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今回はアニソンばかりじゃないです。

1."MAGIC RADIO" - 小松未可子

といいつついきなりアニソン?ですが。
正直みかこしはオシャレ方面に進んでる上にそのオシャレも中途半端でアーティストとしてはあまり興味はなかったんだが、新譜の作曲を見て衝撃を受けた。
なんと前に鬼灯の冷徹の主題歌で騒いだYour Song Is Goodだったのだ。
ワクワクしながらタワレコに行き(初回特典限定のカップリングだったから配信しねーだろと思ったんだけど普通にしてましたね)聞いてみた。
とても素晴らしいスカでした。
当たり前だが鬼灯ほど遊んでおらず、むしろ声優ソングとしてなんの違和感もないポップさ。バックはもちろん全員YSIGのバンドメンバーで盤石の演奏であり、みかこしの元気な歌い方は曲と完全にマッチしてて文句のつけどころ無し。個人的にたまにセリフを挟むあたり本当のアニソンっぽくて驚いた。やるやんJxJxさん。
俺が知るかぎりJxJxさんが曲提供している例って知らないんだが、なぜ今になってこんなにアニメ界隈に接近してるのか。アニメ見てるという感じでもなさそうだし。一番想像つくのはみかこし側のプロデューサーあたりの仕事だとは思うが、もしそうならまさに「とりあえず偉い人作ってくれてありがとう」である。
一つ惜しい点を挙げるとすれば…楽曲とは全く関係ないがカップリングでしかもタイアップがラジオだったということか。ぜひPVなりアニメ映像なりと一緒に聞きたかった。
JxJxさんの今後に期待!

2.『Complete Surrender』 - Slow Club

前の作品も気に入ってここに書いたんだが、新譜も素晴らしいの一言。
今回は落ち着いた60s調のポップソングが並ぶが、またそれが激ハマリ。完璧なメロと落ち着いた演奏、ボーカルはシャネルズかシャングリラズか…"Not Mine To Love"は俺の中でミーナ隊長が歌っています。
しかし最近はUSUKに関わらず海外のインディバンドをチェックしなくなってしまったなぁ…アニソン聞いてばっか。あとは旧譜聞き直したり。金ないねんしゃーないねん!

3.『Ruins』 - Grouper

これもまた昔はまっていたアーティストの新譜。
今までのドローン的ノイズは後退し、代わりにあまり表に出てはいなかったメロディの才能が遺憾なく発揮されてその美しさは際立つばかり。ジョニ・ミッチェルとかあのへんに近いといえば近いかな…いやでも全く声張ってないしな。そこがいいんですが。いい声してますわこの人。みゆきちとかにカバーしてほしいね。
環境音が入ってることからも完全にフィールドレコーディングであることが伺える。レンジの音らしきものがそのまま入っていたのはちょっと笑った。ただだからこその生々しさというか浮世離れ感というか…決してコードも凝ってないしうまいピアノを弾いてるわけでもないし、それこそ歌メロを弾いてるだけとも言えるんだけど、そのミニマリスティックな音とただただ綺麗なメロディが心に染み渡ってくれる。
最近もっぱら通勤時間にはこれを聞いて寝てるんだけど、たまに家で聞くと寝るどころか聞き入ってしまうという不思議。緊張のある美しさの塊。アンビエントとは違うけど、本当に素晴らしい作品です。

4.『A Turn of Breath』 - Ian William Craig

逆にアンビエントノイズ方面ではこっちが素晴らしかった。
天井潤之介さんが「Grouperの新作よりこれ」と言っていたのでiTunesで買ってみたが、確かにこの綺麗なノイズはたまらない。またGrouperのモノトーンなノイズと違いこっちはノイズ一つ一つが凝っていてカラフル。しかもとてもメロディアスで作品として強度が高い。
というかいきなり歌い出したりもするんだけどその歌が凄いうまくてそこもびっくり。いやーノイズっていいね!気持ちいいよね!Tim Heckerの『Ravedeath, 1972』とかも最近はまってます。

5.『Regalecus russelii』 - VOLA & THE ORIENTAL MACHINE

ついにきましたボラの新譜。
突然前座で出ると聞いて慌てて駆けつけたライブではあまりピンと来なかったのであまり期待していなかったが、完全にホームランでした。
まず最初の"Kick And Knife"から完全に前作『Principle』の"MAGIC TANTRIC DANCEHALL"のような爆裂ポストパンク仕様。ビキビキのベースにバッキンバッキンのドラム、ギャリンギャリンのギターにたっかいボーカル。これですわボラですわ。
歌詞も相変わらずキレまくりディスりまくりのアヒト節。ちょっとコンプかけすぎて安っぽいけどむしろこれぐらいがボラだよね!
そしてその後の"DOMINO CASTLE"も同じく爆音ダンスロック。でも前回と違ってシンセが表に出てないのが最高です。まさかアヒトさんから「完全無欠非リア充完成」なんて言葉が出てくるなんて!そこにシビれる憧れる!
そして何より先行公開された"Honey Honey"。
前二曲と少し違ったポップなボラの側面を押し出しているが、かと言って"THANK YOU MY FORCE"ほど振りきれてもおらず若々しいバンドの演奏がたまらない一曲。歌詞も明るく楽しく苛立ちを叫ぶ感覚が新しい。それは今までのような怒りのダンスソングでもなくザゼンのようなナンセンスでもなくもちろんアラフォーの枯れた渋さでもない。初期のミイラズのように、『ORANGE』の頃の電気グルーヴのように、日々の苛立ちを叫ぶとともに前へ突き進もうとする愛である。
皆さんご存知かも知れないが、今アヒトは福岡でサラリーマンをやっている。信じられないかもしれないが、マジで現在進行形でデスクワークをしているようなのだ。
あのナンバガのドラマーであり、曲の才能もあるミュージシャンがリーマンをやらなければいけない。そんな時代なのだ。
いや、もし本当に嫌だったらそこまでする必要はなかっただろう。それこそナンバガのドラマーというキャリアを活かし、くだらんプロデュースだの客演だの曲提供だのインタビューだの本執筆だの何でもすれば金に困るということはなかったに違いない。
だが彼は、アヒトはそんなクソみたいな生き方を拒んだのだ。リーマンになっても、クズ共に囲まれても、頭を下げてでも自分で生き、そして書きたい曲を書くことを選んだのだ。そして書かれる言葉に込められた怒りとその音は今までよりもずっと重みがあり、強く、俺の心を打つ。
彼らを応援しなければ嘘だ。カスみたいな四つ打ちメロディアスボケロックなんぞ聞いている場合ではない。何度でも言おう。愛と自由とセカイとオワリとジンセイとボクとオオカミとレキシがおじゃまぷよみたいに降り注ぐこの邦楽世界で彼らこそが真のロックである。
個人的にあのSyrup16gが再開しているというのにしっかりボラとして活動してくれている中畑さんが大好きです。


最後熱くなりすぎたね。
ちなみにミイラズの新譜も買ったんだけど微妙すぎて泣いたわ。頑張ってよミイラズ!
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