ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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恒例のサマソニ感想。
いつもは表彰形式でやってるけど、今回はあまり多く見なかったのと見たアクトだいたいに感想を持ったのでフルで見た奴は全部書こうかなと思います。
・Perfume
インディーズ時代のベスト発売あたりから追ってたけど、最近マンネリ化を感じあまりチェックしなくなったPerfume。ただ今回は見やすいスロットだったので初めてライブを見ることにした。
最初は正直引いた。歌わないのは知ってたけど音自体がかなりCDそのままだし別に曲間を繋ぐようにアレンジすることもないのでこれライブの意味あるの?感が否めなかった。
ただ結局流す音自体はやっぱり出来がいいわけで、しかもマウンテンのあの低音以外知ったこっちゃねえみたいな適当爆音で流されると何か妙な暴力性が出てきて面白かった。
個人的に懐かしの"NIGHT FLIGHT"と"だいじょばない"が最高だった。どっちもフェスでは普段やらない曲みたいだし。
あと声優イベントレベルのゆるゆるMC聞いてて何だかんだこの人達アイドルなんだなぁと思った。
・Marylin Manson
高校の頃流行っていたのはポップパンクやミクスチャー系で、洋楽を教えてくれた友人も御多分にもれず俺にリンキン・パークやSUM41などを貸してくれた。
その中の一つとしてマリリン・マンソンもあり、つまり何が言いたいかというと彼は俺の青春のアーティストなのである。
今回のツアーは基本ベストセットらしく、今回もかなりベタなセトリだった。
ただ問題があるとすればバンドで、もちろんツアーのメンバーなのだろうがどうも俺がYoutubeで見た他のライブよりもギターが一人少なくキーボードもいなかった。つまり各パート一人ずつなのだ。
なのでギターの音が弱い。爆音というにはちょっと音量が小さい。そのせいで今ひとつピンとこない。
メンバーのテンションもさほど高くなく、ベースに至ってはマンソンさんが適当に投げたタンバリンが頭に当たったのにキレて交代することになるという体たらく。笑ったけどなんだかなー感はある。
ただマンソンさん自体のボーカリゼイションは全く衰えを見せず、素晴らしいステージングではあった。
それに青春の曲だしね。"Disposable Teen"は暴れました。ええ。
・The Prodigy
こちらも高校の頃ベストを聴き倒したアーティストで、新譜の出来も素晴らしく超期待アクトだった。
こちらは120%答えてくれました。
もうとにかく音がでかい。生ドラムが聞こえないほどの超絶ブレイクビーツ。ぶっちゃけシンバルの音なんてほぼ聞こえない。ギターもシンセに隠れてあるんだかないんだか。もちろんマウンテンステージのクソ音響のせいもあるだろうけど、彼らにおいてはそれが全くマイナスでない。むしろ曲の核が剥き出しとなりテンションバリ高。
セトリも新作とベストヒットのコンボで俺としては何一つ文句なし。"Ibiza"をやってくれなかったのがちょっとあれだけどまあスリーフォードモッズの人がいないんじゃしょうがない。"The Day Is My Enemy"はもうね。暴れるしかない。
本人たちも満足だったようでアンコールで2曲も。いいステージでした。
個人的にアゲアゲのMC二人の後ろでずっと気難しい顔しながらほぼ全ての音を作るリアムがぐうイケメン。
・電気グルーヴ
最高のステージだったStarFes以来の電気。
結論から言うとかなり渋いセトリでした。
冒頭は前とあまり変わらないが以前よりずっとライブアレンジが多くなり、そのライブアレンジもテクノ色をグッと強めたもので、そういうモードなのかなと思ったらなんと"スーパースター"が投下。
牛尾さんがフェイバリットにあげていた電気の中でもかなりミニマルな曲で、実際ライブでもかなりじわじわとアゲていく大人なスタイル。
そしてそこから割と原曲通りな"FLASHBACK DISCO"からの"スコーピオン2001"。だいたいあすなろサンシャインやレアクティオーンで終わっていた最近のフェスだったが、今回は特にアゲ倒して終わるわけでもなくしっかりと〆る感じ。
電気初見がこれだったら不完全燃焼だったかもしれないが、ベストセトリはStarFesで経験できた俺としては電気のダンスアクトとしての一面を見れてよかった。
・9mm Paraberam Bullet
彼らには1stから注目していて、それこそ最初に行った2008年のサマソニでも見るかどうか悩んだ(結局行かなかったけど)くらい。
ただそれから何だかんだライブは一度も見ることがなく彼はどんどんと成長していって今になってしまい、いつか見たいなーと思っていたところに今回のサマソニ出演という報を聞き今しかあるまいということでベビメタを途中で切り上げ馳せ参じた。
というかまず最近の暴れる系邦楽アクトのモッシュピットに混ざった経験自体無かったんだけど、初めて目の当たりにしてその異様さに驚愕した。
まず前提として奴ら曲を知らん。ベストに入る以外の曲では微動だにしないし、そもそもベストの曲でもちょっとでも外されるとわやくちゃになる。つまり彼らその場のノリではしゃいでるのだ。いや知ってたけど。
しかも無駄にでかいサークル作るからもちろん近くのやつ全員押しのけられるし、何か地面に向かって土下座しだすし面白すぎる。アニソンの厄介勢かお前ら。
まあそんなことはどうでもいいとして9mmはカッコ良かった。
菅原は間違いなくロックンロールバンドのボーカリストである。目が違う。声が違う。アレキサンドロスとは似て非なる鋭い眼である。
当然のように全員演奏スキルは高いし、ポップソングをメタルにする方法論は今の時代にも単純に音楽性としても熱い。滝がたまに意味なく踏むファズが俺は大好き。
もうちょっと音でかかったら最高だったけどまあそれはしゃーないね。あと昔の曲もっとやって欲しかったけどそれもしゃーないね。"生命のワルツ"のリフはとてもよかった。
・Jon Spencer Blues Explosion
まず新作中心のアゲアゲセトリが新作にドはまりした俺としては最高。
そして音がすごい。ほんとすごい。バンドマン全員聞け!これがロックだ!と言いたくなる爆音。ステージにFenderとVOXのコンボ式アンプ二台だけだったけどマジであれから音出してるの?嘘でしょ?と言いたくなる引き絞るようなギター。ぐうロックンロール。
ジョン・スペンサーのJBばりのショーマン具合は決して見てるものを飽きさせない。あのSM57での音割れをうまく使ったボーカリゼイションは決して他には真似できまい。最高である。
基本はCD通りなんだけど、一切曲間が無かったり予備動作ゼロだったりたまにやるジャムが熱すぎて最高に踊れる。これは決してCDではわからない素晴らしさである。
"Bellbottom"をやらなかったのは残念だったけど、そんなのどうでもよくなるくらいぶっ飛んだステージでした。
ギターの調子が悪くなった時ドラムが意味なく勝手にシンバル外してたのが最高に笑った。
・The Chemical Brothers
フジで見てたのでまたああいう感じのみんな楽しいケミカルテクノショーなのかなと思ったらそんなことは全然なかったぜ。
まず思ったのが繋ぎヘタクソ。なんかよくわかんないところでビート入ったりウワモノの音でかすぎてビートは入ったのわかんなかったり。あれはやっぱりエドが来日しなかったからなんだろうか。
でも聞いていくうちに何かその理由というか原因がわかった気がする。
とにかく音が、構成が若いのだ。
うまい繋ぎとか粋な展開とか一切ない。とりあえずビートを消してだんだん音被せてドカーンというそれだけ。
んでそのビートが異常にゴリゴリ。ウワモノが異常にビリビリ。
エンタメ性よりもずっとテンションが前に出てくる。なんか嫌なことあったの?ってくらいうるさい。逆に言うとパンク。
小野島さんのインタビューで原点回帰的なことを言ってたけど、もしかしてそれがこういうことなのかなと思ったり。
確かにケミカル・ブラザーズって、初期は意外と音も構成も適当で、一発センスと勢いでやっていた。
もちろんそれだけじゃダメでどんどん上手くなっていき前作みたいなのが作れるようになったわけだけど、なんかそういう小粋なエンタメダンスミュージックが嫌になったのかなーと思ったり。
頭悪いアジア系ファンタジー映像を映しながらヤケクソのような生ドラムとSEを轟かした"I'll See You There"と謎の楕円形ミラーボール輝く中でバッコンバッコンぶちかました"Block Rockin' Beats"はまるでプロディジーでした。
・Spritualized
Deerhunterが衝撃のドタキャン(さすがにドラマー急病は嘘臭すぎる)をかましたおかげて近年あまりない90分ロングセットとなったスピリチュアライズド。
その時間を存分に活かした溜めのあるライブで、ゆったりとした美メロバラードからだんだんと盛り上げていく様は様式美といえど圧巻。
特に素晴らしいのがバンドメンバーの演奏技術。
目立つのは恐らく乱れ打ちをしまくるドラマーだが、ベースもスピリチュアライズドの根底にあるロックンロール精神溢れるファンキーかつどっしりとした演奏で非常に聞いてて気持ちがいい。
そしてギターはフェンダーのちっちゃいアンプから出てくるとは思えないまさに爆音が素晴らしく、時折挟むフィードバックとアームを使ったノイズ演奏がうますぎて焦る。ジェイソン・ピアーズのギターが音量ちっちゃかった分もう存分にフィードバックでぶっ飛ばしてくれました。
もちろんディアハンター見たかったのはあるけど、彼らの代役として十二分の存在感を発揮してくれたと思う。(どうでもいいけど映像ダサすぎるぜ)
・Mather Herbert
野田さんが勧めるからよほどアヴァンでギャルドなステージになるかと思ったら多分一日目で最もアダルティな夜を演出してました。
基調はハウス。ただそこはやっぱりアーティストなだけあり音選びに個性がある。またそれぞれのトラックを細かくエディット、エフェクトする小粋な技が楽しかった。
・Jon Hopkins
恐らく今回最大の問題児(当社比)。
ゆうても最新作は強めのテクノ、クールなベースミュージック、綺麗なアンビエントとバランスの良い作品だったわけだし、そもそも割と売れっ子プロデューサーだったわけで、そんな大型フェスのトリともなればアゲアゲダンサブルからゆったりのんびりチルアウトまで緩急の効いた楽しい1時間を演出してくれるんだろうなと勝手に思ってたわけですよ。
急急急急急急急急急急急急急急急の一時間でした。
冒頭の"We Disapper"、ブリブリブロステ、"Open Eye Signal"ラストのグワッキンズバッキンのスーパー四つ打ちまではまあ予想してました。グラストンベリーでもやってたし。
んでそっからゆったりかなーと思ったら"Collider"ですよ。
深夜四時にレイヴ会場で基地外よろしく暴れまわる美女のPVを見せながら延々ハンマービートと重低音が呻きを上げてなんじゃこりゃ死ぬわと思いながら踊り狂う俺。
んで最後10分今までに比べてちょっと優し目の曲を流してふうやっとお休みか幸せに終わるぜと思って5分。一旦音が引いてみんなも笑顔でわーと拍手したその矢先。
今日イチのノイズ&ビートがソニックステージを襲いました。
形容に尽くしがたいが近しい物を挙げるならいつぞやのエレクトラグライドのClarkでしょうか。最近だとライブはいってないがYoutubeで見たスクエアプッシャーの新曲が近い。
なんじゃありゃ。笑うしかないわ。小粋に踊ってたチャラ男も微動だにせずあんぐりだわ。
そして今日一日立ちっぱで死にかけていた俺の足に鞭打ってガン踊りする俺。
言わせてもらおう。最高だぜJon Hopkins!
これがあるからマジサマソニ深夜はやめらんねー。
総評として楽しかった。
みんなそれぞれの意味で良かったという意味もあるし、ずっと言ってるけど多くのアクトが個人的音楽史に名を連ねているものばかりで思い入れとしてもなかなか味わい深かった。
ただ今回サマソニ一日目会場入りが15時で、何でかというと新人によさ気なのがなかったから。そこは今後頑張ってほしいかなと思うところ。
まあでも基本不満はないです。強いて言えばアニソン勢をもっと増やしてくれたら一生ついてく。いつも言ってるけど。
いつもは表彰形式でやってるけど、今回はあまり多く見なかったのと見たアクトだいたいに感想を持ったのでフルで見た奴は全部書こうかなと思います。
・Perfume
インディーズ時代のベスト発売あたりから追ってたけど、最近マンネリ化を感じあまりチェックしなくなったPerfume。ただ今回は見やすいスロットだったので初めてライブを見ることにした。
最初は正直引いた。歌わないのは知ってたけど音自体がかなりCDそのままだし別に曲間を繋ぐようにアレンジすることもないのでこれライブの意味あるの?感が否めなかった。
ただ結局流す音自体はやっぱり出来がいいわけで、しかもマウンテンのあの低音以外知ったこっちゃねえみたいな適当爆音で流されると何か妙な暴力性が出てきて面白かった。
個人的に懐かしの"NIGHT FLIGHT"と"だいじょばない"が最高だった。どっちもフェスでは普段やらない曲みたいだし。
あと声優イベントレベルのゆるゆるMC聞いてて何だかんだこの人達アイドルなんだなぁと思った。
・Marylin Manson
高校の頃流行っていたのはポップパンクやミクスチャー系で、洋楽を教えてくれた友人も御多分にもれず俺にリンキン・パークやSUM41などを貸してくれた。
その中の一つとしてマリリン・マンソンもあり、つまり何が言いたいかというと彼は俺の青春のアーティストなのである。
今回のツアーは基本ベストセットらしく、今回もかなりベタなセトリだった。
ただ問題があるとすればバンドで、もちろんツアーのメンバーなのだろうがどうも俺がYoutubeで見た他のライブよりもギターが一人少なくキーボードもいなかった。つまり各パート一人ずつなのだ。
なのでギターの音が弱い。爆音というにはちょっと音量が小さい。そのせいで今ひとつピンとこない。
メンバーのテンションもさほど高くなく、ベースに至ってはマンソンさんが適当に投げたタンバリンが頭に当たったのにキレて交代することになるという体たらく。笑ったけどなんだかなー感はある。
ただマンソンさん自体のボーカリゼイションは全く衰えを見せず、素晴らしいステージングではあった。
それに青春の曲だしね。"Disposable Teen"は暴れました。ええ。
・The Prodigy
こちらも高校の頃ベストを聴き倒したアーティストで、新譜の出来も素晴らしく超期待アクトだった。
こちらは120%答えてくれました。
もうとにかく音がでかい。生ドラムが聞こえないほどの超絶ブレイクビーツ。ぶっちゃけシンバルの音なんてほぼ聞こえない。ギターもシンセに隠れてあるんだかないんだか。もちろんマウンテンステージのクソ音響のせいもあるだろうけど、彼らにおいてはそれが全くマイナスでない。むしろ曲の核が剥き出しとなりテンションバリ高。
セトリも新作とベストヒットのコンボで俺としては何一つ文句なし。"Ibiza"をやってくれなかったのがちょっとあれだけどまあスリーフォードモッズの人がいないんじゃしょうがない。"The Day Is My Enemy"はもうね。暴れるしかない。
本人たちも満足だったようでアンコールで2曲も。いいステージでした。
個人的にアゲアゲのMC二人の後ろでずっと気難しい顔しながらほぼ全ての音を作るリアムがぐうイケメン。
・電気グルーヴ
最高のステージだったStarFes以来の電気。
結論から言うとかなり渋いセトリでした。
冒頭は前とあまり変わらないが以前よりずっとライブアレンジが多くなり、そのライブアレンジもテクノ色をグッと強めたもので、そういうモードなのかなと思ったらなんと"スーパースター"が投下。
牛尾さんがフェイバリットにあげていた電気の中でもかなりミニマルな曲で、実際ライブでもかなりじわじわとアゲていく大人なスタイル。
そしてそこから割と原曲通りな"FLASHBACK DISCO"からの"スコーピオン2001"。だいたいあすなろサンシャインやレアクティオーンで終わっていた最近のフェスだったが、今回は特にアゲ倒して終わるわけでもなくしっかりと〆る感じ。
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・9mm Paraberam Bullet
彼らには1stから注目していて、それこそ最初に行った2008年のサマソニでも見るかどうか悩んだ(結局行かなかったけど)くらい。
ただそれから何だかんだライブは一度も見ることがなく彼はどんどんと成長していって今になってしまい、いつか見たいなーと思っていたところに今回のサマソニ出演という報を聞き今しかあるまいということでベビメタを途中で切り上げ馳せ参じた。
というかまず最近の暴れる系邦楽アクトのモッシュピットに混ざった経験自体無かったんだけど、初めて目の当たりにしてその異様さに驚愕した。
まず前提として奴ら曲を知らん。ベストに入る以外の曲では微動だにしないし、そもそもベストの曲でもちょっとでも外されるとわやくちゃになる。つまり彼らその場のノリではしゃいでるのだ。いや知ってたけど。
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まあそんなことはどうでもいいとして9mmはカッコ良かった。
菅原は間違いなくロックンロールバンドのボーカリストである。目が違う。声が違う。アレキサンドロスとは似て非なる鋭い眼である。
当然のように全員演奏スキルは高いし、ポップソングをメタルにする方法論は今の時代にも単純に音楽性としても熱い。滝がたまに意味なく踏むファズが俺は大好き。
もうちょっと音でかかったら最高だったけどまあそれはしゃーないね。あと昔の曲もっとやって欲しかったけどそれもしゃーないね。"生命のワルツ"のリフはとてもよかった。
・Jon Spencer Blues Explosion
まず新作中心のアゲアゲセトリが新作にドはまりした俺としては最高。
そして音がすごい。ほんとすごい。バンドマン全員聞け!これがロックだ!と言いたくなる爆音。ステージにFenderとVOXのコンボ式アンプ二台だけだったけどマジであれから音出してるの?嘘でしょ?と言いたくなる引き絞るようなギター。ぐうロックンロール。
ジョン・スペンサーのJBばりのショーマン具合は決して見てるものを飽きさせない。あのSM57での音割れをうまく使ったボーカリゼイションは決して他には真似できまい。最高である。
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"Bellbottom"をやらなかったのは残念だったけど、そんなのどうでもよくなるくらいぶっ飛んだステージでした。
ギターの調子が悪くなった時ドラムが意味なく勝手にシンバル外してたのが最高に笑った。
・The Chemical Brothers
フジで見てたのでまたああいう感じのみんな楽しいケミカルテクノショーなのかなと思ったらそんなことは全然なかったぜ。
まず思ったのが繋ぎヘタクソ。なんかよくわかんないところでビート入ったりウワモノの音でかすぎてビートは入ったのわかんなかったり。あれはやっぱりエドが来日しなかったからなんだろうか。
でも聞いていくうちに何かその理由というか原因がわかった気がする。
とにかく音が、構成が若いのだ。
うまい繋ぎとか粋な展開とか一切ない。とりあえずビートを消してだんだん音被せてドカーンというそれだけ。
んでそのビートが異常にゴリゴリ。ウワモノが異常にビリビリ。
エンタメ性よりもずっとテンションが前に出てくる。なんか嫌なことあったの?ってくらいうるさい。逆に言うとパンク。
小野島さんのインタビューで原点回帰的なことを言ってたけど、もしかしてそれがこういうことなのかなと思ったり。
確かにケミカル・ブラザーズって、初期は意外と音も構成も適当で、一発センスと勢いでやっていた。
もちろんそれだけじゃダメでどんどん上手くなっていき前作みたいなのが作れるようになったわけだけど、なんかそういう小粋なエンタメダンスミュージックが嫌になったのかなーと思ったり。
頭悪いアジア系ファンタジー映像を映しながらヤケクソのような生ドラムとSEを轟かした"I'll See You There"と謎の楕円形ミラーボール輝く中でバッコンバッコンぶちかました"Block Rockin' Beats"はまるでプロディジーでした。
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Deerhunterが衝撃のドタキャン(さすがにドラマー急病は嘘臭すぎる)をかましたおかげて近年あまりない90分ロングセットとなったスピリチュアライズド。
その時間を存分に活かした溜めのあるライブで、ゆったりとした美メロバラードからだんだんと盛り上げていく様は様式美といえど圧巻。
特に素晴らしいのがバンドメンバーの演奏技術。
目立つのは恐らく乱れ打ちをしまくるドラマーだが、ベースもスピリチュアライズドの根底にあるロックンロール精神溢れるファンキーかつどっしりとした演奏で非常に聞いてて気持ちがいい。
そしてギターはフェンダーのちっちゃいアンプから出てくるとは思えないまさに爆音が素晴らしく、時折挟むフィードバックとアームを使ったノイズ演奏がうますぎて焦る。ジェイソン・ピアーズのギターが音量ちっちゃかった分もう存分にフィードバックでぶっ飛ばしてくれました。
もちろんディアハンター見たかったのはあるけど、彼らの代役として十二分の存在感を発揮してくれたと思う。(どうでもいいけど映像ダサすぎるぜ)
・Mather Herbert
野田さんが勧めるからよほどアヴァンでギャルドなステージになるかと思ったら多分一日目で最もアダルティな夜を演出してました。
基調はハウス。ただそこはやっぱりアーティストなだけあり音選びに個性がある。またそれぞれのトラックを細かくエディット、エフェクトする小粋な技が楽しかった。
・Jon Hopkins
恐らく今回最大の問題児(当社比)。
ゆうても最新作は強めのテクノ、クールなベースミュージック、綺麗なアンビエントとバランスの良い作品だったわけだし、そもそも割と売れっ子プロデューサーだったわけで、そんな大型フェスのトリともなればアゲアゲダンサブルからゆったりのんびりチルアウトまで緩急の効いた楽しい1時間を演出してくれるんだろうなと勝手に思ってたわけですよ。
急急急急急急急急急急急急急急急の一時間でした。
冒頭の"We Disapper"、ブリブリブロステ、"Open Eye Signal"ラストのグワッキンズバッキンのスーパー四つ打ちまではまあ予想してました。グラストンベリーでもやってたし。
んでそっからゆったりかなーと思ったら"Collider"ですよ。
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自己紹介:
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好きなアニメ:
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好きな漫画:
宮本から君へ,ガンスリンガーガール
好きなラノベ:
イリヤの空,UFOの夏
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