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ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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クラナドを前に見たのは一年ほど前。
そのときはあまりのラストに愕然としてかなり悪い印象を持ってしまって,ここに相当ひどいことを書いたのだが(http://u16n.3rin.net/Entry/20),最近色々思い返してみると存外面白かったのではないかと考えはじめ,改めてイッキミした。
クラナドは,決して貶めるほど悪い作品ではなく,むしろいい作品といっていいだろう。
麻枝はもうこれでもかというほど実直に家族関係について描いている。時代錯誤もはなはだしいほどに。これがギャルゲとは思えないほどきっちりと現実を書き,別れを書き,それで喪失した人が立ち直っていく姿を描いている。この部分に関しては間違いなく天才といっていい部分だろう(もちろんこれはアニメを見ての話だけども…)。
正直いって岡崎が卒業するまでの話はそれほど好きではない。渚ルートのラストとか春原ルートは嫌いじゃないが,他はひどい。ことみルートとか風子ルートとか見たときはこんなもん描く奴がどうしたっていいもん描くわけねーだろ…と思った。
だが岡崎が卒業してからの,まるで古きよき実写ドラマのようなしっかりとした人生描写は,もう本当に同じ作者かと疑いたくなるほど素晴らしい。特にプロポーズのシーンと渚が死ぬシーン,そして花畑のシーン(というより個人的には旅行から帰るときに岡崎が渚の事を話しながら泣くシーン)は…これほど地に足がついた感動シーンをかける人間が今のエロゲアニメ業界にどれほどいるか。信者が人生と嘯くのも無理はないかもしれない。
確かに陳腐すぎるかもしれないし,何よりあのラストは本当にわけがわからないが,萌えを描いてるオタクメディアで人間関係について,しかも恋愛や友情だけではないもっと広い人間関係について書ける人はとても貴重だろう。あとはもうちょっと潔白さをなくして,清濁併せ呑んだ人間劇場を描けるようになればだーまえは今のような宗教団体みたいなファン以外にも受け入れられるようになるんじゃないか。少なくとも巷のアンチが言うような「人を殺して泣かせる能無し」などでは決して無い。これからに期待したい人だ。

あと春原最高。マジ最高。これは最初見たときも思った。卒業してから全然会わないのが悲しすぎる…。下らん妄想だけど最後ダメ父な岡崎を春原がぶん殴って汐と旅行に行かせるみたいなのがあったらマジで信者になってたと思う。最終話で皆が夢かなえてるのに一人運転免許取ってたのがほんと最高だったよ…。女の子では渚ちゃんかな…やっぱ。
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最近好きなボカロPをちょっと紹介。
むちゃくちゃミーハーだけど許してください。
1,ハチさん
http://www.youtube.com/watch?v=kiSMmT8VQwo
なんかもう凄い気合を感じる。
大体9mmや時雨のようなノリのいい曲にマイナーなメロがのった感じなんだけど,とにかくむちゃくちゃ。いい意味で。なんかいきなり2ビートになったり祭囃子みたいになったりノイズ入ったり…情報過多すぎてナニガナニヤラ。逆にそこがワクワクさせられる。ぜひライブが見てみたい…。
2.wowakaさん
http://www.youtube.com/watch?v=L0gYBduknLI
ワールズエンド・ダンスホールで一気に惚れた。
いやーまさかボカロでポストパンクじみたロック聴けるとは。かなり生バンドっぽい。アルバムだともっと奇天烈な曲もあってあーこれはまだポップにしたほうなんだろうなと。
やっぱアニソン畑の人たちは基本メロをしっかりしなくちゃいけなくて,だけど洋楽みたいなベースとドラムがはっきりしたものを作りたい…という板ばさみの上にできたものが俺は好きなんだろうなと。なんとなくVola&theOrientalMachine思い出した。
3,arataさん
http://www.youtube.com/watch?v=fy-0ZggA_W0
まだこれしか聞いてないんだけど…これはいいアニソン。
とりあえずブラス(の打ち込みだろうけども)のリフが反則。明るい曲にマイナーなメロはずるいわ…。なんというかメロのよさがたまらないんだけど,こまかい曲構成とかしっかりとしたドラムとかブリッジではいるアイドルっぽい打楽器(カララッってなる奴名前知らないんだよな)がキュンとくる。地味子の切ない歌詞もあいまってヘビーローテーション止まりません。ぜひアルバムを出してほしいね…。出てたらごめんなさい。

まあものすごく有名で全然紹介するまでも無い気はしますが…。ボカロは正直まだまだ多様性があるとはいいがたいけど音楽好きなオタクにとってぜひ探っていきたい場所ではありますのでこれからもたまーにランキングチェックしていきたいです。

Panda Bearの新譜が途方もなくいい。

http://www.amazon.co.jp/Tomboy-Panda-Bear/dp/B004MGMJ3E/ref=pd_sim_m_4

3rdの『Person Pitch』が有名だったので買ってみたところ,なかなかよかったがしかしぶっ飛ばされるほどかといわれるとそうでもなかった。これよりはアニコレの方が好きだし,まあ普通のサイケポップだなという印象だった。
その印象が変わったのがどこかでダウンロードしたライブmp3だ。それは去年に出たものだったが,ほとんどこの新譜に収録された曲を演奏していて,それがもう尋常じゃなく素晴らしかった。もう3rdそっちのけで聞き倒し,新譜が出ると聞いてワクワクしながら注文し,(まあ頼んでからくるまでに結構な紆余曲折があったが…それはツイッター参照で)やっと届いて早速…というかまどマギ最終回見終わったあとに聞いたらもう頭吹っ飛んだ。
3rdはかなりドラッギーで,リヴァーブをがっつりかけながらサンプリングをループさせてそこにとろーんとなるあの独特のパンダベアの声を乗せるというものだったが,これは結構キチンと演奏してる。3rdと比べてかなり覚醒度が高い。そこで浮き彫りになるのがパンダベアのメロディのよさだ。アニコレの曲でも結構発揮されてはいるが,ここで鳴らされているそれはアニコレの躁なものとは違う,物悲しさ漂うメロディなのだ。それがキラキラしたシーケンスや力強いストロークと一緒に歌い上げられた日にはもうヤバい。電車だろうが歩いてようが涙が溢れそうになる。もちろんソニックブームと手を組んで作り上げられた独特の音響設計も健在で,もうサイケなのか泣けるのかはっきりしてくれよ!泣けばいいのか眠ってりゃいいのかどっちだよ!という幸せな悲鳴状態である。

ぜひフジにきてほしい。できれば夜がいい。眠くて死にそうなときに聞いたらもうそのまま苗場の天空に幽体離脱できる気がする。

出揃ったんで冬アニメランキングを春と同じようにやってみます。

一位 まどマギ 萌:3 話:5 演出:4 計:12
二位 禁書    萌:4 話:3 演出:3  計:10
三位 IS     萌:5 話:2 演出:2  計:9
四位 メリー   萌:5 話:0 演出:2  計:7
五位 ゴシック 割愛

はぁ…暇だな俺も。

前にいったとおり個人的には燃えるエンドが希望で,そういう意味じゃ俺の希望は達成されたとは思う。欝では間違いなく無い。まどかは消えたけど主人公が星になって影から見守るエンドなんて星の数ほどあるしそれは欝じゃないだろう。
実際11話は最高だった。俺が希望する流れまさにそのまんまで,CM中に(どうでもいいけどCM打ちすぎだろ。しかもなんでハナミズキなんだよ。けいおん20話もそうだったよな…空気読めTBS!)サイダー取りに行った手は軽く震えていた。
だからこそ…というわけではないが12話は自分にはまるエンドではなかった。
といっても正直そのシナリオ自体に非の打ち所はほとんど無いといえる。でっかく広げた大風呂敷は12話で超高速で完璧に畳まれただろう。アニメの大風呂敷はアラがでるのが常だというのにそこはもうさすが虚淵としかいいようがない。
ただ,あまりに高速に畳みすぎたというべきか,綺麗に終わらせるために腐心しすぎてしまったと感じてしまった。要するにもっとわかりやすいエンドを個人的に望んでいたのだ。それこそワルプルギスの夜をまどかとほむらが協力して倒すような,そういう演出としての気合を感じたかった。
もちろんシナリオ自体は目指した方向性に完璧に到達しているので,その方向性があっている人(限定してる言い方だけど多分ほとんどの人があっていると思う)には完璧なエンドだろう。そういう意味で客観的に評価すれば100点だ。
しかし,俺はもっと身の丈にあったエンドがよかった。ガキでもわかるようなすんなりしたオチが。それこそオチにアラが見えても,さやかとか杏子どうなったんだよ!マミさん死んで終わりかよー!とかそういうのでもよかった。世界中の魔法少女が救われなくてもいい,ただあの2人にとって幸せなエンドであればよくて,全体的にまどかは正しい事したかとかほむらが後悔しないかとかそういう功罪よりもわかりやすく泣けるシーンがほしかった。
何度もいうようにこれは俺の趣味だ。俺はたとえばセカイ系とか厨二みたいな,青臭くて視野狭窄で色々見てきた大人からみたら鼻で笑うようなくだらないものが好きなところがあるので,ああいうしっかりとしたオチについていけないだけかもしれない。というか多分そうだろう。皆が絶賛する気持ちもよくわかるし,あれは売れるべきだし,第一ここ最近のアニメでダントツに面白いというのは何の嘘でも皮肉でもなく間違いない。ただ11話の上昇曲線を考えると,もし俺の望む方向でいったら俺は脱水症状で死んでたなという話だ。それが実際は俺の望む方向とはかなりかけ離れていて,その方向はどうやら皆が絶賛する正しい方向だったようだ。それを否定する気は全く無い。ただ端っこにやたらひねくれたオタクがいると思ってくれていい。

思うにこのオチは60時間かかるRPGでやるべきオチなのではなかろうか。こういうオチの漫画とかアニメって大体大長編だし。とりあえず全体的に描写不足なのは正直否めないと思う…。前もいったがやはり2クールでやるべきだったのでは。それなら11話からワルプルギス,そのあとの彗星型絶望との戦いも熱く書けただろうし,10話のほむほむ回も感動ひとしおだし。まあ1クールのアニメにそれをいったらという話だし1クールにしてはありえないくらい綺麗にまとまってるとは思うが,もうすこし1クール用にちいさくまとめてたら…。
間違いなく売れるだろうからぜひ二期に期待したい。別にブヒブヒ用日常アニメでもいいし違う魔法少女の話でもいい。ぜひぜひ期待したい。

追伸:あと一つだけ,俺が赤青派だっていうのも大きいかもしんない…正直ほむほむとまどかはあまりにキャラとして好きになれない。萌えない。赤青結局出番ほとんどなかったし…。最後の友達になれた発言は最高だったよ!

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