もういい加減スケベでもてない男を友達に持つなぜだかある女の子にすごい好かれる冴えないけどいい性格の男子を主人公にするのやめないか。

こういうTHE　無個性な主人公ってエロゲからきてると思うんだけど，エロゲはまあしょうがないと思う。もし主人公のキャラ立てたら否が応でも主人公の話を全ルートでやらなくちゃいけないわけで似たような話を五回も六回も見せられたらそれは確かに嫌になる。それなら無個性にしてしまおうって発想はわからんでもない。それでもやり方はあると思うが。
しかしラノベでそれをやる意味がわからん。
よく聴くのが「オタクが感情移入しやすいから」とかいうが納得いかん。こんないいやつのどこに感情移入するのか。やたら恋愛に関しては疎いくせにいきなりイケメンな発言をして，女の裸をみたら「隠してー！」と真っ赤になって叫び，かわいそうな人がいたら危険があっても飛び込み，大切な人のためなら死ぬことすらいとわない奴にどうやって感情移入するのか。
主人公だって立派な登場人物なわけで，そのキャラを無個性にしていいはずがない。別にそういうキャラ概手もいいと思うがいくらなんでも多すぎるだろ。そりゃそんな奴消して女だけのもん作ったほうが売れるに決まってる。
別に成田みたいに異常なキャラ立ちしたもん作れとはいってない。むしろキョンとか上条さんとか浅羽みたいな一見テンプレに見えて実はしっかり作られたキャラで勝負してほしい。
とにもかくにも男キャラが適当すぎると思うんだ…常日頃からイケメンがほしいと思っている俺だが，別にイケメンじゃなくてもいい。女と同じくらい作りこんでくれといいたい。なんで女キャラは五人も十人も考える頭があって男キャラは冴えないｒｙの主人公とスケベでｒｙな友達だけなんだよ？！おかしいと思わないのか！？話作りとして！
もちろんそういう主人公＝駄作とは限らない。だがキャラっていうのは漫画とかアニメとかラノベとか特有のものだと思うから，もうちょっとテンプレじゃないものを作ってほしいと思う。

つかマジで最近のバトルアニメに男がいなすぎる…いると萌えないし…はぁ。トライガンとスト魔女足して二で割ってくれ誰か。

http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-7207.html
このタイトルを見て即「イリヤの空，UFOの夏」が頭の中に出てきた。
イリヤは運が悪かった…というか時期が悪かったというか。今じゃラノベ原作萌えアニメを東映が作るなんてありえない。イリヤが売れた頃はまだ今のようにアニメ化バブルではなかったから，そこまでド本命じゃないラノベはびみょーな感じでしかアニメ化されなかった。もし今イリヤがでてたら間違いなく少なくともAICかゼクサスで１クール，うまくいけばJCで２クールだろう。

作る直すならどこで誰が。これはイリヤ好きの友人と暇になれば話すくらい話し込む話題だが，いまだ明確な答えは出ていない。
もちろんリアリティは抜きで考えても，ジブリは論外（私的に）。ディーンやIGだと固すぎ，ガイナだと尖りすぎ，シャフトは新房すぎ，ボンズやGONZOだとサブカルすぎ。かといってAICやゼクサスだと萌えすぎ，A-1も地味，他中小？会社だとなんか新人監督の餌食にされそうで怖い。
となると残るはJC,マッド，P.A，そして京アニだろうか。
しかし個人的に京アニは怖い。色が強すぎる気がする。演出が渋すぎて話が大きく動くようなものは無理な感じが…というか想像できない。
P.A。いいと思う。特に批判すべき点は見当たらない。が…何かが俺にやめろと告げる。というわけで却下。
というわけで俺としてはJCかマッドのどちらかがいいと思う。一昔前ならマッド一択だが，最近のJCは背景も作画も十分素晴らしいレベルだ（ただしその場合覇権握るプッシュがあるという前提）。
そして監督だが，色々悩んだ末（それこそ岸から押井まで），長井龍雪かな…という結論に達した。レールガンを見てその結論は保留にしようかと思ったが，しかしとらドラくらいのギャグ，萌え，ドラマのバランスが俺としてはイリヤにちょうどいいと思う。黒い描写もできるし。
よって，とらドラスタッフで２クール。これが俺の理想のイリヤだ…と思う。異論は超認める。
CVは…浅羽が阿部さんか日野…前野とかでもいいかも。浪川はなし。平川もなし。他は東映のそのまんまでいいです。

ああ…高校の頃はぜーんぶ新海がやってくれればいいと思ってたな…。

最近，やっぱり結局ブルーレイかDVD買わないとそのアニメを愛してるとはいえないよな，と思うようになってきた。
原作買ったってCD買ったって，アニメ会社に入るお金は微々たる物だろう。明らかにワンランク上の値段ではあるけども，それでもブルーレイじゃないと自分が楽しんだアニメを作った人に対して敬意をこめてお金を渡すことにはならない。
大体普通に見るだけなら録画したものを見るなり，Youtubeなり共有ソフトなりでいくらでも見れるわけで，画質の問題もあるが正直映像ソフトをわざわざ買うというのは自分にとって払ったお金相当の利益になるかといわれればそうでもないと思う（特典は別）。要するに映像ソフトを買うというのはそのアニメを作った会社なりスタッフなりに敬意を払うことが主な目的なのではなかろうか。違うかな？
俺はよく人に対しくだらないアニメ論を振りかざしていて，そういう俺を見て友達はほんとお前アニメ好きだなーといってくる。だがそいつは俺よりずっと映像ソフトを買っているのだ。それを思うたびにアニメ業界に金を落とさずただ録画したものを見て（一応最低限の仁義としてネット上で見たりはしてないけど）うだうだアニメについてしたり顔で語る自分がいやになる。
せめてけいおんのBDくらいは買わないといけないと思う。

うむ。やはりカセットもいい。
臨場感がある。ボーカルが集まって一発録りのようになっていて（具体的はボーカルが重なる部分を前のボーカルを先に切って後をきちんと歌うようにライブで歌うようになってる。あと愛生が気合入ってる），よりバンドっぽさが増してる。ミックスは…どうなんだろうな。ＣＤ音源をそのままカセットっぽくミキシングしたのかバンドマンにやってもらったのを直に録ってるのか…京アニなら後者もありえるし，後者であってほしい。
全然関係ないけどⅡにカセットがつくと聞いてこの記事を思い出した。
http://www.dommune.com/ele-king/regulars/forgottenpunk/001282/
あとグローファイ，チルウェイヴに関する言説をまとめたこの記事（http://www.dommune.com/ele-king/review/album/001372/）をみて，けいおん批判とそれに対する反論を連想させた。要するにけいおんは現実を直視できない豚どもが逃げるためのサイケデリアであり，そこには社会性も生産性もない空しい萌えアニメである…という。個人的に逃避だって立派な表現だと思っているし，だからチルウェイヴも結構熱心に追っていたが，ガーディアンがチルウェイブを批判したように朝日新聞がけいおんを批判したというのはなかなか面白い。
いやまあどう考えても山田尚子はアメリカのインディーシーンに影響を受けて作っていたわけではないだろうし，チルウェイブの人たちがけいおん好きだとも思えないが，前もかいたようにぴゅあぴゅあとかにはガールズのようなローファイポップの要素がある（気がする）し，どっかのオタクなアーティストがカバーしたりしないかな…とか勝手に妄想してる。

放課後ティータイムⅡを買った。
やはり素晴らしい。ちょっとハイファイすぎる気もするがぜーんぶ放課後ティータイム印だ。キラキラしてる。ドリームタイム切ない。内容もこれ一枚で代表曲全部聞けるという素晴らしいもので，スタジオテイクとライブ（風）テイク四曲ずつ（しかも同じ曲）で三千円ぼったくったファーストよりずっといい出来である。（むしろ二期の挿入歌全部買った俺はどうすれば…まあぴゅあぴゅあはーとのカップリングの校歌最高だったからいいけどさっ）
しかしけいおんの後釜は狙わないでほしい。けいおんは京アニのレベルでやったから最高の出来になったのであって，正直ひだまりですら俺はびみょーな感じだ。ましてやそこらの適当なアニメ会社がなんとなーくつくった四コマ原作アニメなんて…爆睡間違いなしだ。
そういう意味で…というより逆かもしれないがうわさの新房×うろぶち×あおきうめの新作アニメはちょっと楽しみかもしれない。けいおんフォロアーとみせかけて意外とうろぶちテイストなｶﾞﾁバトルもの…おお，素晴らしい…でも新房はいらない…いや，音楽を凝ってくれればいいと思う。ネコミミモードの再来だ！