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ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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今日は声優を語ろうかなと。
4種類にランク分けしてみます。

A:神
B:かなり好き
C:そこそこ注目
D:死ね

特に一覧とか見ないで書くので穴があるかもしれない。

A
沢城みゆき
三木眞一郎

この二人はもう神と断ずるに些かの躊躇も持たない。
まずもって声質が最高で、とりあえず適当に喋ってるだけでも脳髄にクる。
そのうえ細やかな芝居が要求される日常会話から感情を爆発させるクライマックス、大きく表現はしないが大事な感情が込められている何気ない名シーンまで全演技が完璧。もちろんギャグ演技も余裕。
演技の使い分けに関しても、みゆきちに至っては女版山寺宏一かというレベルである。ミキシンはそういうのをあまり聞かない…というかここまでベテランだと無理やり声質に合わない演技を要求されることがないのでしょうがないが、個人的に声優における声色変化技術にあまり重きを置いていないのでどうでもいいかな。
この二人ならよくある罵倒CDとか普通に買いたくなるなー。意外と共演している印象は無い。というかミキシン最近出番無い!頑張って事務所!

B
喜多村英梨
斎藤千和
伊瀬茉莉也
花澤香菜
茅野愛衣
福圓美里
藤村歩
杉田智和
中村悠一
神谷浩史
木村良平
梶裕貴
細谷佳正

うわーひどい。あまりにゆとりラインナップ。
というか実力のある人がしっかり売れる業界だから声優に興味あるんですけどね。
とりあえずキタエリと千和は鉄板。前も書いたが二人ともどんな演技もできるオールマイティープレイヤー。重宝されるのもよくわかる。キタエリはあえてギャル臭隠さないのが俺的に好感度UP!あと歌うまいところも!あとブサイクなところも!
伊瀬は結構難しいところだが、ブヒ演技が完璧すぎるのと惡の華の演技が極上S演技だったのでラインナップ。ぜひ今度は萌えアニメであのドSっぷりを見せてほしい。
ざーさんは腕としてはAに入れても問題ないくらいなんだが、こういう声に華がある系かわいい声優はどうしても厳しく見てしまうのだ。清純タレントとしての売り方もイライラするし!ぬぁにが「ダメ女な部分を直す」だ!騙されるなみんなこいつうまく隠してるだけで中身ドビッチだぞー!
茅野もほんと色んなキャラができるし演技もしっかりしてる。新人の中じゃ伊瀬と並んで筆頭株かな。茅野は売れてるしね。ただまだポテンシャルを発揮させてくれる役に出会ってないのでそれ待ちの印象もあるが、楽しみな声優ではある。あと歌がいい。凄くいい。はよ歌手活動してくれ。
福圓さんは安定ですね。最近見ないけど。またあのシャウトを聞きたいです。
藤村は…完全にひいき目。頼むよ!出てくれよ!最近ちょい役でしか見ないんだよ!この人の声聞けるのがファミリーマートだけってどういうことだよ!声優界間違ってる!みかこしに男演技させるくらいならこの人にー!
杉田中村神谷に関してはもう説明いらないよね。最近化全話見たんだけど神谷のイケメン演技に濡れ濡れですよ。やっぱ売れる声優は違うねー!最近見ないけど!
木村良平は男の新人(でもねーけど)では完全に頭一つ抜けてる。いい役もらえれば上の御三家目指せるレベル。とにかくニュアンス演技が気持ちいいんだよね…何気ない演技にも凄い感情こもってる。はがないの小鷹はキャラはクソだが演技は最高だったと思う。
梶も一時期あまり好きでなかったんだけど最近いろんなキャラやるようになってまた魅力を再確認というか。男版福圓さんじゃないけど120%の叫び演技が楽しくてしょうがない。いい声質してるしね。個人的にはろうキューブのイケメン演技が好きだなー。
細谷もいい。男臭いテナーボイス声優って最近あまり見ないのでかなり貴重だと思う。こいつもやっぱりまだ役に恵まれない印象があるけど、ロボノの昴はすごい良かったよ!あと歌下手だね!そこもプラス!

C
佐倉綾音
井上麻里奈
水橋かおり
内山夕実
代永翼
小野友樹

なんかもっと色々あったけどあまりにありすぎるので絞りました。
佐倉綾音はもっと評価されていい。悠木碧以降…というかゆるゆりあたりから声優未満のドヘタクソを平気で連れてきて顔とキャラで売るクソ商法が流行りだしてきているが、その世代で彼女(と大久保瑠美もそうかもしれない)はまっとうに演技ができる数少ない新人である。個人的に君町のS演技は素晴らしかった。あと無駄に絵がうまいのもいいと思います。
逆に井上麻里奈と水橋かおりは最近になってこの世代の素晴らしさを改めて実感させてくれた二人である。井上の十夏における萌え萌え演技と水橋のフォトカノでのニュアンス演技は極上の一言。名塚小清水中原サトリナ…中堅世代のうまさ(とあと演技の幅)はぜひ今の新人に見習っていただきたいものである。
内山は声が低い系女声優でそこそこ売れてる数少ない人材なので。るりちゃんが内山とか俺得俺得ぅ!楽しみにしてます!
代永は完全にジュード君のおかげだね。あとうたプリのヘブンズのキャラもよかったよ。あとはもう少し違う系統の演技もしてくれたら…あーフリーはいいです。
小野友樹はもう少し頑張りましょうというか役に恵まれない声優の代表かなー。あともう少しで細谷級にはすぐなれそうだと思うんだけど。まあ今そこそこ押してもらってるようなのですぐに俺好みの役をもらえるでしょう。楽しみにしてるよ!

D
大坪
赤崎
三上
その他もろもろ最近の新人女性声優

いい加減にしろよお前ら。
顔がいいとかそんなん屁のツッパリにもならねんだよ。アホほど役もらってんだからはよ上手くなれや!売れたくても売れられない声優がごまんといるなかでこんな奴らがバカスカ主演もらってるのが許せない。まあアイドル売りの弊害ですよね…勘弁してくれ。
この世代の中で内田真礼は面白いとは思うかな。あの程度でだけど。今期も帰宅部とか何なのアレ…見てて気の毒になるレベルだよ。場末だからってクソ使っていいわけじゃねーぞ!木戸衣吹はいいと思う!

ふう。
もうちょっとある気もするけど疲れたのでこの辺で。
まー俺声優は腕以外ほとんど考慮しない(というか声優の露出媒体は全くチェックしていない。アニメ雑誌とリスアニTVくらい?)ので、喋りがうまいだとか歌がうまいだとかそういうよく声豚が気にする部分は完全に無視したランク分けになってる。もしかしたらガチの声優好きからは全然理解できないかもしれないが…やっぱアニメ好きとしては声優は声優なんだよね。タレント売りとか知らんから。いくらラジオ面白かろーがいい曲歌ってようが顔かわいかろうが演技できなけりゃどうしようもないし、演技できりゃ例え人間性がゴミでもどっかの誰かと寝てようとも許される。俺はそう思う。
もっとうまい声優が売れるといいと思います。

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2013夏アニメ一話放送終了。
というわけで恒例のベスト5!

1.きんいろモザイク 12点
2.げんしけん二代目 10点
3.私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 10点
4.<物語>シリーズ セカンドシーズン 9点
5.Free! 9点

点数制復活!15点満点ね!
今期もなかなか粒ぞろい。大体8~10点勢が半分以上を占めている。
視聴継続するアニメでも20個ほどあるという豊作っぷり。どうした何かキテてるのか?
各論!

きんモザはあまりにもやばい。
まず何よりもかわいい。とにかくかわいい。ブヒれるなんてもんじゃない。30分終始にやけてる。五分に一回「グフフ」とかいうやばい声が出る。録画で見てたら思わず一時停止するほどの萌えに見舞われる。
もう誰がとかどこがとかいうのも面倒くさい。強いて言うならアリスの可愛さが常軌を逸している!何あれ!殺す気か!俺死ぬぞ!久しぶりだよ最近のアニメでここまではしゃぐの!もう24だぞ!社会人にもなってこんな大学生みたいな気分にさせてくれてありがとうきんモザ!
作画もいいしギャグも面白い。マジでただの日常系なので偉そうに「もう日常系はいい」とか言ってた自分が結構恥ずかしいんだけど、もうそういうの全部どうでもよくなるくらいほんと素晴らしかった。
このレベルのブヒを12話続けたら間違いなくBD買うな…ワクワク。

げんしけんは初めて見るが、思ってた通りのリアルオタクライフ絵巻で面白い。
水島のあっさりしつつすべきことをするコンテもすごく合ってるし、声優も以前を知らないのでとてもすんなり入っていけた。
まあ正直波戸の話やりすぎというかそれしかないんかいという思いもあるが、これからでしょう。ラララメさんとスーちゃんがいいと思います。

私モテもなかなか面白い。
まず妙にリア充たちを悪者にするのではなくひたすらにもこっちの被害妄想にするのが好感持てる。あと弟をリア充にしたことも。その声が中村悠一なのも。底辺を正当化するような話じゃただのオナニーだからね。
ていうかイケメン弟と非モテ姉ってなんかどっかのレディースコミックっていうか同人誌?ある意味俺妹の逆というか…これで弟君が姉にデレたりしたら個人的にかなり好みな展開なんですが無理ですかそうですか。

物語シリーズは…まあいつもの西尾維新ですね。あたりまえですけど。
相変わらずガハラさんは最高だが今回アララギさんが出ないらしいのと一番好きでないヒロインの羽川さんが主人公ということで4位。と言っても複数の巻にまたがるからこういうタイトルにしたんだろうし、後半はアララギさん大活躍なのかな?楽しみに待ってます!

フリーはただの京アニ版君僕かと思いきや意外と真面目にスポ根やるようで好印象。あと女キャラかわいすぎ。先生何アレ。エロゲのキャラなの?エロすぎるよ!ゴウちゃんもエロいよ!ハァハァ!
男キャラは未だピンと来る者はいないがメガネに期待かなー。たっつんの演技いいね。驚いた。長谷部と同じ声優とは思えない。

あとはろうキューブ、ガッチャマン、ファンタジスタドール、帰宅部、恋愛ラボあたりがおススメだろうか。
サーバントサービスは原作も最初はとても面白くないのでしょうがないかなーと思いつつも、アニメ化としても全くうまさを感じないのですごく不安。ほんとにただアニメ化してるだけというか。声優も茅野以外ピンとこないし。絵もさほど可愛くないし。もう少しラブコメ展開が発展したら面白くなるかなー…どうだろ。OPEDはよかった。
とにかくきんモザ一強という感じだが、これからどうなることやら。まー他からBD購入レベルの感じはしないのできんモザが今の面白さを維持できるかにかかってるかな…そういう意味では前クールの一話だけ時の感想よりは少し下がるかも。でもここ数年の平均レベルとしては全然高いと思う。
とりあえず期待しましょう。君町は見なくていいぞ!

『風立ちぬ』を試写会で見てきました。
あまり趣味ではないが、公開前ということでネタバレなしの感想を書いてみようと思う。

本当に素晴らしい映画だった。
前情報から勝手に魔女宅以上は固いなと思い込んでいたが、魔女宅どころか間違いなくジブリ作品史上ベスト3に入るほどの作品だと確信する。
もう大体ほとんどの人がわかっていると思うが、『風立ちぬ』は大人向け映画である。
ファンタジー色はほとんどない。少年少女が主人公でもない。いやもはやエンタメ映画ですらない。手に汗を握る活劇やスカッとする展開もない。逆に確かに戦争の時代を書いてはいるが、その悲劇性にフォーカスするわけでもない。ただひたすらにその時代を生きた堀越二郎という男の人生、そして菜穂子との愛を描くドラマである。
宮崎駿はこれを趣味の映画だという。
だと思う。これは売れないだろう。ポニョや千尋、トトロやラピュタを期待して劇場に足を運ぶ一般的な客層は面喰い、戸惑うと思う。駿自身は趣味の映画を撮ることに大反対だったという。いつも言っている通り、「アニメは子供のものであってこんなジジイ向け映画は撮ってはならない」という主張だ。それを鈴木敏夫が必死に説得して撮らせたという。
近いのはやはり『紅の豚』だろう。庵野曰く「自分をさらけ出したがパンツ一枚分脱ぎきれなかった」という評だが、それで言えば『風立ちぬ』は本当に今宮崎駿が素晴らしいと思うものだけで作った、完全に脱ぎ切った映画だと俺は思う。
話、絵作り、キャラ、演技、台詞。全てが大人、いや壮年の嗜好を感じさせるものとなっている。できる限りセリフは少なく、絵作りはおとなしく、キャラは昔のマンガのようで、演技は基本落ち着いて、そして台詞は古風で力強い。まさに古き良き邦画のような、地味ではあるが味のある映像が終始続く。ただしその中でやはり効果的にアニメ的表現をするあたりがジブリの矜持といったところだろうか。パンフレットにある駿の言を借りれば、「リアルに、幻想的に、時に漫画に、全体には美しい映画」である。
それはジブリという看板を押し付けられ訳のわからない絵本のような児童向け映画を撮らされる最近の宮崎駿ではない、72歳という年相応の思想と愛情、長年のアニメ監督しての経験と情念を作品に込める表現者の姿を見ることができた。
エンタメとしての才能だけではない、アートとしての宮崎駿の才能。むろんそれは今までの作品でも見ることはできたが、くだらない商業的思想的理由を全て取っ払って作品作りに全力を注ぐとこうも美しい映画を撮ることができるということに驚いた。
少々仰々しい物言いにはなるが、これから数年はつまらん芸術指向の映画であるとかアニメを見ることはできないかもしれない。それほどにこの輝きは素晴らしいものだった。

先ほども書いたが、売れないだろう。賛否両論になると思う。「ジジイが老けてジジイ向け映画を作った」くらいのことをいう奴も間違いなく出てくるだろう。仕方ない。海猿が興行収入で1位を取る国である。映画の芸術性なんてものがこの国でいかに価値を持たないか、間違った価値観に基づいているかなんてことは論ずるにすら値しない。
どうでもいい。庵野が下手くそだだとかもどうでもいい(一応言っておくと庵野もたまにいい演技をしていたし、周りの声優は全て完璧だといえる腕でした)。才能ある監督が素晴らしい映画を撮った。それ以外の説明は必要ないと思う。
個人的な意見として、現在におけるアニメの要素が一つとしてない…というか完全にノスタルジアのみに徹していたのは些末な悲しみを感じさせたが、そんなのは当たり前なのだ。『スカイ・クロラ』がおかしかっただけだろう。72歳のジジイが映画を撮ればノスタルジアになるに決まっているのだ。わかるはずもないガキの心を何とか書いてみせたところでどうなろう…本当にいい映画を撮ったと思う。
とまあ要するに「いい映画でした」「大人向け映画でした」の二つの意見しか言ってないうっすい感想ではあるが、大人向けのいい映画を見たい人はぜひ劇場に足を運んでほしい。その二つだけは固く保証する。
最後にその二つの素晴らしさを示すこの映画最後の台詞を引用させてもらって終ろう。ネタバレにはならないと思う。たった一言の、くだらない言葉である。そして何よりもこの映画の良さを示していると俺は思う。細かい部分は間違っているだろうが許してほしい。

「君は生きなければならない。だがその前に、ちょっと寄っていかないか?いいワインがあるんだ」

今期のアニメ大体終了。
というわけでランキングを。

1.はたらく魔王さま!
2.俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
3.フォトカノ
4.デート・ア・ライブ
5.変態王子と笑わない猫

最近にしては平均値がとても高かったという印象を変えるつもりはないが、結局BDを迷わず買えるほど素晴らしいアニメがあったというわけでもなかったというのが正直なところだろうか。
俺妹がまだ完結していないので断定はできないが、毎週楽しめるという意味では問題ないにせよ全般的にクライマックスとしての盛り上がりに欠けていたと思う。
といっても平均値はよかったわけで、まあいいクールだったとは思います。
各論。

1.はたらく魔王さま!

とにかく安定してギャグは面白かった。
特にオリジナル回だという9話は神回としか言いようがない。これほどテンポがいいギャグアニメは瀬戸以来なのではないだろうか。声優のキレも半端なく、このアニメによって東山の私的声優ランクが3は上がった。その部分に関してはもはや非の打ちどころは一つとしていない。
が、それに比べシリアス部分というかバトル部分は平凡だなーという感想しか持てなかった。
というかどう見ても作り手側にもそこに主軸はなく、とりあえず魔王様TUEEEEをやっておくだけという発想なんだろうとは思うが、どうせあれだけコンテを凝るならもっとバトル部分で熱くなれるようにしてもよかったと思うんだが…(と言っても原作あるわけですが)。どうしても蛇足感が否めなかった。
ただこれも以前言ったがいくらバトル展開になってもギャグを挟んでくる感覚とか生活感のある笑い(原作だとアニメの何倍も真面目に生活の話やるらしい)、結局ほとんどデレなかった勇者など、もっと根本的な部分な作りが本当にラノベらしくないというか、いやこのキャラ配置やニッチ感はやっぱりラノベ以外の何物でもないんだがそこに中心を置きつつ微妙に外してくる感じ…後で書くつもりだが今期の主題は「ようやく面白くなってきたラノベアニメ」というところなんだが、それを完全に象徴しているアニメだったと思う。
細田さんはこれからもギャグアニメをやっていってほしい。原画上がりと聞いてなんぞ戦コレのようなくだらんマニア向けアニメやるのかなと思ったら全然そんなことはなかった。原作もまだまだ続くようなのでぜひ二期をやっていただきたい(BDはもうちょっと考えさせてください)。

2.俺の妹がこんなに可愛いわけがない。

とりあえず前回に続けて言うならきりりん氏と絡まない話が微妙だった!
いやつまらんというほどではない。黒猫といったんくっつくと聞いておいおいそんな昔のクソエロゲみたいな不義理をあの京介氏が犯すのか!?やめて!と思っていたんだがあの流れなら確かに少なくとも俺は誰に腹が立つこともなかったし、相も変わらずあやせたんはかわいかったし。ていうかそもそも基本的にはきりりん氏との絡みが一番多いし。
ただなぁ。「じゃああの二人のドギマギ以上の素晴らしさがその回にあったの?」と言われるとかなり苦しい。意味が分からんというほどひどい話でもなかったとは思うが引き込まれるかというと首を横に振らざるを得ない。どうやら構成としてもかなり詰め込んでいるようで、説明不足を感じる部分も少なくなかったし(あやせの突然の告白とか地味子の立ち位置とか地上波最終話とか)。加奈子もかわいいとは思うがわざわざハーレムにぶち込むほどかね。ていうかバジーナ回要りましたかね?もっときりりん氏と京介氏の話を軸にしてあとはせめて黒猫くらいで他はあくまで脇に徹してよかったと思うんですけどキャラ厨の戯言でしょうか。
ま、そうはいっても最近のラノベアニメとしては全然面白いほうなのでそこまで叩くほどじゃない。
それに、アニメとしての面白さも十分だったと思う。
何というか…リアル…ではないんだけど、ちゃんと演技させてるというか。言葉でなく動きで表現してるというか。それも「うまいなー!」と唸らせるというほどでは決してないんだけど、このスタッフはハーレムアニメの中では間違いなくトップクラスの仕事をしていたと思う。
なによりまだ終わってないしね。正直地上波で終わらせないというのはいいこととはどうしても思えないんだけど、それなりに期待して待ってます。ていうかきりりんエンド以外許さねーからマジで!もし地味子エンドとかになろうもんならそりゃおめーあれですよプッツンチョキチョキですよ!切るために買いますよ原作!マジふざけんなよあのメガネ!何がいいのかっつーか何でいんのかすら一ミリたりともわかんねーわ!

3.フォトカノ

面白かったと思います。
キャラがかわいかったのは基本として、まず話がいい。
サルでも読めるベタなシナリオではあるが、逆に言えば古き良きラブストーリーともいえる。やたら古い言語センスやひたすらにイケメンな主人公、決して好きと言う過程だけじゃない楽しさもあり、意外と序盤やほかのルートでフった伏線が他でちゃんと回収されていたりと、少なくとも毎週見るのを飽きさせるようなことは決して無かったと思う。
そして素晴らしい演出。凝ったカメラワークや細かい動きのあるコンテ、時にはアニメらしいはしゃいだ演出もあり、毎週見ごたえがあった。背景も綺麗で空気感があり、映像としての総合品質では決して金をかけた覇権アニメに劣っていなかったと思う。
ただ作画単体としてみると逆にこれほどひどいアニメもここ最近無かったレベルかな。やたら動く癖に抜けたコンテでもったいなさを感じさせるアニメがごろごろしている中、これほど制限されたリソースでここまでの映像を作るとは…まあそれでも舞衣ちゃん回とかは面白い作画してたとも思うが。しかし最近はロボノのIGといいこのマッドといい安定といわれていた会社の凋落が激しいな…世代交代なのかねえ。

4.変態王子と笑わない猫

さすが飯塚の死ぬほどかわいい絵とそれを決して崩さない作画品質の高さ、そしてひたすらにかわいいだけの話で12話まあこんなアニメも一つはあっていいよね…という程度のはずだった。
果たしてその期待というか予想を大きく裏切ることはなかったものの、しかしその裏には間違いなく奥深い心理描写とストーリーテリングがあった。
猫神という願いを叶える神様が人の欲望を引き出し、それに翻弄されるヒロインと必死に抗う主人公。時系列を地味にいじることで作る不思議な伏線の回収と驚きは1クールのアニメ構成としてとてもレベルの高いものだったと思うし、ヒロインたちの持つコンプレックスは人間味のかけらもないクソラノベヒロインと小さな、だがとても決定的な一線を画す役割を果たしていたと思う(EDで最後ふっと消える笑顔満載の月子で泣けるのは俺だけ?)。
もちろん目を見張るほどの面白さやうまさ、かわいさがあったとは確かに言い難い。だがあくまでラノベのマナーに準じ、しかし底のほうでしっかりと骨のある話を見せる力はまよチキだのおにあいだののようなハーレム風俗アニメと同じにしてはいけない何かを見せてくれた。
ジャンプの電撃に対しサンデーのMFといったところか…サンデーの数段ハーレムだがwいや、むしろ派手な飛び道具が目立つ電撃の諸作よりもこれやはがないが奥に潜ませているハーレムラノベという虚構へのアンチテーゼこそラノベの将来なのではとニワカながら勘ぐらせられた。

5.デート・ア・ライブ

いつもより妄想度高めなうわ言を放つ今日の俺だが、それでもさすがにこのアニメに何か特別な価値を見出すのは難しい。
ノリ一発の適当脚本、テンションが無駄に高いだけのクソ演出、綺麗なだけの作画…これゾンやおまひまのような安定角川富士見アニメである。
ただこれに関してはなぜだかキャラがおれのツボを突きまくった。マジで全員かわいい。十夏も野水も妹もクーデレも全部かわいい。アサミのキャラはちょっと微妙だったかもしれない。
話も一応飽きない程度の盛り上がりやどんでん返しがあり、何だかんだ楽しくはありました。あくまでそれだけだけど。
しかしこんなもんが社を挙げたラノベになるとはよほど富士見も人材不足と見える。萌えも俺のツボなだけで古臭いし。時代に乗り遅れた老舗は辛いね…。

ニャル子もよかった。最後もちゃんとギャグで締めたというのが偉い。変猫とデートアライブとニャル子はほぼ同率かな…前の点数制でいうと9点くらい。復活させようかなあれ。総合点だけ。
ただ逆に言うと9点でもランクインしてしまうというのもある。魔王さまも12点くらいか…まあそれでも9点以上が6つもあるというクール自体今までなかなか無かったんだが。
という話はまあ置いといて、さっきちょっと触れた総論について。
ラノベが面白くなってきたと思う。
上で挙げた5つ以外でも、俺ガイルは見ておけばよかったと後悔している一つだ。信頼する人がほとんど面白いと評価していて、どうやら一話のようなクソカーストギャグ話ではないらしい。前クールのさくら荘もそうだったが、じわじわとラノベアニメの平均値が上がってきているように思う。
というより今までがひどすぎただけなのだが、しかしそれでもラノベアニメには他のアニメには無い良さがあった。それは何というか、新しさだ。
ラノベには俺のような門外漢からしたら理解不能なプロットやキャラ設定がごろごろしている。もちろんそれが特にキャラ萌えの観点からみると最前線に位置するもので、そこが今までのラノベアニメの訴求力になっていたと思うわけだが、しかしやはりそこまで萌えに徹しきれていない(というか萌えのセンスが古いだけ?)俺としてはもう少し話が面白くなってくれないかなーと勝手な期待をしていた。
そしてその期待は、少しづつだが応えられてきている。
魔王さまは面白い。断言できる。普通の人が見ても面白いと思う。強度がある。決してキャラ萌えだけのアニメではない。事実多くの人に受け入れられている。
そしてもちろんラノベとして重要な部分も忘れてはいない。ちーちゃんも勇者も普通にかわいいし、なによりあのニッチさは他の媒体では絶対に無理だろう。まさに小説という最も個人的な媒体だからこそできる作品だったと思う。
他はさすがにハーレム臭が強すぎて普通の人に勧められるというほどではないが、今までのラノベアニメのようなただただかわいいだけのクソアニメでは決して無い。何かしら萌え以外の価値を持っている。
偶然かもしれない。恐らくそうだろう。ただ、今までのひたすら闇雲にアニメ化をして奇跡的なヒットを享受するギャンブルまがいではない、ニーズと才能と個性に裏打ちされた本当に価値がある作品のアニメ化が進んできているのではないか。俺はそう思う。
今クール大事なのはパッとしないロボアニメ三つなどではない。今やアニメの中核を成すライトノベル、しかもその中でも決して売れ線ではない諸作品、その素晴らしい出来こそが重要だった。
俺妹は終わった。次が出てこなければならない。
そろそろ出てくるのではないか。そんな気がする。



今月ディスクレビューやってない。
が、金がなくて全くCDを買っていない。
というわけで自分が何百回と聞いてる超大ネタをやることにします。

Mogwaiの最高傑作と聞かれたら迷わずこれを挙げる。
コアなファンは初期らしい。まあ理解できなくもない。Mogwaiの先鋭性がもっとも現れていたのは初期だろう。1st『Young Team』の吐き気がするほどの重苦しい怒りが3rd以降薄れていっているのは間違いない。
『Rock Action』からMogwaiが辿っていった道は、誤解を恐れずに言えばポップへの道といえる。
曲を短くし、分かりやすいリフとメロディを軸に置き、構成にメリハリをつけ、ノイズは控えめに。それを面白くないと考えるファンがいるのも理解できる。
ただ、俺はもちろん初期のパンクスピリット溢れるMogwaiも好きだが、そうやって強度をつけていったMogwaiのほうが好きだ。
先鋭性と普遍性のバランス。アートとポップのバランス。いくらポップに振れようともそれを演奏するのは間違いなくMogwaiなわけで、何の面白みもないポップスが出来上がろうはずもない。いやむしろ根底をアヴァンギャルドに据えたMogwaiができる限りの力をもってポップなものを作ったとき、最高の作品が出来上がるのではないか?
それが『Mr.Beast』である。

まず最初の二曲だ。
ゆったりとしたリズムから段々と盛り上がっていく"Auto Rock"から爆音ノイズヘビメタの"Glasgow Mega Snake"へ。これほど素晴らしい導入もない。静謐から轟音というMogwaiの特色をよく表した二曲である。
また爆音を今までのようなノイズで表すのではなくBlack Sabath風のヘビィな爆音で表現するという今後のMogwaiでよく使われる手法もこれが初めてである。決して音程のない純粋なノイズを垂れ流すわけでもなく、しっかりとしたリフで曲を構成して、だがその音自体は今までのMogwaiのような個性的なディストーションで彩る。ロックであってロックでない、このころのMogwaiを象徴する一曲とすらいえる。
そのあとの4曲もまた絶品の一言だ。歌入りの優しく美しい"Acid Food"、同じく歌入りだが轟音が気持ちいい"Travel is Dangerous"、どこか物悲しい"Team Handed"、そして代表曲の一つである"Friend of the Night"。
"Acid Food"と"Team Handed"は今までのMogwaiの域を出ないが、他の二曲はなかなか考えられない曲である。なにせメロとサビがあるのだ!その美しいメロディと構成はもはやJPOPとすら言えるかもしれない。
ただしその音像自体はJPOPのような甘っちょろさは一ミリとしてない。"Travel is Dangerous"のサビで響くファズギターはあくまで完全に今までのMogwaiである。決して抑揚のないBarry Burnsのボーカルの上で鳴る殺意に満ちたStuartのギターは耐え難い美しさを描きあげ、それはまるでbloodthirsty buthersのようですらある。
そしてライブの代表曲、"Friend of the Night"だ。
この曲にはボーカルはないが、やはりメロとサビ、そして間奏がある。また爆音も控えめで、どちらかといえばクリーントーンのギターとピアノが主体だ。
だがそこには初期にはない…いや本当は最初からあったがあまり目立たなかったMogwaiの素晴らしさである美しいメロディがある。ボーカルでは表せない抑制された感情を表すギターの美しさは筆舌に尽くしがたい。間奏の後にじわじわと混ざるディストーション、そして最後のサビ…今まで何度聞いたかわからない。今までのMogwaiのどの曲とも違う、抒情性と侘び寂びの狭間に位置する名曲である。
この4曲ほど完成された並びを俺は知らない。いくら聞いても色あせない物語がある。
もちろんそのあとも素晴らしい。今までと違い明るく開放感のある"Emergency Trap"は前の3曲にあった悲しみを和らげる役割を果たしている。
そこでさらに明るい曲を持ってくるべきところに"Folk Death 95"を持ってくるあたりがさすがMogwaiというべきだろうか。
前作『Happy Songs for Happ People』の"Killin All the Flies"や"Travel is Dangerous"に近い曲で、せわしないがやはりどこか悲しいギターアルペジオと力強いリズムから段々とファズを入れて盛り上げていき最後に一気に爆発させるこれぞMogwai!といった曲だ。最後の音圧たるや恐るべきものがある。
そしてさらに"I Chose Horeses"で小休止をはさみ(正直この曲は冗長であまり好きではない。まあ他の完成度が高すぎるだけだが)、最後に地獄の爆音ノイズソング"We're No Here』でガッツリ締める。
"Like Herod"、"My Father,My King"、"Ratts of the Capital"などなど今までMogwaiがやってきた真黒なノイズがここでも存分に発揮されている。これを今までのような感情豊かな曲群の後に聞くとまた感慨というか快楽もひとしおである。やっぱりMogwaiはこうでなくては!とガッツポーズの一つでもしたくなってくる。
美しい導入、殺意に満ちた爆音、もの悲しさをひたすらに美しく表現した中盤、明るい後半に一つスパイスを挟んで最後の最後にまた爆音。アルバムとしての流れも非の打ち所がない。

確かに彼らのパンクスピリットは減退したかもしれない。売れて落ち着いてしまったと思われても仕方ない。
だがやはり1stは何度も聞くタイプのアルバムでもないし、どこか表現している感覚も一面的なように思う。「アヴァンギャルドなポストロックバンドが世界への怒りを表現したアルバム」の一言以上の力はそこにはない。
ここには様々な感情がある。美しさ、明るさ、悲しさ、楽しさ、怒り。時雨にはまる姉すら聞けるポップさもあるし、もちろんアヴァンギャルドさも失われていない。
少しづつ進化…というか深化を重ねていき、音楽的強度をつけたMogwaiが作り上げたこのアルバムこそ最高傑作だと改めて言い切らせてもらおう。
正直これ以降のMogwaiのアルバムは確かにポップすぎるというか、このアルバムで完成させたポップとアートのバランスを縮小再生産している感は否めない。自分としてもそろそろ元のパンクスピリットを取り戻してほしいなと思っていたりもする。
まあもう年だしねみんな…しょうがないかもしれない。どんな〆だw
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