夏が本格的になると必ずイリヤの空，UFOの夏を思い出す。
心のバイブルだ。基本的に小説は読めない俺だが，これだけは別だ。まさに別格である。
１Pの一行目を見るだけでどこの話か思い出せる。プロットを一から書き出せる。本当に素晴らしい作品だ。
アニメ化してほしい。東映のは違う。スタッフとかそれ以前に，六話なんてありえない。そんなおざなりで作ってほしくない。
希望はやはりJCだ。監督は…難しいところだが，とりあえず無駄にアクの強い人でなければいいと思う。岸はどうだろう。ギャグアニメになるか…。難しいところだ。
まあなんだっていい。アニメ化さえしてくれれば。今なら売れると思うし…。

なぜいまさら生徒会役員共がアニメ化するのか。いまだに納得いかない。
二巻がでたところでなんとなく買ってみて，シノのかわいさにらぶずっきゅんしてそのままどはまりした（コミックスが売ってたのが家の近くの書店だけだった…やるな）。氏家といえば下ネタ…というかそれ以外になんかあるの？と言われそうだが，そして実際自分もそう思っていたが，なかなかどうして生徒会役員共は（他もそうかもしれないけどまともに読んでないのでちょっとわからない）意外ときっちり萌えをかいている。特にシノなんかは男口調のしっかりものだが照れ屋さんというまー直球真ん中ストライクで，どっかのメイド様と瓜二つとか言われそうだが気にしない。またポイントはタカがイケメンな感じなところで，そこもやっぱりどっかの屋上でキスしてそのままプールに飛び込むストーカーに似ているが気にしない。
しかしどう考えてもアニメ化する理由は無い気がするのだが…四コマアニメブーム恐るべし。
まあ期待はするまい。声があり動くだけでいい。
 

萌えというのはレベルがある。
よく非オタクは萌えなんてテンプレの集合体だの工業生産物だのいうが，まあこういうのは反則なのを承知で言うがならてめえでやってみろといいたい。
もちろんテンプレでそれっぽいのはできる。だがそんなもん映画も音楽も美術もアニメも小説も全部一緒だ。そしてそれでできたものはすぐにわかるし，売れない。非オタクは区別できないから全部批判してるだけだ。邦楽クソとかいってるクソと一緒だ。
当然ハイレベルな萌えもある。
それはキャラメイクにおける発想やキャラ同士の関係性（俗に言うカップリング）などさまざまな要因によって決められる。例としてはやはりけいおん，ＴＨ２，ワーキング，テイルズオブヴェスペリア，そしてスト魔女だ。
スト魔女はカップリングをかなり意識して作られれている。それぞれのカップリングを表す固有名詞があるくらいで，その狙いは大成功していると思われる。
基本的に男のオタクは関係性をあまり重視しない。エロ同人などで絡む相手が大体顔の無いモブだったりするのはそのせいだ（腐女子の場合ありえない。むしろ絡み方など二の次でとりあえず好きなカップリングが絡めばいい）。しかしスト魔女は今流行のキャラ全員女方式をとりつつ，しかし男っぽいキャラをつくり，本編やドラマＣＤでキャラ同士のエピソードを多く作っている。そこには新しい形の萌えがある。
個人的には男がいないのが寂しいけども，しかし男女入り混じる群像劇にしては多分売れないし，なにより…これはなんとなくだが製作側が面白くないんだと思う。まあ売れ線を狙うのはいいことだ。ただ問題は基本のプロットがあまりに弱いということだろう…演出自体も凡百だし（エイラーニャの回は素晴らしかった），そこに力を入れてくれれば間違いなく名作となるだろう…。

最近の萌えアニメのライブシーンの流行は何なんだろうか。
昨日書いたＡＢもやるみたいだし，そらおともそこだけ新規に書き直すという。
けいおんのヒットを考えるとアニオタと親和性が高いのか…，なぜだ？よくわからん。
ハルヒが源流なのは間違いないだろうが，それだけと思えない。ＯＰダンスブームはすぐ廃れたし…。
しかし弾くのがアニソンライターの書いた似非バンド風のポップスじゃ何の楽しみも無い。そりゃ運指やらリップシンクロやらはすごいなぁとはおもうが，そんなもんどうでもいいからあのクソダサいカメラワークと弾き方を何とかしてほしい。
まえだはロックも聞いているらしい。おととしのベストＣＤがザゼンだった。期待できるだろうか。
無理だろうな…。

ＡＢ楽しみ。
まえだでもＰＡワークスでもなく岸さんにわくわくするのは俺だけだろう。
ただ岸さんはこういうまじめな話はにあわないな…。もっと微妙な漫画のアニメ化が味を出せる。
つい昨日ギャラクシーエンジェるーんみたし。なかなか面白かった。
とりあえず公式その他のまえだの押し具合はやめてほしい。あとＰＶ第八段は作りすぎ。