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ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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年の瀬という事で,2011年に聞いたいいCDを色々書いていきたいと思います。
といっても今年はアニメのBDを買いだしたのと,バイトを辞めたので,前に比べて今年でたCDをバシバシ買うって感じではなかったのであまり大した事は書けないかと…まあぼんやりと。

○Oneohtrix Point Never - 『Replica』
それまでと比べてぐっとバラエティと叙情性が増して,音楽としてかなり強度を付けたなと。サンプリングはブートレグのDVDとか昔のTV番組かららしい。非常に切ない感じが出て最高。特にピアノ一発の表題曲は恐ろしい出来…PVもあわせて必見。この美しさは最早ビーチハウスにすら届く。

○Slow Club - 『Paradise』
何でアメリカのインディはどんなに明るく歌っても何となく悲しいんだろうね。冴えない男女が笑いながら必死に楽器を鳴らし歌う姿が目に浮かぶ。基本的にメロディが素晴らしいんだけど,スッカスカの音像もまたインディマナーに沿ってキュンキュンくる。HTTの曲とかカバーしたら最高だろうな。一曲目の馬鹿みたいなヴァイオリンは何度聞いても胸を締め付ける。

○Clams Casino - 『Clams Casino』
聞いててひたすら気持ちいい。こんなヒップホップがあるとはねー…底知れないわ。綺麗で眩しくて…エメラルズとかにも近いっちゃ近いかもしれない。もちろんチルウェイブっぽいところも素晴らしい。野外で聞いたら気持ちいいだろうなぁ。次の展開も気になる。もっと曲にバラエティが増えるとさらにいい。

○8otto - 『Ashes to Ashes』
今年はとにかく邦楽聴かなかった…申し訳ない。坂本さんのソロもまだ聞いてないし…。シャムキャッツだけは気になってたんだけどどこ行ってもアルバム無くてなー。いや通販で買えよって話だが。
んで唯一邦楽でこれ!って思えたアルバム。とにかく5曲目までは完璧の一言。特に8otto史上最高BPMのGeneration 888は去年頭にライブバージョン聞いて血管切れそうなくらい興奮したけど,ほんと燃え上がる。ブレイクが憎い1曲目にファンキーな5曲目に…新曲も最高だったし。次も期待!

○James Blake - 『James Blake』
これは「ダブステプロデューサーのSSWみたいにしたアルバム」ってよりは「ダブステの影響を受けたSSWのアルバム」だろう,と。つまりダブステ:SSW比率2:8くらいでそこがたまらなく素晴らしい。歌詞も完全に引きこもりの内面吐露だし。特にほぼSSWなLindisfarneⅠ,ⅡとMeasurementsが俺には白眉。まあでも次のアルバムはもっとフロアライクにしてほしいけど。

このくらいかな。基本的に昔の曲ばっか聞いてたからなんか普通だな…まあしょうがないね。来年はとりあえず出るという噂のマークスチュワートのアルバムとクラウドナッシングスの2ndと…一応ミイラズの新譜も期待かな…不安の方が大きいけど。

ついでにアニソンも。
まずアイマスの曲があまりに最高すぎるということをお伝えしたい。ただいい曲全部貼ったらブラクラレベルになるので一曲だけ。
太陽のジェラシー http://www.youtube.com/watch?v=TElUGKqgzYE&feature=related
これにピンときたら横の関連動画から回ってって俺のようにアイマスワールドへ吸い込まれていってください。
他というと…Coolish Walkはまさかサンワンワンを上回ってくるとは思わなかった。非常にいい出来。ちなみに伊波ちゃんのワグナリア賛歌も異常に素晴らしい出来。
あとはサブカル方面だとFantasy,青い栞,Os-宇宙人。普通にいいものだとHacking to the Gate,オリオンをなぞる,アニソンとして素晴らしいものだとマジ恋ED,ロウきゅーぶED,そふてにOP,ISED,1000%LOVEとかかな。まあでもとりあえずほんとにマジでアイマス最高。

音楽はこんなもんだろうか。来週は今年のアニメベスト10をしようかなと。また長くなりそうだな…ま,暇ならお付き合いください。
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どっかで見たことあるタイトルだと思われるかもしれない。
三ヶ月ほど前に似たような記事を書いた。
http://u16n.3rin.net/Entry/129/
正直言ってこの予想…というより期待は大外れで,美希は正に竜宮小町への憧憬のみにおいて11話のような発言をしており,12話自体も単純に美希のモチベーションをあげる為の話であり(しかも作画脚本ともにアイマス全話通して最低レベルのもの),そこには職業意識()も共同体とのバランス()もいっっっっさい無かった。
まあ当然というか何というか,実は美希というのは基本的に職業意識なんてものから百万光年離れたキャラだったらしい。アイマスを昔からよく知る友達が俺のブログを読んだら大爆笑したという。無理もない。
ただその後の13話における恐るべきライブ作画,15話の超絶ギャグ,17話からのしっかりとした作画および演出,そして千早回によって,脚本ではない部分に素晴らしさを見出して,俺は最初とは違う側面でアイマスを存分に楽しんでいた。それはもう本当に楽しんだ。
23話を見るまでは。
いや,まさかここで俺が上で言ったような問題提起をしてくるとは夢にも思わなかった。12話はモチベーションをあげるだけでなく正に美希に職業意識を芽生えさせるためのものだったのだ。
売れていくにつれてどんどん離れていく仲間達,それを必死に繋ぎとめようとする春香さん,だがプロ意識から仲間よりも仕事を優先していく他のメンバー。その描写としての美希と春香の会話シーン。
22話でPとの恋愛を絡めてきたのもまたエグい。千早も海外に行き,好きなPを自分のせいで怪我させてしまった春香さんが一体どういうイベントで立ち上がるのか…今までの並々ならぬシリアス演出を見せられた後では,もう期待するなという方が無理だ。
もう何度も言ってはいるが,正直他のメンバーが奮起させるというのは止めてほしい。それでは千早回のリピートになってしまう。
ここはやはり千早回ではありえなかったライバルとしての美希が何かしらの檄を飛ばす…または,やはりファンが春香さんを立ち上がらせるというのが筋ではないか。どうやらジュピターも出るらしい。まさかジュピターが春香さんを直接奮起させるというわけでもないだろうし,一からやり直すジュピターを見て春香さんが何を思うか…が重要だろう。
しかし美希をどう書くかは色んな意味で注目したい。泣き崩れるかよりいっそう仕事に励むか。潰れるキャラが二人居ても…とは思うがしかしこれだけ原作のキャラを大事にした錦織が今更プロットのためとはいえ…逆に春香さんのことすごいなじりそうで超たのし…ゲフンゲフン怖い。
まあこれ以上妄想を書いても無粋というものだ。座して待とう。もはやつまらないなんて事は考えられない。あの極上作画演出だけで凡百のプロットも輝きを放つ。ただここは初めて(12話でも見せられたと思うが…もう言うまい)錦織のプロット力を見せ付けるチャンスでもある。楽しませてもらおうじゃないか!

とかいいつつまーた12話みたいな肩透かしくらいそうで戦々恐々なわけだが!勘弁しろよゴリ先生!さすがにここでまたあんな微妙話やられたら一気に評価変わるよ!?ここまで春香さん落としといてPがなんかくっさい台詞言っただけで立ち直りーとかやったらマジお前の顔面CHANGE!!!!するまで殴っからな!ほんとお願いします!BD買うんで!今はちょっと無理だけど年明けたら買うんで!いやマジで!あとライブ回はOP曲流してね!新規とかマジいらねーから!王道でいいから!TBSの内規!?知るか!内規は破るためにあるって偉い人も言ってたぞ!頼んだぞー!
あくまで個人的な価値観だが,全ての物語のある表現物には「リアリティ」と「ファンタジー」という二つの大きな尺度があると思っている。
「どれくらいその物語に没入できるか」がリアリティで,「その物語がどのくらい読み手の現実から距離があるか」がファンタジーだ。
例えばアンパンマンは完全にファンタジーのみに特化している物語であり,逆にソラニンやノルウェーの森などはかなりの部分をリアリティにおいている物語といえる。基本的に漫画やアニメなどはファンタジーが強めに,映画や一般小説はリアリティが強めになる。
これは相反するものではあるが,どちらの方が物語の批評において価値を持つなどということはない。自分と全く違う物語に心動かされるのも素晴らしい事だし,物語に強い共感を持たせるのもまた素晴らしい事だ。
ただ,年齢によってどちらを重要視するかにはかなり違いがある。
子どもの頃は自分の中の現実というものが無いので,どんなファンタジーでもリアリティでもある程度の没入しかできない。だからアンパンマンを見て全能感を感じる事ができるし,深いリアリティに根ざす物語を見ても大して感動しない。よって基本的にはファンタジーの方を楽しむ。
それが年がたつにつれ,リアリティを楽しむようになってくる。
最初は少年漫画,その後娯楽映画や青年漫画,そして一般小説や高尚といわれる映画などを嗜好するようになる。経験とともに自分の中の現実を構築していく上で,自分から遠い物語には白々しさを,近い物語には強い没入と感動を覚えるようになっていくのだ。
これは当然の流れといえる。

しかし,最近の…特に日本の表現において,あまりにもリアリティが重視されすぎていないか。
これは,いつも俺が思っていることだった。
利権にまみれて,ろくにオリジナリティを持っている話を作り出せない上に映像としても低品質なゴミしか作り出せないドラマは論外として,映画も欧米に比べてあまりに共感と同情の涙を売りにするものが増えすぎている。クソみたいな「等身大」や「リアルな自分」なんてものが蔓延っているくせに,それは社会の勝ち組,いわゆるリア充にとってのリアルに固まりすぎて,そうでない人々にはまったく共感できないシナリオになっている。
音楽にしてもそうだ。ビッチだのDQNだのが会いたい会えないなんて低レベルにも程がある常套句を垂れ流し,そんなものが「リアルな恋愛」とか抜かしてオリコンベスト10を埋め尽くしている。
だからこそ俺は,そんな日本のカルチャーの中で,ファンタジーの力を持っているアニメに輝きを感じるのだ。
アニメは本来ファンタジーなものだ。そこに富野,押井,庵野らアニメ史に残る天才達がリアリティを作り出した。しかしそこでまるで今の単館上映の邦画のようなスノッブさに押し込まれそうになったところで,エロゲ,ラノベ界から吸収した萌えというファンタジーがカウンターとなってまたバランスを取り戻し,今(少なくとも俺にとって)ロックと近いレベルといえるまで多様性と深みを持つ力強いカルチャーへと成長していったのだ。

その最良の結果がアニメ版アイドルマスター,ストライクウィッチーズ,そしてけいおんである。
けいおんから感じるのは,信じがたいほどに眩しいファンタジーの力だ。俺は彼女らを「等身大の女子高生」だなんて決して思えない。あんなJK絶対いないし,共感なんて一切しない。全く現実にありえない正にアニメファンの妄想を超高品質高解像度で具現化したものだ。
だからなんだ?現実にいなければいけない,妄想なんて悲しくてキモい。もうそんなバカバカしいケチは聞き飽きた。なら何故ダイヤモンドの空に浮かぶルーシーは人を涙させるのだ。なぜピート・タウンゼントはThe Kids are all rightと叫ぶのだ?キッズがオールライトだった日なんて一日だって無かったじゃないか!クソみたいなリアルに対抗するためのファンタジー。それはいつだって,映画だって音楽だってどこでだって人を勇気付けてきたのだ。あずにゃんはそこに名を連ねているんだ!
話が無い?プロットが薄い?そんな映画や小説にまみれた旧世代の戯言に何の意味があろうか。もうそんなくだらない価値観に必死に媚を売る必要なんてないのだ。アニメは新たに萌えというファンタジーの価値観を作り出した。それはとてつもなく美しいものだ。作劇としてのエンターテイメントなんていらなくなるほどに美しい。萌える絵と,萌える台詞と,それを完璧に再現する声優の力と,萌える動作と,それを完全に再現する高品質な作画さえあれば他に何がいるって言うんだ!?
しかし決して山田尚子監督ら製作陣はこれがファンタジー,つまり幻想である事を自覚していないなんてことはない。一期4話。二期13話。二期20話。映画。そして全体を貫く学園生活とそれの終焉としての卒業という主題がそれを完全に物語っている。そう,ファンタジーはいつか終わる。ふざけた現実をぶち殺すための力を俺たちに与えて,けいおんという幻想は消えてしまうという事を。
何度見たって泣いてしまう。一期4話で唯は(恐らくそうとは知らずに)タウンゼントがやっていたウィンドミル奏法を,大量の綺麗な花火の前でする。とてつもなく嬉しそうに。そこには憂いも悲しみも無い。ただひたすらに幸せだけを享受してその右腕を振り回す。本気で武道館に行く気なんてあるわけない。ただ青春の夢という幻の美しさに笑っている。そしてすぐに花火は終わる。そうすぐに終わるんだ!
二期13話でも花火を見上げながらあずにゃんはこう呟く。「また私,夢見てるのかな」1期4話と同じ,ピアノだけの簡素で綺麗なBGMとともに。ここにはあまりに楽しい今と,それがいつか終わってしまうという哀しみが同時に表現されている。これほどの深い表現が今の日本カルチャーのどこにあるっていうんだ?!こんな素晴らしい表現を,製作陣はスノッブさのかけらも見せずに表現して,現実に信じがたいほどの経済効果を見せている。こんな奇跡が他にあろうか!
もちろんその楽曲の中でもこの美しさは存在している。OPEDのゲテモノアニソンはHTTの曲ではない。真にけいおんという作品を表している曲は前澤・稲葉コンビが作る曲,「ぴゅあぴゅあはーと」と「ふわふわ時間」だ。
バカバカしいタイトルだ。そこには感動させてやろうとかかっこいい歌詞を書こうといったようなくだらない大人の計算はない。女子高生ですらこんなバカな詞は描かない。ただひたすら,ファンタジーとしてのキャラが書くくだらなくて眩しい歌詞が並んでいる。
決して五人以外の音は入らない。演奏としても難しい部分はほとんど無い。アレンジも簡素で,曲構成も単純だ。ファンタジーを壊す要素は一つもない。まるで古いガレージロックのような,カリフォルニアのローファイポップのような音像で,力強く澪はこう歌う。「Ah ボリューム上げて ほら ときめき探すよ またこの場所で何度でも 会えそうな気がするよ」会えないのだ。いつかは離れ離れになる五人が,必死にこう歌うのだ!そして最後に入るギターソロは何にも代え難いきらめきをもってすぐに終わる…正直映画の最大の欠点はこの曲を入れなかったことだと思っている。
それが儚い幻想であると自覚した上での,辛い現実を忘れさせてくれる力強いくて輝かしいファンタジー。それがけいおんだ。

これほどの素晴らしさを「萌え豚用アニメ」の一言で一蹴するバカはもう知らん。好きにすればいい。ただ最早萌えという価値観は一過性のムーブメントではなく,少なくともゼロ年代アニメを語る上で欠かせない価値観である事は自明である。それを否定するならもうゼロ年代アニメの八割を否定する事だろう…まあ上のようなバカは平気でそういうことするが。
そして先に挙げた他の二つ,アイマスとスト魔女が,なぜけいおんと同列と呼べる作品なのか…はまたいつか書こう。アイマスは放送が終わったら,スト魔女は…劇場版のあと三期やるだろうけど一応劇場版終わったら書こうかな。また今日みたいな長文になるだろう。けいおんは売れたけどスト魔女はそれほどでもないからな…。まあいるかどうか知らないけど全部読んでくれた人はどうもありがとう。キモいだろうが許してくれ。
当然ですかがんがんネタバレします。

まず言っておきたいがこれは映画単品としての評価をするならかなり低い。
もし何も知らない一アニメファンがいきなりこれを見ても何の面白さも感じないだろう。もちろん地上波放送をみて面白いと思わなかった人が見てもそれと同じ感想しか抱かないと思う。
俺は映画になると聞いてさすがに少しはプロットに起伏を作ってくると思ったんだが全くそんな事は無かった。マジで地上波放送の二時間版だった。
しかしこれは最高のアニメ作品である。
どういう意味かと言えば,これにおいてようやく完成したといえる「けいおん」というアニメ作品の素晴らしさはアニメ史に残るレベルだという事だ。
俺は勝手に,この映画の時系列は春休み,卒業式以降のものだと思っていたのだが,蓋を開けてみるとなんと旅行は終業式前であり,行った後の話も三十分以上やっていたのだ。
ラストはあずにゃんに天使にふれたよ!を歌うところで終わる。つまり地上波アニメの補完する部分をやっており,基本的にこれで唯たちの学校生活を完全に描いたものと考えるべきだろう。
さっきも言ったとおりたいした事件は何も起きない。細々としたイベントをつらつらと重ねていき,それで二時間である。なのではっきり言ってプロットに関してあれこれ言っても意味はない。
強いて言えばラストになぜ地上波でやったシーンを持ってくるのか…というコンセプト自体の疑問点はあるが,まあそれもそこまで非難するほどの事ではない。
となるとあとは演出とか萌えの部分になるが…それについてはもう完璧でしょう。非の打ち所が無い。
唯梓すぎて澪律ファンが物足りない…特に澪の出番がちょっと薄かったように思うが,全体的にもうとにかくマジで本気にありえないほど超絶最強激滅茶苦茶アホクソかわいい。死ぬ。唯梓厨の俺はもうほんと死ぬ。死んだ。
演出は映画版こその気合の入った演出は特に見受けられず,地上波放送の延長線上にはあるが,要所要所でかなり素晴らしい演出をしてくれたように思う。ラストシーンとか,屋上のシーンとか,卓球のシーンとか,
その他諸々個人的にはかなりぐっと来た。
あと驚いたのがライブシーンの多さ。最初は既存曲はほとんどやらないのかな…と思ったら驚きのライブ三シーン!しかも最後は教室でのライブ!あれはかなり嬉しかった。むしろ新規曲の扱いが薄すぎてどうなのと思ったくらい。あと選曲がちょっとな…カレー,ごはん,ときめきシュガー,U&I(あと天使がふれたよ)という選曲は…うむむ。まあ個人的なのかもしれないがせめてふわふわ時間をライブでちゃんと…あれはラストにとっておいたという事なのかなぁ。いや確かにスタッフロール最後にふわふわのイントロ流れたときマジで泣いたけどさ。口パクで歌っちゃったけどさ。そこにライブシーン入れちゃうくらいのこう…あざとさが…。
とにかく地上波放送を楽しめた人は絶っっっっっっっっっっっっっっっ対楽しめます。ぜひ見てください。

さて,映画そのものの感想はここまで。
たださっき言ったようにこれは映画でというより全体の作品として批評しなければ真の価値は言い表せない。最後ふわふわ時間のイントロが流れたとき俺が泣いた理由が説明できないので,この後またブログにけいおん全体の批評を書きます。これは決して萌え豚用の消費物なんかじゃない。その事をこれよりも長い文章で描きたいと思います。
モグワイのライブ@Zepp Tokyoに行ってきました。

正直最新作のレコ初ツアーは二月に行ってて,セトリもフジとほとんど変わってないようなのであまり期待せずに行ったんだが,いやー関係ないね。むちゃくちゃ盛り上がった(よく訓練されてるともいう)。
まず思うんだけど,やっぱモグワイはこのくらいの大きさのライブハウスがちょうどいい。
フェスは論外として,二月の単独ライブは恵比寿リキッドだったんだけど,そっちより今回の方が音響としてよかったと思う。あの壮大な轟音は千人単位のライブハウスじゃないと合わないね…。今回は音響の意味じゃもう最高レベルだった。フジが微妙だったぶん余計そう思った。
んで肝心の曲の方だが,今回のライブでは,最新作の曲がほんと素晴らしいなーというのがまず強く印象に残った。
二月のライブは発売日当日のライブで,自分がその曲に慣れてないこともありうーん?と首を傾げてしまう事も多かったんだけど,一年かけて聞き込んでから改めて世界ツアーで磐石の態勢にしてからの演奏を聴くと,本当に他のアルバムの曲と遜色ないとすら言える素晴らしさ。特にWhite Noise,San pedro,You're Lionel Richieの三曲は震えた。(Mexican Grand Prixはなー,微妙だったけどなー,まああれは原曲自体好きじゃないからしょうがないな)。
他のアルバムの曲はまあいつも通りなんだが,今回はI'm Jim Morrison, I'm Deadのかっこよさに気づいた感じかな。轟音がちゃんと響く環境であれを聞くとかなりキく。
あとラストのBatcatだなー。もう黒モグワイの象徴みたいなエッグいノイズヘビメタが最高すぎる。あれ二十分くらいのロングバージョンとかにならないかなー。間奏のノイズパート超かっこよかった。
逆に不満点としてはやはりセトリがマンネリすぎる事。もう大体次の曲が読めるくらい。特に白モグワイ…明るい曲が多すぎるんだよな。Friend of the NightとかMogwai Fear Satanとか。もっとドス黒い曲…My Father,My KingとかLike Herodとかやってほしいわ…We`re no Hereは最近もやってるみたいだけど。最新作自体結構明るいから余計ノイズが欲しくなる。
あと細かいところだと転換多すぎるというか…あんなもんだったかな前から。毎回毎回ギター代えるからちょっと萎えるんだよね。まあしょうがないかな?

でもほんと基本的には最高でした。これぞモグワイ。2008ツアー→サマソニ→メタモ→二月来日→フジ→今回と来日した奴は全部いってるけど2008に次ぐ出来(2008は何も知らないで行ったからあれ以上は多分今後ありえない)。やっぱモグワイは単独ですな…轟音最高!
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自己紹介:
キモオタ
好きなアニメ:
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好きな音楽のアーティスト:
モグワイ,スピッツ
好きな漫画:
宮本から君へ,ガンスリンガーガール
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