ぴゅあぴゅあはーとがいい。
これで聞くのが何度目かわからない。それでもまた聞いてしまう。毎回泣きそうになる。どのＯＰよりも，挿入歌よりもいい。キャラソンはすべて聞いてないけど，多分これ以上のは無いと思う。
個人的にＯＰとかＥＤは曲としてはいいと思うけど，放課後ティータイムとの曲としては見ていない。どう考えても色が違いすぎる。やはり挿入歌が一番放課後ティータイム，つまり女子高生のアマチュアバンドっぽい感じがして違うレベルの感動を呼ぶ。
その中でもこれは段違いだ。イントロのピアノからしてキラキラして，感じのよいグルーブの上で合いの手が入る。ギターはやたら自己主張せずほぼサイドに回り，綺麗なメロディに乗ってバカみたいな恋愛の歌を歌う。
教室で弾いている五人が目に浮かぶようだ。テクニックも音楽知識も野心も何も無い女子高生五人が，ただ楽しむために楽器を鳴らしている。最高じゃないか。それが一番大事なんだといろいろアホな事考えてＣＤを聞いている耳に教えてくれる。
最後のギターソロはどこかＯＭＯＩＤＥ　ＩＮ　ＭＹ　ＨＥＡＤのベスト盤バージョンを思い出す。あれも名曲だ。あと同じくらいの多幸感をこの歌は感じさせてくれる。そうだ。幻にとり憑かれた俺を突き飛ばして，上昇気流に乗って，大気圏を越えて…