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だいたいのアニメが折り返したので、ベスト5を書いておこうかなと。

1.貧乏神が!
2.織田信奈の野望
3.ココロコネクト
4.ゆるゆり♪♪
5.この中に一人、妹がいる!

結構変わりましたね。

貧乏神は最初期待した通りの面白さ。ベタなギャグとちょっといい話と萌え。毎週必ず楽しく見られる。
ただ原作はもう少しいろんなキャラが出てくるドタバタものだったはずなんだけど、終始市子と貧乏神を中心に話が進むのは狙っているのだろうか。さすがにあのタカビーお嬢様をミニコーナーだけで終わらすのはひどくないか…。
まあとりあえず良作であることには間違いない。あとはラストをどうオトすかだけか。

信奈はまさかのダークホース。
まず話が普通に面白い。時代劇の基本に忠実なだけともいえるが、ちゃんと起承転結あるように作られているプロットというだけで今時なかなか貴重である。
その上萌えも素晴らしい。多種多様なキャラが綺麗な絵で動く。それだけで十分だろう。ちょっとロリ成分が強すぎる感じもあるが…半兵衛ちゃんかわいい。
やはり女戦国ものというと離れ技ギャグアニメになりがちだが、あえてまっとうな戦国ものにするというその判断。95点!ただ1クールというのは少し残念というか…どうせなら2クールしっかりやって大河ドラマ風にしてほしかったとも思う。というかラストどうするんだろうな…すごい尻切れトンボで終わりそう。

ココロコネクトは予想以上にギスギスしていてそこがいい。もうとりあえずみゆきちがキレ演技してるだけで幸せになる自分がいる。そういう刺のあるシナリオというのは岡田磨里の独壇場だったわけだが、まあようやくフォロワーが出てきたかな…という印象。
ただあまりにも刺にあるシナリオを書くだけになりすぎているというか、謎の存在が変な能力でみんなをギスギスさせて「でも俺たち負けないぜ!」→終 で1クール終わるのはさすがに頭悪くないかというか。本来であればフウセンカヅラはあくまできっかけで、そこから事件が膨らんでいくべきなんだが原作者にそういう力がないのかあえてそうしないのか。そこが惜しい印象。あと男側がとても人間味がなくてつまんない。書いてるの絶対女だな。
女側は基本的にかわいいので、可愛い女の子がギスギスしているアニメということで十分楽しい。あとははよいなばんデレてくれ!ワクワク!

ゆるゆりは、明らかに一期より面白いと思う。
確か一期はよりけいおんっぽいゆる萌えアニメだったと思うが、二期はかなりギャグを押している。その部分がとてもセンスがあり、テンポやシュールさをうまく出していてとても楽しい。これは原作の味なのだろうか。
また、当たり前だが絵も可愛い。しかも可愛いだけでなく、作画アニメとしてもとても見ごたえがある。
引きの絵を多用しレイアウトをかなり意識した作りはワーキングや苺ましまろなどの良質なギャグアニメを想起させる。これはよい作画マンが集まっていないとできない芸当である。毎週ちょこまかと動くキャラ達はこれみよがしでない作画センスを感じさせ、そしてそのクレジットに大物がほとんどいないこと(松尾さんくらいか)、そして動かしても決して崩さない絵にようやく原画師も新世代にはいってきたのかな…と勝手な妄想をさせられる。
前も言ったように好きなタイプのアニメではないが、今の時代にこれをスルーするのはさすがにできない。

この中に~は、まあ古臭いラノベアニメというか…本当に普通のハーレムアニメなんだけど、それ以外の要素をほぼ完璧に捨て、ただひたすら萌えに向かって突き進んでいる感じに好感が持てる。
いや、まあ一応このアニメもミステリー要素を混ぜてはいるんだけどほとんどやらないし、萌え部分のクレイジーっぷりに完全に霞んでいるのでもうなかったことにしていいと思う。
全裸Y字だのおしっこマニアだの1ふぃあ2ふぃあだのどういう脳みそしていればあんなもの書けるのかぜひ聞きたい。ノイタミナにあれをぶつけるTBSプロデューサーの心意気たるや賞賛に値する。これぞ現代アニメである。

まあ今期はそこそこ面白いんじゃないだろうか。
上にあげた五つは毎週楽しみに視聴する気になる。これは今までなかなかなかったことである。さすがにBD購入レベルには達していないが…。
だが、こう、おっとなるようなアニメはない。今までの自分の好みに適合するというだけである。逆に新しいと思わせるアニメは出来が悪い。そりゃお前の好みに合わないだけだろと思われるかもしれないが、今まで自分が惹かれたものというのは決して今まで自分が好きだったものではなく、だが素晴らしいアニメだった。ラグランジェもSAOも恋チョコもTEも今までにないものだが、面白くない。
まあしょうがない。アニメ成分は上の五つで補充しながら次クールに期待しよう。
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お久しぶりです。
就活終わったんでブログ再開です。誰も待ってねぇって?言うな!
ちなみに春アニメベスト5はあまりにロクなもんないのでスルーしました。夏色キセキくらいでしょうか。

1.ココロコネクト
2.貧乏神が!
3.トータル・イクリプス
4.エウレカセブンAO
5.ゆるゆり♪♪

創作物に杓子定規な点数をつけることの愚かさに気づいたのでこれからは順位だけにします。断じて面倒くさくなったからではありませんので!

んで総評。
まあ…春と大して変わんないかな。少しはマシだがBD買うレベルは未だ到達していない。強いていえばココロコネクトはありえるかもしれないが…。
覇権候補(この言葉聞かなくなったなぁ)としてはゆるゆりかSAOなんだろうが、ゆるゆりはともかくSAOはアクセルワールドのクソさを見る限り期待してはいけないと思う。まだ明るいバトルものならキャラ造形で奇跡が起きて面白くなる可能性はあるが、地力のない人間にああいうガンツ的ハードコアシナリオはだいたい茶番で終わる。バトルもきっとダサそうだし…・
まあ他も二流アニメの続きなりただのポル産なりクソ笑えないギャグアニメだったり…あとにするか。

1.ココロコネクト
まずキャラが普通に可愛い。これはとても大きい。絵も可愛い。男はすげえウザイが。
また、面倒くさそうなのもいい。家庭事情なり関係性なりがベタじゃない。面白くなる余地が十分にある。
ギャグもそこそこ面白く、作画演出もまあまあ。わからないが、期待できる数少ないアニメである。

2.貧乏神が!
久しぶりに見るベタギャグアニメ。
銀魂のスタッフだというのも強く頷ける出来で、そういうのが好きな俺としてはかなり好み。男子高校生をやった高松さんと比較すると、銀魂のクスリ笑いは高松さん、バカ笑いは藤田さんだったんだなと思う。
また、それでも萌えやエロをちゃんと忘れていないというのはとても偉い。これからキャラも増えていくんだろうし、ぜひ第二の瀬戸になってほしい(ジャンプの読み切りで見た原作は全く面白くなかったのが不安要素だが)。

3.トータル・イクリプス
久しぶりどころか近年稀に見る超ハードコアSF。
まあおにゃのこ血みどろバトルは今の潮流でもあるが、しかしここまでエグイとは…SFなんて前時代の遺物を持ち出したりキャラデザがもさかったりと、時代錯誤感半端ない。原作自体昔のエロゲの派生だから当然だが。
ただ面白いのは間違いない。話も演出もとてもしっかりしてる。萌えられるかは…微妙だが、それでなくても見ようと思うくらいの期待はさせてくれる。しかしEGみたいだよな…。

4.エウレカセブンAO
面白いか面白くないかと言われればかなり迷うレベルだが…絵もそれなりだしロボアニメ貴重だし、丁寧にキャラを書いてるしいいんじゃね?位の感じか。それでも四位に入ってしまうのが悲しい。
一応言うことがあるとすればようやく一期と絡みだしたのが楽しみかな。

5.ゆるゆり
これも俺の好きなタイプの笑いじゃないんだが…絵とキャラがかわいいしね。もうそれだけでいいやって感じかな…。
しかし一話の超絶作画はなんなんだ。知ってる名前なかったが、ホライゾンといい作画新時代突入か!

というわけで、まあ何となく見ていけるかなという程度の面白さばかり。悲しいものだ。
じょしらくと衰退はもはやショックだった。岸と水島努という尊敬するギャグ監督二人があんなゴミアニメを…そりゃ監督一人でアニメ作るわけじゃないから当たり前だが。岸はもう少し仕事選んでくれよ頼むから…。
タリタリはいろはからマリー抜いた感じかな。そのまんまだけど、やっぱマリーって才能あるなと痛感。見てられないほどの謎展開シナリオ。ブヒれないし…はぁ。
恋チョコは少し気になる。どのくらい政治ネタやるのかなというのが。経済特待生の扱いによって色々変わりそう。ただライターが…あのマジ恋の人なんだよな…怖いわ。
信奈もなんか無駄にちゃんとタイムスリップ時代劇やろうとしててウケる。絵もかわいいし結構期待。
最後に、ラグランジェを見て、この方向性が一番俺にハマってるんだな…とちょっと思った。要するにけいおんミーツエヴァ。ただ…ベクトルは合ってるけどその長さがあまりにも短くてどうしようもない感じ。絵作りも改めて見るとやっぱ綺麗だし、シナリオがもうちょっとちゃんとすればなぁ…一応見るけど。
とりあえず劇場版けいおんのBDを楽しみに待とう。
だいたいの春アニメが半分放送終わったのでベスト5を。

             萌  演  話  計
1.夏色キセキ           4       2       4      10
2.あっちこっち          4       4       2      10
3.エウレカAO           3       3       3       9
4.アクエリオン          3       3       3       9
5.ニャル子               3        2       2       7

今期はかなり切った。
ちゃんと見てるのは上の五つと氷菓、咲、めだかのみ。あとはたまたま起きられれば見るか…例え起きててても見ないか。今期はひどいという評価は変わっていない。
まあクソアニメの話をしていてもしょうがない。各論。

夏色キセキは面白い。
やはりなんだかんだ言ってもシナリオが面白ければ楽しめるんだなということを思い知った。スト魔女の浦畑達彦、電波女の綾菜ゆにこ、アイマスの高橋龍也、夏目の村井さだゆきという私的ゴールデンカルテットがローテーションで書く四人の女子中学生が織り成すキュンキュンコメディ。
プロットとしては非常に単純かつ地味ではあるのだが、台詞回しや間がここ最近類を見ないほどうまい。本当に「シナリオ」を書くライターとしての才能がこの四人にはあるなぁと強く思う。決してよくある日常系ほどエンタメに欠けるわけでもなく(御石様最近超影薄いけど)、前書いたようにキャラもかわいくその立て方もとてもうまい。
ただシナリオに対しあんまりにも作画がクソ過ぎて最早擁護の余地もない…水島ならではの動きはないがしっかりしたレイアウトは健在ながら流石に演出は2点。ここ最近のアニメは作画だけはいいのが多かったので驚きが隠せない。理由はともかくBDではちゃんとしてくれよ…。

あっちこっち。
キャラと絵が可愛い。終わり。
…では寂しいので少し付け加えておくと、伊御くんをギャグとして許せるか、楽しめるかというのがこのアニメの評価を分ける分水嶺だと思う。さすがに彼にドン引きする人を責めることは出来ない…俺は好きだが。

エウレカAO。
まさかの伏兵というか…降って湧いたロボットに乗り四苦八苦しながら世界を守る。これぞロボアニメの王道。
時間をかけて丁寧に書いているのが好印象。巷じゃ展開が遅いという批判があるらしいがむしろこれくらいが正常だろう。原作あったり1クールだったり色々事情があろうが最近のアニメは苦難も戦いも軽く早く書きすぎだろ…お前のことだよアクセルワールド。
最盛期レベルとは言わずともボンズならではのイカしたロボバトルもナイス。おにゃのこがかわいいのも加点。しかし全てのヒロインにNTRフラグとは會川やるな。東山だけは残しておいてくれ!

アクエリオン。
とりあえず前回と大して感想変わらない。笑ってハラハラドキドキして見るにはもってこいだね。それ以上でもそれ以下でもないけど。

ニャル子。
まさかこれをランクインさせることになるとは…。
まあでもギャグも合うときは合うし、絵もそれなりに可愛いし。ニャル子の押せ押せキャラは最近ない感じで嫌いじゃない。それをうまく使った桜井コンテの最新話は良い出来だと思った。
難点を挙げれば…キリがないけどキャスティングはとても微妙だなぁ。基本的にアスミスと井口は人気と腕が合ってない数少ない女性声優だと思ってるので。キタエリ主人公も赤髪ヒロインももっといい声優いただろう…くぎゅは完璧ですはい。

今期はひどい。
断言しよう。謎の彼女Xもアムネジアもアポロンもさんかれあもアクセルワールドもフェイトゼロもモーパイも見る価値ないクソアニメである(他はまずまともに見てすらいないので流石にここまでは言えない。何にせよ見ないが)。異論もあろう。いちいち挙げ連ね批判することを大人げないとする意見もあろう。だが批評とは褒めることでもけなすことでもなく作品に対して自分なりに正しいと思う評価を根拠と共に述べていくことであり、故にクソアニメにはクソという。それはいいアニメをいいというのと全く同様の行いであり、好きな作品をけなされ傷つくのは勝手だが批判を禁じられる覚えは全くない。まあ強いていえばそのままプラウザを閉じることを勧めるのみだ。
もちろんさっきけなしたものを褒める人に対し俺が言えることはない。作品に対し持つ感想は人それぞれである。上記の駄文をご覧いただき微力ながらも批評の一助となれば幸いだ。
反論があるなら受け付けよう。自分なりに意味が通ると考える言葉でさらなる考えを述べさせていただく。結局平行線をたどるであろうが、それはそれで意味のあることだ。できれば賛同してもらいたいが…それも当然読み手次第だ。
ようやく氷菓拝見。
ということで今期のアニメ一話だけ見てベスト5を。

             萌  演  話  計
1.あっちこっち          4       4       2      10
2.夏色キセキ           3       2       3       8
3.咲 阿知賀編         3       3       2       8
4.氷菓                       2       3      2        7
5.アクエリオン          2       2       3       7

とりあえず今期はひどい。
ろくなもんがない。ワクワクしながら待つどころか、たまたま起きてても見たくならないアニメばかり。平均値はまあしょうがないにしても最高値がこれほどまでだとなかなかどうして厳しいものがある。

各論。

あっちこっちはとりあえずつみきちゃんと伊御がナイスカップルすぎて萌えは完璧。周りのキャラもそれなりに楽しいし。また、作画が基本的にかなりしっかりしてるのも高得点。SDっぽい頭身の低いキャラを細かくしっかり動かし、演出もコミカルかつシンプルで見てて飽きない。
ギャグは正直なんとも言えないけど…まあそれでも今季にしては落ち着いてていいんじゃないでしょうか。

夏色キセキは…まあ作画はアレだわ話もアレだわ確かに微妙な部分はあるんだけど…。
ただまずキャラはグー。ユカのバカわいさと凛子のアホクーデレ感はなかなかよいコンビ。主役二人?もまあ主人公なりにスパイス効いてて面白い。絵もかわいいし。
あと声優の使い方が面白い。あやひと寿をメインに据える根性は買う。とまっちゃんのララ演技で顕著だった頭空っぽ感をキャラとうまく絡ませたり愛生にクーデレさせたり…いいひと捻りが楽しい。
話も少女漫画っぽさがあって言われてるほどひどいとは思わない。じっくり見るとなかなか面白いアニメだな。これを京アニがやったら多分神アニメになったと思う(あとスフィア推しひどい。OPもEDもイメージソングも微妙だしこのキャラクター紹介ページ(http://www.natsuiro-kiseki.jp/character/index.htmlはさすがにふざけんな)。

咲は、よくあるスポコンですな。ちょっと色々はしょりすぎかな?トーナメントに行きたかったのだろうけどそれでも晩成の扱いはひどくないか…まあでも単純な話の方が見てて楽だし、あのトンデモ麻雀はなんだかんだで楽しいので期待。キャラも可愛いしね!
あと悠木の演技力には驚かされるばかり。まどマギで深い演技するなぁと思ってたけどまさかあの年で「え、これ悠木なの?」って思わせられるってのはちょっと凄い。本当にこれからが楽しみ。

氷菓。うーん。マジで普通の一般小説をアニメ化しましたという感じ。作画やテンポ、カメラワークなど実写を意識しすぎててつまらん。キャラももちろん萌えないし…いやヒロインは可愛いけど。
そんなに萌えが嫌いになったかね京アニさん。CMもなんかアートっぽいし。第二のけいおんを作れとは言わないけど、消失を見直してそのダイナミズム(萌えやギャグなどアニメならではのエンタメ感と一般小説的なしっかりしたプロットに準じたハイクオリティな演出の融合)に改めて強い感銘を受けた身としては悲しい限りだよ。イノベーションはレフトフィールドからは起きないんだぜ?まあどうぞ「アニメの枠に収まらない映像作品」を作っててくださいよ。

アクエリオン。話は相変わらずよくわからんがまあキャラがそれなりにかわいいのと、あとギャグ(バクマン言うところのシリアスなギャグ)がもー腹痛い。マジで面白い。ぜひこのままエンディングまで突っ走ってほしいわ…ミコノさんとゼシカの恋の行方も気になるしね。岡田磨里がいい使われ方してると思う。

あとは。
次点として絵は可愛いニャル子、夕子さんがかわいいアムネジア、ドタバタ活劇が楽しいめだか、ボンズ作画がファンキーなエウレカAOあたりが楽しいかな。
アクセルワールドは何とも面倒くさくて怪しい雲行き。さんかれあは設定が全然楽しそうじゃない。
アポロンははいはい高クオリティジャズアニメですねー音楽アニメのニュースタンダードですねーという感じ。釣りたまもまあこれからによるだろうが絵が何とも受け付けない。

とにかくつまらん!
まず単純に萌えられない。明らかに脳みそ使ってないキャラ造形にイライラさせられたり、最早完全に萌えなんてアウトオブ眼中だったり。
ギャグもつまらん。これは原作のせいかな…それもやっぱりノリで作ってる感が許せないんだよな。もっと本気で作れよ!エゴ見せろよエゴ!
とりあえず今期は13点に到達するアニメは100%ありえんな。スト魔女を買わなければいけない身としてはありがたい話ではあるが。来期は色々楽しいアニメがありそうなので、届くアイマスのBDを楽しく眺めながら夏を待つしかないようだ…はぁ。
2012年度はじまりはじまり。
ということで冬アニメベスト5を。


             萌  演  話  計
1.夏目 肆                4       4       4      12
2.アマガミSS+             4       3       4      11
3.ミルキィ                 2       4       3       9
4.偽物語                  4        3      2       9
5.犬僕SS                 4       2       2       8

結局アナザーは観ませんでした。いつか一気に見たいな…。
あとキルミーも見なかった。まああっちは一生見ないな。
あとハイスクールDDも見なかった。一万売れたらしいからちょっと見たい。

各論。

1.夏目友人帳 肆

今回の夏目は非常に素晴らしかった。
何がいいかというと、話。
今期はイイハナシだけでなく、夏目が妖を見ることができるということによる周囲とのしがらみを非常に丁寧に書いている話が多かった。
しかもその書き方がとてもうまい。
周囲は当然夏目を忌避するわけだが、その書き方が全く悪人然としていない…というか、夏目以外からの視点をきっちり書く事で避けることをとても理解できるようにしている。
そして、夏目や周りの人間も彼らを悪人だと思うことはない。しょうがない、当然だと、諦めながら落ち込むか、にゃんこ先生のように分かり合うのを寄せと勧めるかのどちらかだ。夏目が忌避されるのは悪人がいるせいではなく、世界の仕組みとして当然だという考えが原作者の根底にあるのだ。この発想が夏目というアニメの素晴らしさを一気に上げている。
同クールにBRSやギルクラのようなアニメがやっているからよりわかりやすい。
あの二つのアニメには、善人と悪人の完全な二項対立がある。もちろん善人から悪人に、悪人から善人にという移行はあるにせよ、物語の上でその二つの扱いがはっきりしている。
しかしそれは、あまりに稚拙と言える。それをやっていいのは王道な話作りの時だけであり、奇をてらったシナリオの場合にやると作者の意図が透けて見え、またシナリオ上の嘘が浮かび上がる。
なぜヨミはあそこまでいじめられなければならないのか。なぜギルクラのモブはあそこまで発想が邪悪なのか。それらしいイベントはあるが、結局のところ納得できる理由などない。「そういうシナリオだから」で終わる。それがわかるから俺はあの話を見て白々しさしか感じないのだ。主人公たちを悲劇に陥れるために無理やり周りを悪人に仕立て上げ、被害者ヅラした主人公(とライター)はこう呟く…「(自分以外の)世界はこんなにも汚い」と。こんな滑稽な悲劇などあるはずがない。
よく主人公たちを無理やり正義にするためにむりやり納得のいかないイベントをねじ込むことをご都合主義というが、実は悲劇においてもそれは成り立つ。無理やり悲劇では見てて「あーはいはい世の中汚いですねそうですねー」としか思えない。
そこにおいて、夏目の作者である緑川ゆきは、とても深い視点を持っている。諦観といってもいい。
彼女はマリーや吉野よりずっと世界を汚いものだと考えている。その世界にはもちろん自分も入っている。もし悲劇が起きるのだとしたらそれは何かわかりやすい要因や悪人がいるからではなく、仕組みとしてそうならざるを得ないからだと。それはどうしようもないし、怒りや糾弾など何の意味もなく、諦めるしかないということを理解している。
だからこそ塔子さんや周りの友人たちが輝く。彼らは「普通のいい人」だ。特に夏目に対して強い愛情を見せるような描写はない。周りの友人も、決して彼を特別扱いするわけでなく、一友人として接する。
それは何よりも貴重なことだ。上で言うような仕組みに囚われることなく、彼だけをみて、ただのいい友人だと思い接する。そんな単純なことがとても素晴らしいことだから、夏目はいつも戸惑う。
彼の家族や友人に対する接し方を見て、何と不器用なのだと思うのは俺だけだろうか。塔子さんとも友人とも全く打ち解けてない。あんな家族や男同士の友人なんて絶対いない。とてつもない距離を感じる。当然だ。そんな普通のものを夏目は高校で初めて手にしたのだから。そのとてつもない距離を必死に埋めようと、陶芸教室に同行し、くだらないソーダ探しに付き合う。俺はそれだけで涙が出る。
世界は悲劇でたっぷりだという諦観を露わにすることなく、当然のように隠して配置することで、なんてことはないイイハナシを最高の輝きを持って映し出す。緑川ゆきはひぐちアサやよしながふみ等と同等の位置にいる。女性漫画家の視点の暗さは男の俺から見て怖いくらいだといつも思う。マリーや羽海野がガキに思えるくらい暗いところにいる。
少し話が脱線したが、もちろんその輝きをアニメスタッフは何一つ失うことなく表現している。これは昨今のアニメ化力平均から考えて奇跡的だと考えていい。
高田氏の細い線による美麗なキャラクターデザイン、全体として淡白な背景、基本的には崩さないことを念頭に置き、大事なところではきっちり動かす作画、非常に個性的で、仰々しくはないがセンスのあるBGM、(原作知らないけど)大事なところをきっちり描いてかつ三十分で収める脚本、同じく過剰な演技は全くないが、にじみ出るような説得力を与えてくれる声優の演技(特に神谷と幼少期の藤村歩は絶品の一言)。
これ以外考えられないとすら思える完璧なスタッフである。
あまり攻撃的なことは夏目の評論に合わないことを理解しつつ言うが、今季の夏目に対して反応しないようなアニメ好きはちょっと馬鹿なんじゃないのと思う。BRSの薄っぺらあああああああああああい悲劇に自分のゴミみたいな中学生活当てはめてわざとらしく泣いてるアホJKよ。夏目見なさい。安心しろ!夏目は萌も完璧だ!夏目、名取、的場、塔子さんにニャンコ先生に委員長にトキに!思う存分ブヒるがいい!。

おいおいマジかよ!アマガミもすげえ感動したからいっぱい書こうと思ってたんだけど何これ!もうこれ一つだけで「夏目評論」とかタイトルつけてブログの記事じゃん!頑張って!もう少し!最後まで!走り抜けて!

2.アマガミSS+

何がそんなに、という人もいるだろう。
作画も微妙なら話もぶつ切り、キャラデザも特別可愛くないし演出も普通。というか一期微妙だったのに続きものの二期は二位て!という意見も確かにわかる。
しかし大事なことは、二期はアニメスタッフによるオリジナルシナリオだということだ。しかもシリーズ構成はあのアイマスを書いた待田氏である。
じゃあ1クール目一杯使った起承転結溢れる怒涛のシナリオかと言えばそうでもなく、一期同様一キャラ二話のパラレル話という真面目にシナリオ見る人間からしたら唾吐きかけたくなるような構成なのだが。
しかしそれもまた功を奏したと言わざるを得ない。二話しか使えないということで、ただひたすら二人が仲良くなる過程を、複雑さを排した王道のラブコメ展開に合わせてきっちりやっていく。
ライバル女子を配することでデレさせた絢辻編、逆にライバル男子を作りドギマギ感を演出した梨穂子編、受験により離れ離れの二人を書いた七咲編、文化祭に奮闘する女子とそれを支える橘さんという構図の紗英編。
全てにおいて通じるのは、王道による丁寧な心理描写と、こまけえこたあいいんだよ主義、そしてもうとにっかく甘甘なラストである。背中流しだの縁側でチューだの同棲だの腹ボテだのひたすら速射砲のように放つ童貞はクソして寝てろイベントの連発!もうイラ壁超えて憧憬と共に祝福の鐘鳴らしちゃうわ!橘さんマジパネェ!
しかしひとつ大事なところは、決して橘さんがただのヘタレではないということだ。
やるべき所ではしっかりやる。しかもそれがリトや一夏的な配慮や正義感からのものではなく、愛ゆえの奮起なのだ(そう書けるのもパラレル式だからこそだろう)。それが橘さんの漢気と愛の強さを実感させ、どんなにクソアマイベントが起きようと「うん!お前ならしょうがない!幸せになれ!」と祝福できる。
それが最も輝かしい形で現れたのが森島編である。
クライマックスで橘は、壇上で両手を広げて自信に満ち溢れた表情と共にこう叫ぶ。「僕と一緒に幸せになろう!僕と一緒に!」
ここで大事なのが自信に満ち溢れているということ、そしてですます調でないところだ。
今まで散々振り回され、ついていくだけだった橘さんが、敬語を捨て、森島先輩を呼び捨てにする。抱き合ったあとのキスでも、されたあと押し返すようにしている。こういうことをきっちり書いているスタッフは完全に俺の好みをわかっている。散々、3クールかけてモテないヘタレなそれこそマジでそこらのギャルゲ主人公だった橘さんが、今この瞬間だけ古い洋画のヒーローみたいになっている。
当然これは橘さんの本質ではない。多分終わったあと恥ずかしくて自殺したくなっているだろう。周りの冷やかしに真っ赤になり、すぐ森島先輩と呼び、ですます調は戻るだろう。
だからこそだ。愛と青春の力は、ヘタレにここまでさせるんだという輝きがここにはある。森島先輩の、実は引っ張っていってほしいという思いがさらにそれを加速させる。もう棚からぼた餅的なハーレムは飽きた。配慮や正義感での優しさにたまたま落ちるような女はいらない。苦難を乗り越え、恥ずかしさも捨て、全身全霊でまるで洋画の主人公だと勘違いした馬鹿のように愛を叫ばなくちゃいけない。そんな主人公こそ愛を手にして欲しい。そういう俺のラブコメに対する長年の鬱屈を解消してくれる数少ないアニメだった。
俺はこれを見てToHeart2AD+のちゃるとよっちルートを思い出した。ファンからは非難轟々らしいが、俺はあれのラストを見て俺は本当に叫んだ。特によっちルートはもう万人のラブコメファンがやるべきだ…校門前のイベントは未だに思い出す。そして泣く。森島先輩のラストで胸打たれた人はぜひやっていただきたい。

なっげぇわ!
腹減ったわ!カツ丼食いに行きたいわ!
もうこっからはやっつけね!次!

3.ミルキィホームズ 第二幕

ほんと言うこと特にないけどね。いつものミルキィ。正直もう飽きたから三期はいらない。売れてないみたいだし。
ただ全体的な狂いっぷりはなんか初期ボアダムス思い出した。理性とかセンスみたいなのに対するアンチとしての確信犯的なナンセンスと暴力的なシナリオ。曲としてはこんな感じの(http://www.youtube.com/watch?v=JvxEV0V84kw)。何言ってるかわかんねーって?俺もわかんねーから安心しろ!

ふう!四行で終わった!やった!次!

4.偽物語

話はクソ。意味わかんない。演出もただのシャフト演出。嫌いでもないけど好きでもない。
ギャグが面白かったのと、とにかくアララギさんとガハラさんがよかった。
普通にイケメンなアララギさんと、つるこ的なツンツンツンツンツンデレくらいな感じのガハラさん。この二人のある意味熟年カップル的な…アララギさんはほかのキャラが理想だ!ハチクジ好きだ!羽川が理想だ!とか言いまくるし、ガハラさんもアララギさん罵倒しまくるし暴力振るうし監禁する癖に、いざとなるとラブラブっ♥な二人があまりにもいい。デートのときとかキスのときとかセックスのときとか想像すると妄想止まんねえ。やっぱツンデレってツンツンツンryデレくらいがちょうどいいと思うんだ!普通のツンデレって別にツンじゃねえだろ!マジで殺す気で殴る位がツンだろう!むしろ本当に大嫌いなんだけどなぜか好きくらいのトーンがいいよ!上っ面のツンじゃなくて!そういうわけで次はこの二人だけの話してくだち!バトルとか撫子とか全部いらねえから!嘘だわ!撫子はいるわ!
とりあえず俺は一期見るのが責務だな。

5.犬僕SS

女が可愛い。

ふう。
全体としてはクソアニメが多かったのう。パパ聞きあの夏BRSギルクラシンフォギア。ラグランジェも微妙だった。さすがにこのレベルが毎クールってのはマジで勘弁だな…まあ今金ないからありがたいっちゃありがたいけど。
ギルクラとBRSはまあ満場一致でクソっぽいからいいし、ラグランジェもあの夏もまあ…興奮する奴がいてもいいかな位の出来ではあるからいいんだけど(それでもあの夏はやっぱりクソだろう。ただのラブコメ。キャラのレベルも低いし演出力も作画力もないし…何がいいんだか。あれでいいなら日本のドラマとか邦画普通に楽しめるんじゃないの?よくわかんねえ)、パパ聞きとかシンフォギアに対して「これは逆にいい!」とか言う頭のおかしい奴らが沸いてるのが信じられん。丁寧?王道?お前王道っていえば何でもいいってもんじゃねーぞ!ああいうのは陳腐っていうんだよ!何がシンフォギアあああああああああだアホか。何普通に復活してんだ。いいかぁスト魔女がな!よしかちゃんが復活していい理由はその前の必死のバトルがあってこそなんだよ!スタッフが「本当にいいのか?よしかちゃん復活させて本当にいいのか?」って悩み抜いて書いてるからいいんだよ!そういうのなしに「いいんじゃね復活してwwwwwwwwwww」くらいの心意気でやってるからあんなバカバカしい感じになるんだよ!
ご都合主義ってのは基本的にクソなんだよ!確かにご都合主義的なものでいいもの最近出てきてるよ!でもそれは基本的にはしっかりやりつつ大事なところであえてやるからいいんだよ!ぜーんぶ適当にご都合主義でやったらそれほんとにただのご都合主義だろうが!アホか!そんな当たり前のこともわからんでこまけえこと無視してる!→てことはアイマスやスト魔女みたいな細かいこと無視したいいアニメだ!とかいう思考回路してる頭のおかしい奴らはもう一生アイマスやスト魔女見るな!
最近アニメオタクに「みんなが貶してるものこそいい!」的なバカ発想する奴が多すぎてイライラする。周りの意見に流されないなんて基本中の基本だがそういう発想って逆の意味で流されてるってことに何で気づかないかな…はぁ。長文失礼!
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u16
性別:
男性
趣味:
音楽アニメ漫画鑑賞
自己紹介:
キモオタ
好きなアニメ:
パトレイバー劇場版2.瀬戸の花嫁
好きな音楽のアーティスト:
モグワイ,スピッツ
好きな漫画:
宮本から君へ,ガンスリンガーガール
好きなラノベ:
イリヤの空,UFOの夏
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