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ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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昨日でノイタミナも放送したので一話だけベスト5を。

             萌  演  話  計
1.アイマス       5       4       3      12 
2.WORKING`    5    4       3      12                 
3.Fate/zero      2        4       4      10
4.ギルティクラウン  3       3       3       9
5.侵略!?イカ娘          3       3     2       8

アイマスはまああんだけ言ったんで特に言う事は…でも昨日の回はマジで神回だと思った。俺は小ネタは知らんけどそれでも溢れる愛とバカバカしさは感動するのにすら十分だった。これからのシリアス回に期待!
ワーキングも最高。二話まで見ると一期のふつーのギャグアニメ演出もいいかなーと思い始めるけど,でもやっぱり今みたいな凝った絵作りと作画でラブコメってのもいいね!早くあの絵でなずなが見たい!明日マダー!
フェイトゼロは…確かにクオリティはすげーなと思う。あの虚淵のことだから話も面白いんだろうな…。これからかね。ただ演出自体はそれほどいいとは思わんのと今いち話の流れがわかりにくいってのは怖い。あと萌えない!しょうがないのかな…おっさん萌えに期待したい。
ギルティクラウンは,要するにベタなロボアニメですね。一話はほんとベタ過ぎてなんとも言えんが…俺は好きだな。演出もオリジナリティゼロの誰でも考えつくベタ演出だけど,やっぱ作画のクオリティとか高いと無条件でワクワクするな。どうせならベタ突き通してひたすらエンタメでいてほしい。キャラかわいいのもGOOD。中村悠一のキャラもいいね。主人公がちょっと普通すぎるけど。
イカ娘は…ほんとイカちゃんだね。レディオ体操は腹筋ねじ切れるかと思った。さすが水島やで…期待も失望もせずにただ楽しみます。

あとはマジ恋,ベントー,はがない,ホライゾン,辺りが面白そう。特にはがないは予想をずっと上回る面白さ。肉かわいい。他もバカアニメ街道驀進してて,毎週楽しみにできるね。エロもあるし!
逆にいうとこれ以下は一話切りしたくなる感じだな…ペルソナとかよくわかんねーな。3の話は全然面白くなかったし特に萌えるキャラもいないし(主人公ブサイクだし浪川だし)。ガンダムAGEもどうやらつまんないらしいのでスルー。ネットで評判になったら見ようかな。
ま,今期はほんとワーキングとアイマスで十分でさぁ!
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ほんと今の邦楽でロックな人って減ったよなーと思う。
別に永ちゃんみたいな人の事じゃなくて清志郎とか遠藤ミチロウとか江戸アケミとか若かりし頃のチバとか…要するに常識とかモラルみたいな基準を無視できる人。
音楽的には面白いバンドはいっぱいいるけど,そういう音楽以外の部分でときめけるバンドやアーティストってそれなりに売れてるやつじゃほぼいないな…強いて言えばかまってちゃんのの子くらいか。
まあボウディーズとか9mmにそれ期待するのは難しいのはわかるが,アンディモリの小山田とかテレフォンズの石毛とかもっと暴れていいんじゃないのかなー。そういう衝動ないのかな…。
「常識から外れたらロックとか古い価値観だなー」と思われそうだし別にそういうものに興味ないのはそれはそれでいいんだけど,普通にロック全体が好きな人だったら大体そういう所に興味持ちそうなものだけど…ビートルズだってローリングストーンズだってツェッペリンだってオアシスだってそういう所にも魅力があったんだから。
みんなレディオヘッド化しすぎだよね…「音楽さえよければそれでよし!そこで冒険すればよし!」みたいな。いやそれもいいんだけどさ。いいと思うけどさレディオヘッド。でもそこ以外,それこそ生き様とかでも楽しめるからロックなんじゃないんだろうか…そんな考え古いのか。でも洋楽なら今でもそういう人たちいっぱいいるからな(減ったけどね!)。そこらへんでも邦楽ってつまらんよなぁと思う。ヒップホップの人たちはまだ面白いけどね。K-BOMBとかSLACKとか。
とりあえず今巷で蔓延ってる似非ロックンロールバンドは…いやいいんだけど今ロックンロールやるのは。音楽以外のところも参照してくれ。カバーすりゃそのバンドになれるってわけじゃねーから。
さて,夏アニメ全話放送完了したのでベスト5を。

              萌  演  話   計
1.アイドルマスター   5       4       3        12
2.シュタインズゲート    3      3       4         10
3.夏目友人帳               3       3       3          9
4.日常                           3       4       2          9
5.ツインエンジェル        1       4       3         8

ちなみにピンドラ,R-15,神メモは見てません。

1.アイマス
とりあえず言っておきたいのは,これは史上稀に見る,15点に届く可能性のあるアニメだということ。つまり,スト魔女やけいおんにすら匹敵するポテンシャルを秘めているかもしれないのだ。
もちろんまだ折り返し地点だし,この1クールがスト魔女やけいおんレベルだったかといわれれば悩ましい。必要性を感じない回や,もっと面白く書けたであろう回もあった。
しかし,俺がこのアニメをここまで高く評価する理由はそんなところではない。
言うなれば,目指すところの高さだ。
これほど高レベルなアニメ力で,こんなにかわいいキャラを使い,こんなに普遍的な話を書こうとしたアニメが他にあっただろうか。
「これは家族に見せられる」という意見が多く来たという話を聞いたがその通りだと思う。過剰なエロやオタネタもほとんどなく,それこそいろはと同じくらいオタ以外にも抵抗のない作りになっている(これは明らかに監督の意図だ)。
だが決してアニオタを捨てた話作りをしているわけではない。相変わらず真やあずささんや響はとってもかわいいし,最近はミキミキもかわいくなってきた。アニメとしての見所も多いし,キャラの動きでのかわいさはここ最近でも群を抜いていて,これはもうさすが元ガイナの錦織としかいいようがない。
また,アニメ側からリアルを書こうとすると何かしら斜に構えた作りになるのがこの業界の常だったりするのだが,どうもそういう罠にはまっているようでもないらしい。
何せ「スポ根をやりたい」と明言したのだ。スポ根なんて正直話の展開はかなり限られてくるし,ものすごくわかりやすい盛り上がりを見せないといけない。「斜に構える」なんて事とは真逆の世界だろう。
そう,スポ根なのだ。ライバルが現れ,切磋琢磨し,時に壁にぶつかり,しかしそれを乗り越え,勝利を勝ち取る。今時ジャンプですら忘れられた古のジャンルを,彼らは最高のキャラを使って書こうとしている。
そこで思い出すのがストライクウィッチーズだ。あれも,ハリウッド映画という意匠を借りて,とても単純で力強い話を描き,訳もわからずこねくり回すアニメ業界に風穴を開けた(いや開いてないけど)。けいおんも同様だ。どんどん内に篭っているアニメ業界…いや日本のエンタメ業界で,これほど広い志をもったアニメが他にあるだろうか?
もちろん上二つの名作と同様に,決して細かい心理描写を忘れる事もない。もちろんこの部分についてはまだまだこれから判断していく部分もあるだろうが,しかし期待できないことは決してない。
もう半分過ぎてしまっているが,これはぜひ見てほしい。痛い事を言うようだが普段アニメを見ない人も面白いと思う。大丈夫!履いてないとかそういうことはないから!女の子のアイドル物語とか少女マンガでよくあるしね!
そう…アイドルっていう題材も大事なんだろうと思う。どこがとか詳しくは書かないけど,金儲けというリアルにまみれたファンタジーな職業。その無理やりなワクワクさは,うたプリの最終回でも強く感じられた。アユレディ!スターリッシュ!

2.シュタインズゲート
これは正直見る気はなかったんだが,やたら友人が薦めるので一応22話までイッキミして,不覚にも泣きそうになってしまった。うん。これは今クールではとっても面白いアニメです。
ただ荒れそうな事を言うが,正直22話…いやまゆしぃ派の俺としては21話が最高潮だった。もちろんイッキミが終わったところだからという理由もあるだろうが,やはり人間の心理描写をしっかり書いた回だからというのがデカい。
そりゃ最後のED→電話→世界大戦?!→助手救わんと!→無理ぽ→ビンタ→俺の名前はー!の流れは燃える気持ちもわかる。ただ,そういう燃える展開にするならもう少し敵をしっかりとしてほしかったし,味方がほとんど何もしないでオカリン無双なのがなぁ…。
それよりも墓の前でまゆしぃが独白するシーンと,オカリンとまゆしぃが歩きながら2人で話すシーンがやばかったなぁ。ああいう切ない感じでもってくのが正解だったと思うんだよね…助手の回もちょっとラブラブしすぎだよ!ドーテーの癖に手馴れすぎだよ!許さないよ!マッチョしぃが殺劇舞荒拳決めちゃう勢いだよやめて!
そういう「展開展開で驚きと燃えを味わさせるSF活劇」と「運命的な悲劇とそれを乗り越えるためのループによるキャラの心理の変化」という二つの軸がどっちらけになっちゃった感がなぁ…。
まあでも非常によくできた脚本である事は俺もわかるし,これからもこういう丁寧な脚本が増えていくといいなぁと思います。

3.夏目友人帳 参
まあほんと…いつも通りの夏目なんですけどね。四期もやるっていうけど絶対こういう感じのままなんだろうな。一話,二話完結のいい話を13話。
といっても,別に「夏目マンネリでつまんねーなー」という事では断じてない。むしろ,この人の薄いけどふかーい演出は,その一話完結のいい話を書くのにあまりに適しすぎている。
例を挙げれば一話。最後のシーン,夏目が割れた茶碗を見て「俺のです。俺のなんです。とても,大事な…」と呟くシーン(またこの神谷の演技がクー!)。絶妙すぎる。もちろん茶碗型妖怪が一時の恩を返すために身代わりになったというブェッタベタな何というほどでもないシーンなのだが,こういう綺麗な演出がしっかりできるアニメ監督が何人いるやら。そりゃ続から売上ずっと変わらず12000台なのもうなずける。
もう五期でも六期でもやっちゃって,深夜アニメの清涼剤としてい続けてください。

4.日常
いいギャグアニメでしたな。その一言に尽きる。まあ逆に言えばそれ以外の要素が無かったとも言えるけど…。
中盤はほんと笑わせてもらいました。ゆっこ…あらゐいう所の「単純な馬鹿」の素晴らしさを堪能させてもらったわ。俺もちゃんみおと一緒にものすごい普通に「ゆっこはほんとバカだねマジで」って言いたい。
あと京アニの撮影技術がグンと上がった…というかそこらへんをかなり前面に押し出してたのも面白かった。やっぱり作画はいいけどそっからの力は強い感じしてなかったけどどんどん進歩していってるんだなぁ。
ただ後半ゆっこの出番が少なくなるにつれてみるみるつまんなくなったのと,なんかやたらイイハナシダナーで締めようとしてたのがどうも微妙で,最後の方は何ともいえないが…。クソアニメなんて言われるレベルじゃ決して無いよ。二期やってほしいとも思わないけど。
京アニはこのアニメ力を使って,次はぜひクラナドのようなしっかりした話のある原作をアニメ化してほしい。やっぱりギャグアニメにはもったいないしね…ま,今はとりあえずけいおん劇場版を鋭意作成してほしい。

5.ツインエンジェル
まさかあそこまで期待通りのラストになるとは…正直最終回の力って意味だとうたプリかこれかだな。それくらい俺の期待に応えてくれた。
まず笑えたのが十話。「ロボが自爆して皆死んじゃう!→「みて!あの中にルームランナーがあるわ!あれで時速50キロ超えたら爆発しないわ!」→「ふふふ,ここは私に任せろ!」→「うおお!ラストスパートオオオオ!!!!!」→「やった!超えた!あれ?扉が閉まったわ!」→ロボ上昇,爆発→「へんたいかめーん!」
イミフである。しかも爆発後の皆の表情がもう凄くマジになってるのがまた意味がわからなくて笑える。
そしてやたら悲壮感溢れるAパートとベタ展開のBパートを超えて最終回。普通に登場する上の変態仮面。
「どうやってあの爆発から!?」→「ふふふ,我慢したのさ!」
最高である。その上相手の兵器が宇宙にあるとわかったら
「宇宙へ飛んで壊しに行こう!」→「どうやって宇宙に行くのよ!」
→「信じればいいんだよ!(目をキラキラさせて)」
これ以上のバカアニメが他にあろうか。
この場末ゆえの力…これもまた深夜アニメの醍醐味である。ある意味二期に期待したい。

他のアニメについて書くと…。
萌え的にはとにかく月光さん×ミライちゃんがやばかった。もう毎週ヘッドバンギングしてた。死ぬかと思った。それだけの為に原作買おうか悩むわ。まじ月光さんかわいい…ミライちゃんかわいい…はぁ。俺も飼われたい飼いたい。
あとはダリアンちゃん×ヒューイもいい萌えでしたね。男が普通のイケメンってのがミソ。しょうがなくわがままに付き合ってあげるヒューイと凄い偉そうなくせに知らない人が来ると慌ててヒューイの影に隠れるダリアンちゃん萌え。怖い話で眠れなくなって添い寝してもらうダリアンちゃんとか酔ったヒューイが思わずダリアンちゃん押し倒しちゃう同人誌とかお願いします!
うたプリは色んな意味で凄かったな…毎週発動される将太の寿司が如きワールドとキラ☆キライケメンワード,超ブヒれるはるかちゃん,そしてラストのマジラブ1000%…。ちょっと前にテニプリ劇場版も見たんだけどなんなんだろうねあの腐向けアニメが持つ謎のパワー。圧倒されるわ。萌え豚向けアニメもこれくらいバカになってもいいんじゃないかな?とにかくラストはマジで最高でした!
逆に期待外れはいろはと神様ドォルズかな。
いろはは俺はかなりひどいと思ったがな…作画とか演出とかアニメ力的には全然凄いんだけどだからこそ脚本のひどさが目立ったというか…なぜ盛り上げるべきところで盛り上げないのか,なぜ行動原理を明確に語らせて,話し合わせないのか…。盛り上げないのがいい(ドヤッ語らないのがいい(ドヤッが目に付いてどうもなぁ…俺が性格悪いだけか?よくわかんなかったっす。なこちはかわいい!
神様ドォルズは…これから面白くなるのかな?地味すぎるわ。戦闘もつまらんし。人間関係もそれほど熱くなるようなものはないし。もう岸さんにシリアスやらせんのはやめさせたってくれ…。ファンタズムだけやってりゃいーから。監督としてシリアス無理ってほどじゃないけどギャグでのセンスと比べたらわざわざやるほどの事でもないと思う。

まー何はともあれ今期は「アイマスと出会えたクール」という感じでした。
まずYoutubeでアイマスの曲を聴いたらびっくりするほどよくて,どんどんはまっていくうちに11話がやり,シリアス展開も期待できる!とわかった途端姉や友達と今後の展開について話し合いまくり,そうやってこのアニメがどれほどポテンシャルを秘めてるかどうかに気づいて…キャラの素晴らしさもあいまってすっかり虜になってしまった。
無論クソみたいな展開になる可能性も全然あるのでまだ名作になるかはわからないけど,俺は基本的に期待できるものには最大限期待する主義なのでどんどん持ち上げていきます。なんだかんだ絵とキャラはかわいいんでそれなりに楽しめるだろうし。

最後に来期期待のアニメを。
ま,ワーキングくらいかな?一応フェイトゼロも期待はするけど基本奈須関係ははまらないっぽいんだよな…逆にワーキングはもう何の憂いもなくただただ幸せに待っています。というか不安要素が一つも見当たらない。こんなに心配ゼロ期待100%で待てるアニメもなかなか無いわ…土曜11:30はすげーTLうるさいかもしれないですがご了承ください。
今日はアニメアイマス12話の放送日である。
2クールアニメの区切りであり,恐らくライブ回になるであろう13話への布石として重要ではあるが,個人的にそれ以上の注目度を持っている。
それは,萌えと燃えの高次元でのファンタジーでない融合を果たす初のアニメとなるかどうかの分かれ目としてだ。
もう少しわかりやすく言えば萌えるスポ根だろうか。
言うまでもなくアイドル業界は競争社会だ。そこで生き抜く女達の戦いを,もしこの超萌える女の子たちを使って描く事ができれば,アニメ的にも普通の物語としてもとても面白い作品が出来上がるだろう。

鍵を握るのはやはりBD一巻の表紙を飾る2人,春香と美希だ。
才能は無いが努力家であり,765プロという共同体を愛しているリーダーの春香。
それに対し,才能に満ち溢れているがどこかそこに胡坐をかく癖があり,765プロという仲間よりもそれぞれの力が十分に発揮されるべきだと考える美希。
これは「仕事の結果とそれによってできた共同体のどちらを重要視するか」という古今東西の物語で非常によく見られる普遍的なテーマを描くためにうってつけのキャラ配置といえる。
またそこに,アイドルという仕事をするという自覚が薄い千早を春香の友達として持ってくるのもうまい。「おれのかんがえたさいきょうのあにます」を否が応でも妄想してしまう面白いものだ。

もちろん俺も最初は「まあそれはあくまで俺の妄想でどうせ普通の萌えアニメになるんだろうな」と思っていた。
しかし竜宮小町の存在が,まず俺に期待を持たせた。
要するに765プロ内で格差を作ったのだ。今のところそれを顕著にさせる描写は薄いが,九話の張り込み時の会話や11話のダンスをしている竜宮小町を見ての会話,なにより美希の騒動自体がその格差ゆえの出来事といえる。
そして11話で俺は一気にアイマスを見る目を変えた。
765プロ内で間違いなく実力差,そしてプロ意識の差がある。もちろんそれをどれだけ全面に押し出すかはわからないし,あくまで美希の騒動を盛り上げるためのギミックである可能性もある。しかしこれを何の期待もせずに見過ごすということはやはりできない。

だからこそ冒頭のように今回の話が重要になる。
上であげた11話での,特に美希の台詞がただのギミックなのか,さらに言えば今回の騒動は美希のリベラル的な思考ゆえではなくあくまで竜宮小町への憧憬ゆえなのか…それは今の段階ではどちらともいえない。
美希が上昇志向を見せるときは必ず「竜宮小町になりたい」という言葉とともにであるし,かといってなぜそこまで竜宮小町になりたいかということをはっきり描写してないからだ。
もしそれが前者であれば恐らく大なり小なり俺が上で挙げたようなテーマが描かれる事だろう。後者であればむしろそのようなテーマではなく,765プロが一丸となって外的トラブルを解決していく,それこそ一期と同様な展開を2クールもやる可能性が俄然強くなる。
しかしここまでの才人を集め,しかもこんなにかわいい絵と凝った演出,素晴らしい作画をもってやることが今までのような,言ってしまえばただの萌えアニメではあまりにもったいない気もする(もちろん楽しめたけれど)。もちろん異常にドロドロするのも考え物だが,そこら辺のバランス感覚はどうやら錦織という人はかなり高いレベルで持っているようだ。
それこそまどマギやあの花のような,今の主流を踏まえつつアニメという枠でない物語としての面白さも兼ね備えたアニメとなる事を切に祈りながら明日深夜の一時半を座して待ちたい。
ようやくミラ編終わり,全てのメインシナリオを見終わったので,改めて感想を書く。

何度も感想が変わって申し訳ないが,これはなかなか面白いシナリオだったと思う。
というより俺の中ではテイルズ史上一,二を争う出来かもしれない。

全体としてはやはり普通のテイルズ…というかJPRGの展開を踏襲していて,特に特筆すべき事はない。むしろ前に言ったようにラスボス関連はもう少ししっかりやってほしかったかなという印象を持った。
しかし,エクシリアが他のシリーズと比べてよかったのは,人物描写の深さだ。
キャラの配置としては結構テンプレなのだが,一人ひとりの表現の仕方が正直テイルズとは思えないほど上手く(今までならもう過去話は「夜に問い詰められて長々と話す」みたいなシチュが普通に出てくるくらい適当な描写だった),また台詞のセンスもかなり向上してた。具体的に言えば,こっちが恥ずかしくなるような台詞はほとんどないといっていい。むしろぱっと見ではどういう事かわかりにくい,深い言葉を投げかける事も多く,なかなか唸ってしまった。
シナリオ全体としてもいつもより大人向けで暗い話も多いのがまたいい。アルヴィンのお母さん話は本当にテンション下がった。あれは必見。
とにかく今回シナリオに関してはテイルズを知らない人が見てもそれほど恥ずかしくないんじゃないかな?もちろん今までがひどかった分俺の目がおかしい可能性もあるが,そこらの深夜アニメよりは絶対キャラの扱いはしっかりしてると思う。全体のプロットはまだまだ甘いけど…イヴァルがなんででるのかわかんないし,ナハティガルの扱いももっと上手くやるべきだと思う。でも全体では客観的にみるとシリーズ一かも。
難しいけどね。ブヒ成分はまだサブイベントこなしてないので把握してないがやはり少なめだね。素材は凄くいいんだが…ヴェスペリアとかの藤島テイルズに比べるとやはりそこまでではない。まあそれほどメインに重きを置いてるといってもいい。俺としてはもう少し敵キャラ描写して欲しかったな…まあやロリ好きよ。
シナリオ以外に関しては…普通かな。イライラするほどの事はないけどどはまりできるほどのシステムもない。どうもやりこみ要素も少ないらしい。そういう意味じゃ中の外か。でも普通のアクションRPGではレベルが高いほうだと思う。
あとボリュームが少なかったな…。三十時間でクリアできてしまうのはちょっと。2ルートに分ける意義があるほど二つのシナリオに大きな差はなかったと思うし。これは単純に1ルートにしてよかったんじゃないのか?ちなみにもしやるなら絶対ジュード編からやったほうがいいです。いろんな意味で。

というわけで,ゲームとしての評価はまあやっぱり80点くらいかなぁ。買って損はない。ただテイルズとしては色々異色なので,テイルズシリーズに興味がある…という人はこれじゃなくてヴェスペリアとかをやるべきだね。そういう意味じゃこれが凄い売れ行きなのは結構複雑…。
テイルズ史で考えると,シナリオの質がレベルアップしてるのがとても嬉しい。このシナリオのレベルであとはボリュームを増やし,バトル面を改善すれば間違いなく今までで最高のものができると思う。
是非このライターでまた次回作を作って欲しい。


追記
ここからは俺の妄想解釈タイム。
クリアし終わった人以外見てもイミフです。いや,した人でもイミフかもしれないです。

この話は,多分ジュブナイルストーリーなのかな,と思った。
つまり15歳の男の子が,突然現れた謎の大人の女に惚れてついていき,色んな騒ぎに巻き込まれながら大人になって,でも最後は別れ,成長した男は過去の美しい思い出としてその事件を思い返す…。ただ普通はその事件がここまで大規模ではないのでわかりにくいけれど。
その証拠…というわけではないが,シナリオで何度も「大人」というワードが出てくる。あるキャラが大人であるかということが何度も問われる。
そこでキャラに深みが出てくるのがアルヴィンだ。
力も強く,女にもてて,誰もが大人な男なように思えるアルヴィンは,実は誰よりもガキだったという事が,このテーマに沿って考えるととても味わい深く感じられるのだ。
他のキャラも,正義や善悪というよりも,大人か子供か,という尺度でそれぞれのエピソードを見ていくと,第一印象よりずっと面白く感じられる。
ジュードと一緒になりたいからという理由で看護婦を目指していたレイアが,全てが終わった後看護婦になるのをやめるという話も,俺はかなりぐっときた。とても世界を救う旅をしてきたとは思えない身の丈にあった変化がとても好感が持てた。本当にジュブナイルストーリーのエピローグのようじゃないか!

だからこそ最後ミラは消えなくちゃいけなかったのかな。
ジュブナイルストーリーのラストは大体別れだろう。昔あった過去の出来事だから儚く感じられるのであって,確かにそのまま現在につながるようにしては意味がない…という考えも理解できる。
そう考えると,なんかもう本当のラストシーンなんてまどマギっていうより秒速五センチメートルなのかな…とか思ったり。あそこで山崎まさよしとか流れたらかなりいいんじゃないのかなとか思ったり。
いやそれでも別に復活していいと思いますけどね!そこらへんはもうお約束でね!妄想もしにくいしさ…あそこで別れちゃうと。
ま,多分ジュード君はどんどん頭よくなって精霊界と人間界つなぐゲートを自力で作ってミラに会いに行くと思うよ。よくあるじゃんそういうの!お願いだ!TOX2作ってくれ!金だすから!3DSだろうとWiiUだろうと買うからさ!ねえバンナムお願いだよー!イノセンス2とか作ってる場合じゃないでしょー!それが無理ならUFOでアニメ化とかでもいいからさー!
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