もちろんさっき言った痛曲以外で見せる普通な歌唱はやはり少々きついものがあったが、逆にキャラ作りした歌い方はそれこそ本業である声優業で見せている恐るべき才能をいかんなく発揮しており、圧倒される。"夜の扉とメリーゴーランド"の間奏後に歌う彼女は俺の中でもう原田郁子にすら聞こえてしまう。
•Daughter『If You Leave』
モグワイが出るということで参戦確定となったHostess Club Weekenderであるが、暇なのでほかの出演アーティストを聞き漁っていた中で見つけたのがこれ。
クリーントーンのアルペジオギターにタム多めのドラムに女性ボーカルというのは完全にBeash House+The XXだが、昔買ったRachal Yamagataを思わせる女性ボーカルはとても綺麗で、そこにたまに合わさるまさにモグワイというかシガーロスな轟音ギターもナイスである。モグワイと一緒に出るのがよくわかる。
チャーチズもアルバムよかったし、HCWなかなかワクワクである。エラーズは微妙だったけど。
•かめりあ "電子的生死表現"
昔紹介したかめりあさんのアルバムを買ってみた。
正直全体としては似たような曲が多く微妙な感じもあったが、この人のワブルベースの使い方はなんか面白いなーと思った。
今ワブルベースといえばEDMやブローステップで使われるチャラ音楽の象徴的な感じであるが、この人は(もちろんそういう曲もあるけど)もっとインディマナーというか文学的な使い方をしているのが面白い。
特にこの曲は冒頭なんてまるでBloond Redheadみたいなメロディなのに、突然サビ後にワブルベースが飛び出す。しかもそれも作曲ソフトに最初から用意されているステレオタイプな感じではなく、聞き応えのある面白い響きがある。
それはまるで躍らせるために生まれたディストーションギターがシューゲイザーを経てオタク要素の一環となっていくような感覚…というのは妄想しすぎにしても、かめりあさんのEDMとオタク的音楽要素の融合は面白いのでこれからも追っていきたい。
•"神サマといっしょ ~jumping Skycat A-bee REMIX~"
きっかけは"もぎゅっと“love で接近中!""。
ハイレゾのアニソンがなかったので忍び難きを忍び買ってみたラブライブソングで、そのバッキバキな音像にびっくりして編曲者を見たらA-beeとかいう知らん人だった。
そのあとにまたハイレゾアニソンを探すうちに猫神やおよろずのOPに当たり、カップリングの虹リミクス(これもよかった)目当てに買ったらついてきたリミクスがまたA-beeさんだった。
これはいい。素晴らしい。圧の強い音をチョップするイントロも今時でナイスだが、ブレイクでアゲつつピークで音を入れすぎないのもまたちゃんと時流に沿っててナイス。またメロディ自体は意外と原曲に沿ってるし、やたらしゃんしゃんいうのも原曲愛を感じられてナイス!
この人もしっかりしたクラブアーティストのようだね。こういう出会いがあるからアニソンめぐりはやめられない。名前を憶えておきましょう。
なんかオタすぎるなー。あとはTim Heckerの『Virgins』とかモグワイの新譜とかDrake『Nothing Was The Same』もよかったんだけどね。
定期的に更新していきたいと思います。では。
最近のアニソンでよく聞くものでも紹介します。
1.マジLOVE2000%
1000%の方もかなり楽しませてもらったが、まさかそれを上回る曲を出してくるとは。
まず何よりも歌詞がすごい。「ST☆RISH Forever」「1000%だけじゃもの足りない アゲましょう2000%LOVE」「全力全開で2000%君のことを Love You」「誓います つーか俺らは永遠ST☆RISH」「Please Call ST☆RISH ずっと一緒に…」わかったよ!俺のこと好きなのわかったから!と言いたくなるほど全編通して愛の言葉。上松さん作詞の才能もあると思うわ。
合いの手も意味不明。シュッシュッ!とか何?忍者なの?レンさん誰にサンキューしてるの?何がOKなの?わからない!わからないよ!
曲ももちろんアゲアゲイケメンソングで最高。前のようなKPOP的グルーヴは後退したが逆にプログレレベルのころころ変わる曲構成は面白い。しかもボーカルのローテーションが前にも増して早いのでもう何が何やら過ぎてナイス。そのうえそれぞれのボーカルがちゃんとキャラ立ちしてる(ひたすらイケメンなレン、ひたすらドへたくそなショウ、ひたすらエロいトキヤ、ひたすらキモいセシル、ひたすらGRANRODEOなナツキ、ひたすら普通なマサト、あれ?一人忘れてるような)。アニソンとして完璧。
ダンスも作画は相変わらず素晴らしいし(I Need You…からの部分の作画は必見)、男のガチ腰ふりとか忍者移動とかマサト渾身のHとかもう笑いどころありすぎて聞いてて元気が出てくる。素晴らしいと思います!
2.恋は渾沌の隷也
これも上同様前作OPがバカ売れしてさー二作目のジンクスは?というところだったが、やはり素晴らしい曲となった。
とにかく前作より数段アグレッシブ。前作"太陽曰く燃えよカオス"はやはり未だジンギスカン的ディスコへの引用を一義にしたお遊び感があってそれがまたいい味出していたわけだが、今作はそこからさらにパンク精神というかノリ重視にしてきた。
まずベースを歪ませているのがいい。リズムは相変わらず四つ打ちなのがちょっと残念だが裏拍のカッティングギターや荒々しいブラス、そして畑亜紀のセンス全開の詰め込みまくりリリックと阿澄佳奈らのノリ重視歌唱とその全てが先述したお遊び感をテンションに変えている。
曲構成ももう少し前回と変えてきたらさらにおもしろかったと思うが(ギターソロはさすがに変わらなすぎ)、素晴らしいアニソンであることには変わりない。あとOPも今回のほうがセンスいいね!
3.せーのっ!
とにかくストリングスが綺麗。
ここまで開放感を与えてくれるストリングスというのは…アクエリオンのOPくらいか?
全体の音像としても中高音重視でアコギやピアノなど使っている楽器に清潔感があり、またかといってグルーヴがないわけではなくリズムに勢いがあるのも素晴らしい。
ボーカルも面白い。三者三様の声優をかなり細かくパートわけして歌わせていく手法はやはり楽曲に勢いを与えている。個人的に津田美波の特段うまいというわけではないのだがボーイッシュで伸びのある歌声はかなり惚れた。ぜひこれから歌手として活動してほしいくらい。
どうやら作曲者はボカロPらしく、確かにこんなセオリー無視なアレンジはプロの仕事っぽくないなと思ったが逆に言えばとても個性があるいい作曲家ということでもある。惜しむらくはこれほど綺麗で爽やかで力強い曲だというのにアニメ自体はただの平凡な日常系だったということだが…もしこれがフォトカノのOPだったらと思うと残念でならない(いやフォトカノのOPもいいけどね)。
4.To Be Continued?
アニメは1話で切ったのだが、CMで流れてそのファンキーさに驚いて買ってみた。
何がすごいってAメロはほぼメロがないといっていい。全編にわたりその個性を全てリズムに明け渡しているという事実。民族音楽的三連シンコペーションと細かいパーカッション、気持ちよく合の手を入れるブラスとホイッスル。いい感じに歪んでいないギター。重くうねうね動くベース。ただひたすらに素晴らしいガンボである。ボーカルも無駄に歌い上げず華を添えるに徹しているのが素晴らしい。
こういう突然変異ソングがあるからアニソン視聴はやめられない。どうやら作曲家はアニソン畑の人ではないようだが、ぜひこれからもアニソンを作っていただきたい。
5.Girlish Lover
ボーカルがかわいすぎる。
音程よりキャラを表現することを優先した歌い方はアニソンのお手本とすらいえよう。特に金元のほにゃほにゃした感じとかあいちゃんの「だめっ!」の部分とか何回聞いてもニヤニヤしてしまう。つか茅野は歌うと何か80年代アイドルっぽくて凄くいいんだよね!もっと歌歌えばいいのに!
音も基本はアイドルソングのマナーに沿ったポップスなんだが、まずドラムが重すぎて受ける。何アレ。何でフィルインあんながっつりしてんの!こんな存在感あるドラム聞いたのHELP!!!以来だわ!
ギターもブラスもとにかく古ーいアイドルソングっぽくてナイス。その引用の仕方は"LOVELOVELOVEのせいなのよ"のような2000年代前半の箸にも棒にかからないクソ萌えアニメ主題歌を想起させる。この作曲家が所属しているFirstCellというグループはあまりよく聞かないが、変猫なども聞く限りどうやら古き良きアニソンを愛している印象がある。
最近のアニソンは逆に何かの参照が激しすぎる感もあるので、ここらでそういうTHE アニソンを継承する人たちが出てくるのもなかなか面白い。期待です。
あとは"reunion"、"夢の続き"、月花"、"ギャグ"などなど。
最近配信で買ってるんだけどファイルのプロパティに作曲者とか入れてくれないもんかね。いちいちググるのめんどいんだよね…かといってCD買うほどのもんじゃないのも多いし。そこらへんやっぱり日本だなぁって思います。
夏!
フェス!
クソリア充どもがアホ面下げて踊り狂う時期ですね!
そんな中大学二年生のサマソニ以来ほぼボッチを貫いている私が、同じく友達も彼氏彼女もいない!だけどフェスは行きたい!という同好の士に僭越ながらボッチフェスの心得でも授けようかと思います。
1.周りは全部敵
とにかく周り全部リア充です。
それなりに覚悟はしているでしょうが甘いです。マジえ?世界にこんなリア充っていたっけ?って気分になるくらいリア充で埋め尽くされます。コミケの時にえ?オタクってこんないたって?という気分になるのと大体似てます。
カップル家族連れが半分サークル的男女グループが半分。男のボッチなんてマジ数えるほどです。え?女一人?天然記念物です。いたら写真撮ったほうがいいレベルです。
つーわけでもう全部敵だと思って間違いありません。情けは無用です。隙あらば突き飛ばし落としたものは踏み潰し、モッシュではできる限り戦いを挑みましょう。そこでできる友情だの恋愛だのクソ甘い考えは捨てましょう!戦いです!ウォーです!向こうからしてみりゃ隣に見知った男女がいるのにクソボッチなんぞせいぜい上から目線の同情が関の山です!そんな情けを預かるくらいなら目が合う端からケンカ売ってった方がマシです!サーチアンドデストロイ!ただマジでケンカ売ると追い出されるので気を付けて!
2.音楽を楽しめ
大自然の中でゆーだいな音楽をなんて戯言は右手にスケがいるサルのものです。男がボッチでやっても寂しくなるだけです。どんな美しい光景も神秘的な風景も一人で見れば自分がいかに場違いか思い知らせてくる悪魔の囁きです。
フェスとは何か!ライブの集合体です!
くだらん休憩時間なんて捨てましょう!隙あらば移動!隙あらば柵前!見るべきはアーティストそれのみ!聞くべきはスピーカーから流れる爆音!足が棒になろうと脱水症状になろうとひたすら死ぬ気でステージ間をはいずり駆け回りましょう!
あとそういう意味でなんぞおセンチな歌メロバンドなんて絶対見てはいけません。周りを見渡せばそこらじゅうで手をつなぎ肩を寄せ合いキスをしまくるクソカップルが!いけません!爆音爆音!とにかく重低音鳴り響きそこらじゅうで野郎が暴れまくるアーティストを選ぶようにしましょう。
3.飯は最小限
まず飯というものそれ自体リア充が楽しむものです。
フェス飯とかいうのはクソマズい上にバカ高いくせにやたら並びます。当然その間前や後ろのアホサルたちのキャッキャ笑い話を聞かされるわけです!イライラ!イライラ!これはよくない!
というわけでまず並んでいないけどまずくはない店を探しましょう。まずくはない店なら探せばあります。麺類系は固いです。そこでフェスの食いものは全部調達しましょう。いろんな味を楽しむなんてあほなこと考えてはいけません。
そして五分で食い終わりましょう。食べ歩き?馬鹿言っちゃいけない!ここは戦場ですよ!?そんな腑抜けた真似で戦えますか!10秒チャージ!8時間キープ!これ兵の基本です!
また一日1,2食をお勧めします。確かに死ぬほど腹減るでしょうが、食いすぎると今度はウンコしたくなります。そうするとやっぱり並びます。まあこの場合男女別なのでアホ話も半減ですがそれでも時間の無駄には違いありません。できる限り摂取せず、出すときは一気に!俺はフジロックの三日間ウンコ一回しかしませんでした!
4.ツイッターを使え
リアルはボッチの悲しいクズですが、ネットならそれなりに話し合う相手もいます(ということにします)。
つーわけでツイッターでいかに自分がボッチか自虐ネタで書き込みまくりましょう。そうすることで少しは寂しさも緩和されます。ただしあまりやりすぎると興味ない人からリムられるのでほどほどに。
写真もライブ中以外なら許されるでしょう。後で見返すとそれなりに思い出になります。さみしい思い出だけどな!
5.妄想する
最後の手段です。
実は隣にあずにゃんがいると考えましょう。「先輩!ブッチャーズ始まっちゃいますよっ!」「ほらー!先輩が遅いからもう二月やっちゃったじゃないですかぁー!」「次はどこ行きます!えー…ハナレグミですかぁ?私あんまり好きじゃないんですよねー…」「…でも…先輩が行くなら、しょうがないなぁ♪」ほら!幸せいっぱい夢いっぱい!あれ?目から汗が?そんなことない!とっても楽しい!三次元がなんぼのもんじゃい!こちとらキレない拗ねないふて腐れない音楽の趣味も最高の完璧美少女ツインテールが…あれ…ここにいたのに…どこ行っちゃったのかな…あずにゃーん
なんか何で俺フェス行ってんのかわかんなくなってきました。
まあとにかく基本的に言いたいことは「音楽を楽しむことに集中しろ」ということです。フェスって意外と行楽的な扱いにされてることも多く、フジロックなんてアーティストはトリだけ見てあとは寝てるだけとか普通にいるらしいんですが、まあ言うまでもないですがそういうのってほんとリア充だけの楽しみだと思うんで。
そして意外と音楽だけ楽しむのは大変です。足痛くなるし。腹減るし。喉乾くし。でもそういう苦難を乗り越えた先のライブはそれはそれは楽しいので、ボッチフェスも案外悪くないですよと。うわ我ながら嘘臭ぇ締め!
ということで最近よく聞く曲を適当に貼っていきます。
1.ODDS & ENDS
これは泣いた。
実は今までryoが…というよりボカロPで有名になったそのほとんどが結局他分野に羽ばたいていくのを見て何とも言えない気持ちになっていた。もちろん一回ボカロをやったらボカロ以外やってはいけないかというとそんなはずはないしというかたとえ踏み台のためにミクを使ったとしてもアーティストとしては何ら非難されるいわれはないわけだが、それでもやはりある程度以上のブレイクスルーができないボカロの現状を鑑みると考えてしまうのも仕方なく、ハチもwowakaもボカロを捨てた今何よりもその知名度実力ともにレベルアップしたsupercellには頑張ってほしかったと思っていた。
そこでこの歌詞である。
正直初期RADWIMPSも真っ青のナルティシズムではあるが、いやしかし上のようなつまらんことを考えていた自分にはかなり効いた。俺が思っている以上にryoは考えていたわけだ。「僕は僕自身だ」という歌詞の痛烈さはミクとボカロPの関係性について馬鹿みたいに考えた自分ならよくわかる。
曲も"メルト""ブラックロックシューター"直系…つまり俺の好みど真ん中のsupercell節で、ワンパターンと言ってしまえばそれまでだがやはり素晴らしい。最近は働きすぎだとも思うが彼は本当に売れた。ここまで考えているならもうとやかく言うまい。ボカロ出身アーティストとしてどんどん売れていってほしい。
2. Suit & Tie
ジャスティン・ティンバーレイクは2ndを聞いてそのカッコよさにぶっ飛ばされた思い出があり、再始動ということでかなりワクワクしていたのだが、まさに予想に恥じない素晴らしい曲を挙げてきた。
ていうかまずこれはPVがいい。よすぎる。あのデイビッド・フィンチャーがイケメンをカッコよく撮る。あまりにもカッコよく撮る。死ぬほどカッコいい曲の上で。もう何もいらない。死ぬ。
しかもタイトルは"Suit & Tie"。イケメンがスーツ!これはひどい!濡れ濡れであるデュフフ!ティンバーレイクがかっこいいなんてもんじゃない。キムタクが七千人集まっても勝ち目がない。
あと個人的にJay-Zの登場シーンがやばすぎてもう射精する勢いである。何気なく座っていたJay-Zがカクテルをくいっと飲んでさっと現れラップ。アホか!天才か!天才かデイビッド・フィンチャー!
楽器使いは古いのに音作りは新しいトラックも最高。かのティンバランドである。これがアメリカのヒットチャート1位である。日本もエグザイルとかこれくらいやってくれよ。「すきだぁ~会いたい~」とかサルみたいに言ってないでさ。
3.Bloody Stream
というわけで日本のイケメンソングを一つ。
あの素晴らしい一期OPの後一体どんな曲を…と思ったらまさかのノリノリファンキーアニソン。
とにかくこの曲は歌詞がいい。一度カラオケで歌ってみてほしいが、とにかく気持ちいい。音に乗せる言葉としてとてもハイセンスである。しかも文字としてもカッコよくアニメのストーリーともちゃんと絡んでいる。これほどレベルの高いアニソン歌詞はなかなかない。さすがこだまさおり。
大森さんも長年のキャリアを生かした90sっぽさに新しさを加えた聞き応えのある曲を書いている。個人的に歌手はもうちょっと普通に歌がうまい人を当ててほしかったな…とも思うがまあ貶すほどでもない。いい歌です。
4.Missing Beatz
最近買ったアルバムでは断トツでいい電気グルーヴの新譜『人間と動物』。
レイヴすぎず遊びすぎずいい感じに曲も歌詞も面白い素晴らしいアルバムだが、その代表ともいえるこの曲。
「かなりの人だまり セッカチの人ばかり ダンガリーのシャツいたり カントリーの歌手ばかり」
ナイスとしか言いようがない。誰かが「電気は今何度目かの最盛期にあるかもしれない」と言っていたがマジでそうかもしれない。
このユーモアと面白い音作りは何となくLCDサウンドシステムを思い出してしまう。特に"The Big Shirts"では本当にそう思った。もちろん他の曲では卓球らしいレイヴサウンドも発揮されているのだが…って何か『人間と動物』のレビューみたいになってきたな。
ミイラズもこれくらいのユーモアを持ってほしいものだ。あと音楽素養。
ちなみにこのPVオチが面白いのでぜひ最後まで見て下さい。
5.Time to Dance
前書いたサマソニ予想でシューズを書いたとき「今どうなってんだ」と思って調べてみたら予想以上に面白いことになってた。
何故かサポートが二人いる。その二人がどっちもドラム叩いてる。しかも立ってる。というかシューズの一人もドラム叩いてる。もう一人は何故かベース弾いてる。あれ?フレンチエレクトロだったよね?
曲もディストーションベースや音圧の強いキックよりも何か楽しげなシークエンスと生音ドラムのどちらかといえばCSSとかゴー!チームとかああいう感じ?ジャマイカとかに近寄ったと考えればいいのだろうか。よくわからない。ただ彼らのクラブ系アーティストにあるまじき人懐っこさは相変わらずどころかさらに過剰になっていて、むしろそのためにこんなよくわからない編成になったのかと思うほど。
いやはや面白い。マジでサマソニに来てくれないものか。無理そうだけど…予想外れまくってるし。でも来てほしい。
というわけで五曲。何の統一性もありませんな。
最近はほんと耳が軟弱になっていけない。アルバム単位で曲が聞けないしちょっとでも分かりにくいと飽きてしまう。曲単位でばかりはまってしまう…ジェイムスブレイクの2ndとかちゃんと聞けるか不安だ。では。
サマソニがアーティストを発表。
個人的にまず第一弾でビビッと(見てるよな!国民の義務!)来た。
といってもMuseとMetallica…ミューズといえば中二丸出しバンド、今更メタリカというのもよくわからん…というのが一般洋楽リスナーの感想な気もする。
だが、俺はここから清水さんのコンセプトが何となく読み取れた。
そしてそれは第三弾のLinkin Parkで確信に変わった。そのコンセプトとはヘビーさである。
浮ついたへなちょこロックに飽き飽きした清水さんがサマソニこそ重低音に染めるべきと信じ、よく言われるような2006年の再来とばかりにあの頃の爆音ロック勢を呼び戻したのではないか。
それは俺の個人的流行ともリンクした。ヘビィでラウドな中二病ロックが聞きたい。バカみたいなキックとギーギーいうベース、アホみたいなディストーションギターとシャウトが放たれるスピーカーの前でモッシュしたい。
といっても売れ線バンドだけで終わらせるつもりもない。それが第二弾発表でのJake Buggでの意思表示だろう。表で爆音、裏で小粋。それこそ表でメタリカとリンキン裏でScritti PolttiとMassive Attackをやった2006年と同じである。決してラウパにするつもりもない…そういう気合も感じ取れる。
もう今年はサマソニ確定である。というわけでその勢いで今年のサマソニを予想してみました。
最初はてけとーに思いついたのだけツイッターに書こうと思ったんだけど考えるうちにどんどん膨らんでいって、最終的にはサマソニの過去ラインナップ調べたりここ最近のロッキンオン引っ張り出してまでの大予想になってしまった。
といってもまあよくある予想ではあると思うが…まずは鉄板から。
Arctic Monkeys
Asian Dub Foundation
HADOUKEN!
Kasabian
The Prodigy
Tame Impala
Grizzly Bear
ねごと
サカナクション
まずアクモンは100%来る。つか来い。
メタリカリンキンミューズときてアクモンが来ないとか許さねーから。メタリカもアクモン好きらしいし。メタリカフェスにも出てたし。ジェイクバグもアクモンと近いらしいし。ていうかはよあのシングル生で聴かせてくれや!フジでも見たけど客が妙にスカしててつまんなかったんだよ!やっぱソニックとかマウンテンくらいがいいと思うんだよ!もう二回呼んでるわけだし!頼むわ!
ADFはまあ…フジかなー。いやフジだと思うけどあえてここでね。Primal Screamも去年来たやん?頼むで!最近フジにも来てないし!どっちかっつーと都会の方が合いそうな音楽っぽいし!コンクリの上であのミクスチャーロック頼むで!
ハドーケンはEMD流れで何か海の向こうでそこそこウケてるようだ。日本では微妙だがだからこそ今!昔呼んだよしみでもう一回!来るとしたらダンスステージトリかソニマニか…。
カサビアンはもうね。毎年鉄板ていうかね。カサビアンのライブは欧米フェスの中継見ていつも楽しそうだなーと思うんでお願いします。"Vlad the Impaler"聞きたいっす。
プロディジーは…難しいとは思うんだが。もしブッキングされてたらとっくに発表してる気もするし。特に新譜出してないし。ただ最近来てない気がするしそろそろいいんじゃ…ソニマニあたりで。やっぱこういうメタル寄りのクラブアーティストはサマソニに合うと思う。
テームインパラとグリズリーベアーは鉄板というほど可能性高いとも思わないけど、どっちも昔サマソニに出て(特にインパラはEPしか出してない段階で)今結構評価高いってことでソニックの中盤あたりに来そうな予感。インパラはかなり固いと思うな…グリズリーベアーは来てもフジか単独な気もするしていうか新譜まだ聞いてないけど来たら買うよ!だから来て!
邦楽はまあどうでもいいかもしれないけどこの二組はかなり売れてるし昔サマソニに出たのにまだいい位置で来たことないので今年来るんじゃないかなーと。サカナクションはアイランドステージトリもあり得る人気だけど個人的にはソニックのトリ前とか頑張ってやってほしい。行かないかもしれないけど。サマソニそういうKYブッキング好きだし。
というわけでかなり自信がある予想を書いてみました。
次は来るかなー?来そうだけどなー。来てほしいなー。というレベルのものを。
The Killers
Rage Against The Machine
Sound Garden
Bruno Mars
Queens of The Stone Age
Massive Attack
The Fratellis
The Klaxons
Enter Shikari
The Qemists
Two Door Cinema Club
Deadmouth
65days of Static
The Rapture
Sleigh Bells
The xx
Foals
Iceage
Death Grips
Major Razor(Diplo)
The Shoes
Mutemath
The Mirraz
8otto
andymori
The telephones
電気グルーヴ
上二つはねーだろうな!とは思うが来てほしいな!という思いも強いので。
来てもフジだろうな…特にキラーズはフジが毎度ブッキングしてドタキャンして繰り返してると思うのでサマソニになんか来たら大騒ぎだわ…ていうか発表されても来ねえ可能性大。レイジも今年はフジの噂だし何よりこんな大物隠さないだろう。まあ期待するだけならタダなんで。
逆に次の二つは結構可能性高いとは思う…が正直来てほしいとは思わない。サウンドガーデン来るならAudio Slave再結成して…と思うのは俺だけかなやっぱ。ブルーノマーズは「夏に行くよ!」って言ったらしいし固いのでは。やっぱりどうでもいいけど。
QOTSAも今年のサマソニの色にはぴったりだが…去年ブッチしたしなぁ。サマソニ来る暇あるならフジ行けよ感ある。
マッシブアタックはかなり鉄板では?うーん新譜とか出してないんで難しいとは思うがフジで見たライブがすごい良かったのでかなり来てほしい。まさにRemember 2006!行ってねーけどね俺!
フラテリス~デッドマウスあたりは結構妥当な線だと思うんだがどうだろうか。来たことあるし最近来てないし。フラテリスは再結成したらしいからぜひフジかサマソニどっちかには来てほしい。エンターシカリも意外と最近サマソニには来てないんだよな…驚いた。どう考えてもサマソニっぽいのに。もしくはソニマニ。クラクソンズもケミスツも存在感薄いけど同じような感じで来てほしい。クラクソンズはそろそろ新譜出すらしいし
デッドマウスなんて売れる前にブッキングしてシカトこかれたんだぜ。今こそ来いよ!スクリレックスはフジにやるから!
65さんはもう常連ですしね。来て!
ラプチャーは2006年に来てるし最近来てないし。いいんじゃないすかね。どうでしょうかね。
スレイベルズやxxはアルバム出したのでフェスに来そうという単純な発想。スレイベルズはさっき言ったヘビィさにぴったしなのでぜひ来てほしいが最近来日キャンセルしたらしいんだよな。無理かな。
フォールズとアイスエイジも来年新譜だすので。アイスエイジは一昨年来たから難しいかな…今年はフジ!とか言いそう。フォールズも二回ともフジだし。まあフォールズはともかくアイスエイジはぜひ来てほしい。
デスグリップスは無理かな。怖すぎるか。OFWGATA的な感じでありかと思うんだけどこういうエグい系はフジの印象もあるなぁ。微妙。
メジャーレイザーもフジかなぁ。何かフジ予想みたいになってきたな。でもこういうアゲアゲアーティストは絶対サマソニのほうが合うと思うんだよなぁ。ソニマニとか。何がダメなのかしら。
シューズとミュートマスは過去のサマソニ見返して「あ、こんな奴いたな」と思ってなんとなく入れてみた。二人とも最近めっきり話を聞かないが…シューズは初サマソニの初アーティストだったのでぜひ個人的に来てほしい。
邦楽勢は昔サマソニのオープニングアクトやった人たちが売れ始めてて、そういう意味じゃサマソニってすごい見る目あるんだけど(ねごとやサカナクションもそう)、ただ逆にミイラズもアンディモリも一昨年来たからなぁ。テレフォンズは最近連続じゃねーか?だから逆に来そうだが。オットーはスマッシュとベッタリだし。いや気持ちはわかるけどさ…ミイラズとアンディモリとオットーどれか一つは来てほしい。
電気は最近精力的だし去年はフジだったから今年あるかな?と2006のInkと2005の電気×スチャダラを見て妄想。まあでも無理かな…ソニマニとかなら有り得そうだけど。最近マイ電気ブームが来てるのでぜひお願いしたい。
というわけでそこそこ来そうなアーティストを挙げてみました。
最後に来ねーよ!わかってるよ!わかってるけど一応ね!的なアーティストを。
Eminem
Justin Timberlake
drake
M.I.A
How To Destroy Angels
Daft Punk
Justice
Factory Floor
James Blake
The Draytones
120days
UVERWORLD
Nothing's Caved In Stone
Vola & The Oriental Machine
初音ミク関係
Killer Mike
The Joy Formidable
Wolfmother
Lou Reed
エミネムとか来たら完全に祭り。100%ねーけど。
ティンバーレイクも最近活動再開したけど…まー無理だろうな。すげえ来てほしいけど。SexyBack聞きたいけど。
ドレイクとMIA、HTDAはまさに微レ存だが…無理だろうなぁ。やっぱ大物はある程度以上は「もう発表してるはず」という論理で封じられるよね。でもNINのラストライブはサマソニだったわけだしコーチェラにでるし…無理か。ダフパンも結局噂だったし。
ジャスティス、ジェイムスブレイク、ファクトリーフロアはそこそこあり得るけど(最後はあり得ないか)何よりもまず去年フジで来たっていうのがネックで無理だろうな。JBとか超来てほしいけど無理だろうな。ジャスティスとか超盛り上がるだろうけど無理だろうな。ソニマニでも無理だろうな。うん。
ドレイトーンズと120デイズはサマソニでよくある謎新人枠のメンバーで今でも俺がそこそこ好きなバンドなので挙げてみた。まあ二組とも今何してるのかさっぱりわからんが…120デイズは2ndだしたらしいけど。来ねーだろうな。
邦楽勢としてはむかーしオープニングアクトででたウーバー様がまさかのリンキン前で降臨なされる可能性が…いや無理だろうけどちょっと生で"クオリア"と"Core Pride"聞きたい衝動がある。
逆にNCISはサマソニ超常連なんだけどさすがに去年来たからムリカナ?ムリダナ!でも期待したい!生で"Sprit Inspiration"聞きたい!
ボラはね…最近活動めっきりしてないからね…2009サマソニでその素晴らしさを知った自分としてはぜひ見たいんだけどね…ていうか今のとんがりまくったアヒトさんがこんなチャラフェス出るとは到底思えないという。ロッキンオン系でも出ないし。ぐぬぬ。
ミク様はあり得ると思うんだけどなー。パフュームにも少女時代にもケツを振れる清水さんなら全然余裕だろ。まあでも本領を見せるにはハードでもソフトでもあまりにハードルが高いからよほど本気でミク様出す気がないとロキノンフェスのようにミク縛りDJにミク絵のVJつけるお茶濁ししかないんだよなー…さすがにそれは意味がない。かといって本気でミク様出すならマジソニッククロージングとかの奇跡しかないわけでそれはやっぱ無理…かな?チラッチラッ
次の三つはまあ今俺がはまってるからというそれ以外の理由は何もないんですけどね。ええ。
ルー様はメタリカとのコラボがあったから召喚して!というツイートを見たので。そのアルバム聞いてもないけどね。
というわけで挙げてみました。まあこれだけ挙げればいくつかは当たるでしょうけど。
フジは半分がお馴染みだし残りのうちの半分も予想するだけ無駄な謎民族バンドだし何より全体の方針が決まってるので安心できる代わりに予想する面白さはない。
だがサマソニは毎年毎年結構方針が変わる。クラブ寄りだったりメタル寄りだったり懐かし系だったり。そして何より時代と寝る覚悟があるのが素晴らしい。ももクロを出せるその尻軽さは間違いなく驚嘆に値すべきものだと俺は思う。
もちろんそのせいで迷走する年もある。KY過ぎる流れもできる。だがそういうのを含め楽しめる多様性というか雑種性こそロック…いやポップミュージックの楽しさではないか。
確かにフジは素晴らしい。あれほど大きなフェスであそこまで時代に流されない、筋を通したラインナップをすることもまた勇気が必要なことである。またインディ関連はやはりフジが一歩上だと言わざるを得ない。正直去年アリバイ作りのようにブッキングされたSt.VincentやGrimesはかわいそうに思えてしまった。そこはちゃんと流れに沿ったインディアーティストを入れるなりポップに振り切れるなりすべきだっただろう(そういう意味で今年のヘビィというコンセプトにぴったりなインディアーティストのMars Voltaが解散に近い状況になってしまったのはとても悲しかった。もしその報が無ければアクモンの上に挙げていたのに)。
ただそのバランスの不安定さこそがまさにサマソニの魅力である。ミクがフジに出る可能性は0%だろう。だがサマソニなら1%の可能性がある。その差は大きい。固定されないダイナミックなフェスとして俺はサマソニを支持する。今回の予想は大外れかもしれないが、それでも今年はサマソニに行く。それがフェスそのものの良さというものだろう。
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好きなアニメ:
パトレイバー劇場版2.瀬戸の花嫁
好きな音楽のアーティスト:
モグワイ,スピッツ
好きな漫画:
宮本から君へ,ガンスリンガーガール
好きなラノベ:
イリヤの空,UFOの夏