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ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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裏って表がなんだよという話ですが。
あんまりバカ売れとかはしてないけどこれはやべーな!というアニソンを紹介したいと思います。


1.HELP!!-HELL SIDE- (作詞:こだまさおり 作曲:corin)
http://www.youtube.com/watch?v=BkWbqTfU-uY

とにかくこんな凄いロックンロールがこんなアニソン僻地に存在することに驚いた。
「はぁ?どうせ無駄にメロがいいメタルもどきだろ」という方は黙って上のURLをクリック。
シャッフルじみたドラムにバカみたいに音がでかいベースがひなっちのようにブリブリうなり、つまらんフレーズなど弾かずひたすらパワーコードのギターは勢いだけがありまくり、そして竹達のヘッタクソな歌はメロを捨てラップに近い速射砲リリックにすることで解決。むしろきちんと曲の意図を読んだノリノリな歌唱はとてもマッチしてる。
とにかくリズム隊が異常。ドラムとか何なの?馬鹿なの?ってくらい無茶苦茶。二回目のブリッジとか普通にアホみたいな8ビートが蔓延るこのアニソン界…いや邦楽界でここまでぶっ飛んだドラム叩ける奴がいるとは。残念なことにCDにも表記がないが、作曲のcorinが結構なオリコン作家なのでセッションミュージシャンか…しかしすごい。ちなみに完全に原作のキャラを把握し、その特徴をしっかりつかみつつ個性をだし曲との融合を果たす完璧な作詞をみせるこだまさおりは今アニソン界で畑亜紀に次ぐ売れっ子作家なので要注目である。
というわけで第一弾はこれ。まあアニメ自体は如何ともしがたかったがOPだけは死ぬほど素晴らしかったので、アニソンにガチで注目しだしたきっかけのような曲(注意:HEVEN SIDEは大したことないです)。


2.BEAM my BEAM  (作詞:只野菜摘 作曲:Low-tech son)
http://www.youtube.com/watch?v=Ve4VIX3yG2s

二回目サビの前に無音(作曲者いわくわざと)が入ったことで無駄に有名になった曲である。
一応言っておくと俺も無音はいらなかったと思う。
だがそれを補って余りある素晴らしさがこの曲にはある。
まあ言ってしまえばよくあるヒロインみんなで歌おうEDなのだが、まず歌詞がやばい。
ひたすら無駄にバカ明るい、「あなたのチカラにわたしのチカラを 無限大パズルがかさなる!」「最高のパートナーシップ Forceを結んで限界のFenceきっと乗り越える」頭悪ぃ!マジ頭悪ぃ!だがその無茶苦茶ともいえる明るさは、もうMOSAIC.WAVE直系躁全開爆裂ノリノリ電波アニソンの上に載ることでなんかもうよくわかんないパワーを生む。ギターにキーボードによくわかんないSEになぜかリズムはドラムンベースでちょっと落ち着け!もうちょっと整理しよう!と言いたくなるクソアニソンの典型サウンドデザインなのだが、意外といいメロとアニメのアホみたいなハーレムノリが合わさってここまで突き抜けられると許せてしまう(間奏のジャジーなピアノも楽しい)。
ハイライトはラストサビ前である。「一緒にいると世界が広がる 信じる女の子は無敵 パラレルパノラマ大冒険!」「どんな女の子だって好きな人のためになら何一つ後悔しないよ!」そして最後のコーラスへと続く。びーまいびー!らぶごーずおん!びーまいびー!らぶごーずおん!…なんか泣けてくる。
ちなみにこれのカップリングも素晴らしい萌え渋谷系で最高なのだがそれはまた別の話。


3.ワグナリア賛歌~a day of 伊波まひる (作詞:uRy 作曲:岡部啓一 編曲:田中秀和)
http://www.pideo.net/video/xuite/e394f9b7fa245cce/

『WORKING!!』のキャラソンの一つである。
まあ正直この企画は微妙だった!
というか男陣の曲があまりにも微妙で泣けた。一応全部買いましたよ…買いましたけどー!なんかこう普通のロック過ぎるんだよ!歌もキモいし!歌詞もキモいし!え?女も下手だしキモい!?んなことねーし最高だし!八千代さんとかなんでこんなロリ声!?とか思ってねーし!
だが、伊波ちゃんのキャラソンはなんかものすごい最高だった。
とにかく突飛なことをせずひたすら誠実にポップスを鳴らすのだが、そのセンスの良さがやばい。こんなに音数多いのにわやくちゃしないという手腕はさすが今のアニソン界を席巻するMONACAである(ちなみにこのMONACA実はナムコのサウンド部門の人たちで、つまりはあの神曲だらけのアイマス曲を作った人たちである)。
特にカップリングであるこのワグナリア賛歌伊波ちゃんVerは本当にやばい。どの楽器も決して自己主張せずただひたすら裏方に回り、下手くそな藤田咲の歌をフォローする。それは渋谷系がアニソンに濾過された行く先ともいえるしスピッツに影響された新しい形のインディミュージックとも云々。
何より最高なのはブラスだ。最後のサビで明るくもどこか切ないメロディに乗っかるフレーズはキラー過ぎて毎度そこに行くたび泣きそうになる。『WORIKIG!!』のOPEDは本当に名曲ぞろいだがそのどれもがブラスが印象的に使われていて、MONACAには本当にブラスの素晴らしさというものを教えられている。
男陣は微妙といったが女陣はなかなかよかった。といってもこれ多分ネット配信とかしてないしCD買うほど素晴らしいというわけでもないが、とにかく伊波ちゃんのCDだけは買っても後悔はないのではないだろうか。俺はなかった。つか三期まだかい!


4.i Love (作詞 作曲:azusa)
http://www.youtube.com/watch?v=Mg677L6As6k

azusaは最近の中でもトップクラスで期待しているアニソン女性SSWである。
アマガミ二期でテンション上がった時期に勢いでアルバムを借りたんだが、その完成度に圧倒されてしまった。珍しく彼女は作詞作曲アレンジ全てに関わるタイプのアーティストなのだが、それが道理というか、様々なタイプの曲があれどサウンドデザインが一貫しているのだ。特に生音へのこだわり、音数の少なさ、ドラムの鳴りの美しさはなかなかアニソン全体を探しても見つからない。
またボーイッシュな歌唱や今時珍しいほどまっすぐな歌詞は、無駄に音数が多い曲の上バカみたいなカラオケ歌唱で壮大な歌詞を書く最近の女性アニソンシンガーにはない素朴な良さがあり、かなり好感が持てる。顔もかわいいしね!
そのアルバムの中で一つ選ぶとしたら、やはりアマガミ一期1クールOPのこの曲だろう。
感じのいいドラムとベースの上で優しいキーボードが曲を彩り、まるで90年代のような具体性あふれる歌詞で恋を綴る。「会える日まで指折り数えてた 今じゃ会えない日のほうが少ないね」「最後の恋にしようって誓ったこと 今はまだ内緒にしておこうか 一人でにやける午前0時過ぎ」もう初期ミスチルかおめーわ!といいたくなるこっぱずかしい歌詞が並ぶ!だがあの顔と声とメロディで歌われたらこれもありかなと思ってしまう!
あんまり活躍してないようで、アマガミ二期の後は武装神姫とまあパッとしない(素晴らしさは置いといて)アニメでその名を見るのが本当に惜しいなぁと思う。さっきも言ったが藍生エイルだのLisaだのただ歌がうまいだけのつまらんアニソンシンガーばかりが妙にもてはやされる時代、ぜひこの古き良き女性SSWの佇まいを持つ彼女に売れていってほしいものである。


5.No One Knows M (作詞:辻純更 作曲編曲:川田瑠夏)
http://www.youtube.com/watch?v=oPXXtiztm-o

友人のスト魔女狂に教えられた曲である。
めんたま飛び出た。いやあんまりジャズには明るいほうではないが、しかしこんなハイセンスなバップを作る人がアニソン界にいたのか?しかもキャラソン如きに曲を提供するようなレベルで?
というわけで慌てて作曲家をググったら何とこの川田瑠香という人バークレー音楽大学でガチに音楽習った人らしい。ちなみにさっき書いた"BEAM my BEAM"のカップリング(というかOPも)の作曲者でもある。いやはや驚きが隠せない。何を間違ってアニソン作家なんかになったのだ!無駄に顔もかわいい。謎である。
しかもジャズとしてかっこいい(いやほんとにかっこいい。ブラスとかドラムとか、そこらによくある似非ジャズものなんかよりよっぽどジャズしてると思う)だけでなくアニソンとしても100点満点である。アメリカだからジャズ。うーんナイスアイディア!シャーリーならロックかなーとか思った自分の浅はかさにトネールである。小清水の歌唱も最高の一言。ただひたすらにイケメン声で「No One Knows 見たことない光の世界へ 加速してゆくよ そう見せてあげるよ」なーんていわれた日にゃおめー惚れてまうやろ!ずっと前から惚れてるけど!
先に言った友人にぶっ殺されそうだが正直言うとスト魔女の音楽は玉石混合だが、これとか一期ED,劇場版EDとかは文句なし掛け値なしの最高アニソンである。アイマスといいけいおんといいいいアニメは音楽がいい!これは最早常識といえよう。


6.いままでのあらすじ (作詞:畑亜紀 作曲:神前暁)
http://www.youtube.com/watch?v=ouAVDyROVq0

まさかのラストである。
正直このコンビであれば普通に考えればもってけだろうが、あえてこちらにさせてもらう。
音楽としても素晴らしい。神前氏のロックセンスが全開となった曲である。イントロのシタールじみたリフといいひたすら勢い爆発のバックといいしっかり最高なメロといい、まさに現代アニソンの雄の素晴らしさが微塵なく発揮された良曲。
だが神前氏の素晴らしさが最も現れた曲はやはりそれこそ"もってけ”であったり"motto☆派手にね"
のような代表曲だと思う。ではなぜこれを選んだか。
それはアニソン作詞界最大の鬼才畑亜紀の才能が最も現れた曲だからだ。
歌詞を見てほしい(http://www.kasi-time.com/item-41992.html)。むちゃくちゃの一言である。ほぼ完璧に意味消失のナンセンス、「愛ゆえに頭ゆるんで恋ゆえに心ゆがんでさみだれのそらもとどろにほととぎす」「年は歳を追い越してゆく それもあたりまえの業界談 表裏がウラがオモテで意外腹黒さが最小値」まったく意味が分からない。もうなんかある意味初期ゆら帝のようなサイケじみたキチガイっぷりである。
しかしどこかそれだけではない。曲に乗る言葉としてはかなりレベルが高いし、ギリギリのラインでアニソンとしてキャラに歌わせるという体裁がある。
そして何よりこの曲を神曲たらしめているのが最後のヴァースである。
「おわりおわりそろそろおわり こんな長い歌詞はいやだ ギャラに合わない疲れるしごと 中の人のつらさ考えて ちがうちがう ほんとはちがう ここは二次元ですに、じ、げん」
なんとまあ、こんなことを言ってしまうキャラソンが今まであっただろうか。そこできっちり中の人が素になっているというのがまた素晴らしい。もちろんただの悪ふざけだろう。だが、こうやってあらゆる全てを相対化し、ギャグにして、舌を出して逃げまどうセンスは、畑亜紀という作詞家の本領がよく表れていると思う。
昔アニソン特番で"God Knows…"の話になった時、彼女が「痛い中二病患者女子が書くと想定した歌詞」と聞いて驚いてしまった。俺もまさにそう感じつまらん歌詞だなと鼻で笑っていたのだが、まさかそれが故意だったとは。彼女の視点は俺たちが思っているよりずっと深い。決してつまらん壮大歌詞量産機などではない。とても才能ある作詞家だと俺は思う。


できる限り無名曲をセレクションしてみました。
まだまだ他にも"あっちでこっちで""キルミーのベイベー!""Girls,Be Ambitious!""キボネング・デコの名で""英雄の詩"などなどたくさんあるしというかアイマス曲はそれだけでこの倍は書けるほど最高なので逆に今回はあえて省いたけどまあ今回はこの辺で、いつかは表もやりたいかな。
最近は曲単体をネットで買うということを覚えたので、アニソンはこれからもどんどん追っていきたいと思う。Emeraldsもラリーズも聞く一音楽愛好家としても間違いなくアニソンは面白いしね。邦楽のオリコンやロキノン系よりよっぽど。

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