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ここは管理人u16の趣味雑記をのせたブログです
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個人的なアニコレのベストアルバムは『Strawberry Jam』で、ベストソングは"Fireworks"である。つまりアニコレの好きな部分はいわゆるエレキ化したあと、テンション高くノリよく歌い上げるところであり、だから正直それより以前…ノイズだったりフォークだったりしていたころはそんなに好きではない(嫌いでもないが)。
ただ何となくではあるが評論家界隈で評価されているのは中期…特に『Sung Tong』あたりで、前見たStereogumのアニコレベストソング10ではだいたいその頃のものだった。まあ確かにあの頃の美しさというか渋さみたいなのは今はないとは思う。とにかくやたらテンションが高いし歌いまくるのが最近のアニコレである。
そこが個人的にミソで、こんなに分かりにくい音楽をやっているのに決して頭でっかちになっていないのが素晴らしいと思っている。『Merriweather Post Pavilion』が全米ベスト10に入ったという事実がそれを如実に表している。それがセルアウトだと感じる人もいるだろうが、自分としてはこれほど頭と体を同時に楽しませてくれるアーティストは他にいない。聞いててとても楽しい。驚くほど様々な参照点と自由極まるイマジネーションによるとてもカラフルな音像の中から放たれる強いリズムと美しく力強いメロディは、どこか今の深夜アニメのような多様性と想像力、そしてポップさを想起させる。

そんなアニコレの新譜である。
テンションは更に増している。史上最高潮といってもいい。リズムは躍動感に溢れ、ほとんどの曲でヴォーカルは叫んでいる。また、サンプラーをとにかくあちこちでぶち込んでいて、全く整理されてない摩訶不思議た音の数々がそこらじゅうで乱反射しサイケデリックさを演出している。
近いのはやはり前作だが、あれよりもずっと荒々しく複雑であり、パンクである。オリジナルメンバーが久しぶりに揃って作ったアルバムらしく、またインタビューを読む限りメンバーそれぞれの公私共に充実しているようで、感覚としては「調子よくて何となくノリでできちゃった」みたいなオーラがある。今まではアルバム一枚としては一つのカテゴリーに収まらない、様々なタイプの曲が収録してあったが、今回は違う。基本的には一定のムードのままである。それこそ先行公開された"Today's Supernatural"が11曲収録されていると考えて問題無いと思う。また、アニコレの長所のひとつでもあったコーラスが今作ではほとんど無く、代わりにヴォーカルにはエフェクトが強くかけられている。
なかなか今まで…『Feels』から前作まで共通していたものとは違うモードである。このモードが合わない人としてはこのアルバムは微妙だろうし、実際ピッチフォークでもアニコレとしては点数が低かったらしい(まあ確かにインテリに好まれる曲ではない)が、昨年のピッチフォークフェステヴァルから今作収録の曲に魅了されていた自分としては素晴らしい限りだ。
特に"Monkey Riches"は傑作である。パンダ・ベアの生命力に満ちた声でポップに歌われる導入、少しづつ増えてくる音、そしてサビでリフレインされる「It Makes a Monkey Riches」…前作の名曲"Brotherspot"に似ているが、美しいコーラスがなくなった代わりに気合が段違いになっている。最後のサビで叫ぶパンダベアの声は…全てをかき消す力強さがある。

内省的なムードが強く漂っているアメリカインディ界で、その王者とも言えるアニコレがこれほどテンションの高いアルバムを出してきたのは素直に賞賛したい。今までのも明るくはあったが、どこか童話的な、ファンタジーに篭もり遊んでいるような箱庭感があった。だがこれは、大人となった彼らがそのしっかりとした足腰で真正面を向き、世界に向いて叫ぶポップアルバムである。今までがけいおんなら今作はスト魔女とでもいおうか。
ぜひライブでまたこの楽曲群を聞きたいものである。今回はきちんとスタッフを連れた万全の体制で、二時間かけて過去の名曲も全て含めたフルセットをお願いしたい。
 
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俺はアニメの評論書とかいうものを一回も読んだことがない。
やたらアニメについて長々と書いといて何だが、むしろああいうものを毛嫌いしているとすら言っていい。
ユリイカとかオトナアニメ(笑)に載ってるクソみたいなお堅い文章なんてもう書店で火ぃつけてやろうかとすらたまに思う。
お前も同類やんけと言われて否定はできない。確かに俺がアイマスやけいおん、スト魔女や電波女で書いた駄長文と上で言う評論という物に客観的に見て大した差が明らかに存在するとはさすがにいえない(だいたい自分で評論と名をつけたわけだし)。
ただ、自分としては全く違うものだと思っている。
俺がアニメ評論家(特にそれで飯を食っている奴)が好きになれない大きな理由は、その姿勢というか、根本的な批評のスタンスにある。
まず彼らは基本的に「現在の作品」を評価しない。
いや、もちろん仕事ということで今話題の作品(例えばまどマギとか!まどマギとか!まぁどマギとか!)について一応書いてみたりはしている。だが、もう明らかにそこに熱はない。新たな着眼点とかもほとんどない。誰でもわかるようなつまらん一部分をたらたら書いて「まあいい作品ですよね」みたいなノリで終わる。
だいたい今話題の作品について(そのほとんどにおいて好意的な)評論している時点で終わっている。本来であれば評論とは自らの評価軸にその論理的正しさと希少度において価値を見出すものであり、今流行っているものが全部自分の評価軸にがっちりあっているなんて論理的にありえないし何よりそれじゃ希少度はゼロにちかい。
むしろ全く話題になっていない作品を、プロという地位を利用し、表現できる全ての媒体において誰もが納得するしかない論理的な評論を出してその作品の評価を上げたり、逆に話題の作品を正しくこき下ろし信者の目を覚まさせるのが評論家の役割ではないのか?
「この作品についてウンPお願いします」と編集から言われ、その通りなんかそれっぽい文章を書いてギャラをもらう奴を評論家と呼ぶのか?少なくとも音楽の世界ではそれを提灯ライターと呼ぶ。
といっても、まあ仕方ない部分はある。アニメという世界はこれ以上ないほど批評というものの価値が低い。誰もが論理的正しさや希少価値などに興味はなく、とりあえず紙面を整える文章を書かせるだけという宣伝媒体がほとんどである。
というわけでプロとしてある程度の提灯記事はしょうがない。しかし、今の時代ネットでいくらでも意見が言える。ブログやツイッターなら今のアニメに対し宣伝媒体では言えないようなしっかりとした意見が聞けるのではないか?
全くそんなことはない。
彼らがツイッターやブログで褒め称えるのは、過去の名作ばかりである。
宮崎駿は素晴らしい、ガンダムのこのシーンが最高、ボトムスこそ至高、いやいやハイジ…ど根性ガエル…ヤマト…そしてプロならではの豊富な資料をもとに細部に込められたクリエイターの意図を正確に暴き出していく。
バカか。
アニメ評論って答え合わせか?
知ってるよパヤオがすげーのは。ガンダムなんてお前から聞かなくてもそこらのガノタがアホみたいに賛美してるよ!ハイジぃ?ど根性ガエルぅ?!知るかよそんなもん!そりゃすげぇんだろうよ今の時代に残ってんだからな。
このシーンが金田さんで?あのシーンは大塚で?パヤオで?出崎で?で?だから何?誰もが認める偉人が作った反論しようのない名作を名作って評価して「俺はこのシーンがすげーと思う!」「いいや俺はこのシーンにはこういう意図が込められててこの主人公の少年性が!」「いやいや俺はヒロインの深層心理が!」「いやいや俺は…」一生やってろよ。
そして彼らは言外にこう示す。「それに比べて今のアニメは…」
確かに彼らの言うことは一理ある。いや、一理どころか全面的に正しい。宮崎駿はアニメ黎明期から現在に至るまでアニメ史に残る作品を生み出し続ける天才であり、金田氏がいなければ今のガイナの天才作画マンはいなかったであろう。彼らの仕事には素晴らしい芸術的意図が込められているのは明白であり、それを発見していくのも確かに評論家の仕事の一つとは言える。
しかしそれだけではない。
その積み重ねた知識と経験で、今氾濫するアニメに筋の通った評価軸を提示し、良作がしっかりと認められるように努力していくべきではないのか。
もしアニメに「正しい価値」などなく、評価軸は見た人がそれぞれ持つもので、押し付けるものではない…などという戯言がでてくるようであればもう知らんが。まあ本気で思ってそうだけど…上のような殊勝な感じじゃなく「分かってるやつとだけ話せればいい」的な上から目線で。

前も言ったが、結局のところアニメをアートと見るかポップカルチャーと見るかなのだと思う。
アートでの批評とポップカルチャーでの批評は全くと言っていいほど違う。アートでの批評とは長い歴史のおける文脈に基づいた、その文脈を把握した者たちだけによる固まった価値観と製作者の意図を照らし合わせた評価であり、それこそいまアニメ評論家がやっているようなことだ。
対してポップカルチャー(ロックや商業映画)に対する評論とは基本的に受け手主体であり、商業的であり、流動的であり、まあぶっちゃけて言えば「今に溢れる何も知らないアホに受けるかどうか」である。そこに基本的にはリテラシーは想定されず、むしろそれを前提とした作品はスノッブとして叩かれる(質アニメといってもいい)。
そして昔のアニメは(そういう目で見れば)アートであり、今のアニメはまごうことなくポップカルチャーである(と思う)。アニメをアートとして見る人であればそりゃ昔のアニメの方がいいに決まってるし、今の豚仕様アニメがハマるはずがない。
要するにオッサンということだ。ビートルズでヒャアヒャアいってるおっさんである。
なぜそう断言できるかといえば作り手はともかく今の受け手は完全にアニメをポップカルチャーとしてみているからだ。アニメにリテラシーなんて求める方がバカというスタイルがほとんどである。そんな人向けにアート評論やって心に響くはずがない。そしてそういうことを一切理解せずにひたすらアート評論を書きまくり、一部のアニメをアートとして見たがる同様のアニメ好き(若者も含まれているようなのが悲しい)に内輪でウケて終わる。ああなんてオナニー。
といっても、現状ポップカルチャーとしての評論の方がオナニーということは否めない。
今のアニメ好き(特に萌え豚)は評論…つまり客観的な評価軸というものに価値を見出していない(むしろ唾棄すべきものだという認識すらある)。彼らに向けた評論など誰も見向きはしないし、評論に興味を持つ人は上のようなアート評論を好むわけで、まあ確かにオナニーである。
だが、それもある意味今のアニメ評論家のせいだろう。提灯記事か無駄に専門用語を並べたオナニー記事しか書かないんじゃ萌え豚も評論を毛嫌いするのは当然だ。
解決策などない。いつかポップカルチャーとしての評論を主体とし、だが商業主義に流されない信念のある表現媒体が現れることを祈るしかない。そんなものは今の日本ではアニメ業界以外でもとても少ないが…それでも信じて待ち、暇なときにこうして叫ぶしかない。
自分でやろうかなと思ってた時期もありました。
だいたいのアニメが折り返したので、ベスト5を書いておこうかなと。

1.貧乏神が!
2.織田信奈の野望
3.ココロコネクト
4.ゆるゆり♪♪
5.この中に一人、妹がいる!

結構変わりましたね。

貧乏神は最初期待した通りの面白さ。ベタなギャグとちょっといい話と萌え。毎週必ず楽しく見られる。
ただ原作はもう少しいろんなキャラが出てくるドタバタものだったはずなんだけど、終始市子と貧乏神を中心に話が進むのは狙っているのだろうか。さすがにあのタカビーお嬢様をミニコーナーだけで終わらすのはひどくないか…。
まあとりあえず良作であることには間違いない。あとはラストをどうオトすかだけか。

信奈はまさかのダークホース。
まず話が普通に面白い。時代劇の基本に忠実なだけともいえるが、ちゃんと起承転結あるように作られているプロットというだけで今時なかなか貴重である。
その上萌えも素晴らしい。多種多様なキャラが綺麗な絵で動く。それだけで十分だろう。ちょっとロリ成分が強すぎる感じもあるが…半兵衛ちゃんかわいい。
やはり女戦国ものというと離れ技ギャグアニメになりがちだが、あえてまっとうな戦国ものにするというその判断。95点!ただ1クールというのは少し残念というか…どうせなら2クールしっかりやって大河ドラマ風にしてほしかったとも思う。というかラストどうするんだろうな…すごい尻切れトンボで終わりそう。

ココロコネクトは予想以上にギスギスしていてそこがいい。もうとりあえずみゆきちがキレ演技してるだけで幸せになる自分がいる。そういう刺のあるシナリオというのは岡田磨里の独壇場だったわけだが、まあようやくフォロワーが出てきたかな…という印象。
ただあまりにも刺にあるシナリオを書くだけになりすぎているというか、謎の存在が変な能力でみんなをギスギスさせて「でも俺たち負けないぜ!」→終 で1クール終わるのはさすがに頭悪くないかというか。本来であればフウセンカヅラはあくまできっかけで、そこから事件が膨らんでいくべきなんだが原作者にそういう力がないのかあえてそうしないのか。そこが惜しい印象。あと男側がとても人間味がなくてつまんない。書いてるの絶対女だな。
女側は基本的にかわいいので、可愛い女の子がギスギスしているアニメということで十分楽しい。あとははよいなばんデレてくれ!ワクワク!

ゆるゆりは、明らかに一期より面白いと思う。
確か一期はよりけいおんっぽいゆる萌えアニメだったと思うが、二期はかなりギャグを押している。その部分がとてもセンスがあり、テンポやシュールさをうまく出していてとても楽しい。これは原作の味なのだろうか。
また、当たり前だが絵も可愛い。しかも可愛いだけでなく、作画アニメとしてもとても見ごたえがある。
引きの絵を多用しレイアウトをかなり意識した作りはワーキングや苺ましまろなどの良質なギャグアニメを想起させる。これはよい作画マンが集まっていないとできない芸当である。毎週ちょこまかと動くキャラ達はこれみよがしでない作画センスを感じさせ、そしてそのクレジットに大物がほとんどいないこと(松尾さんくらいか)、そして動かしても決して崩さない絵にようやく原画師も新世代にはいってきたのかな…と勝手な妄想をさせられる。
前も言ったように好きなタイプのアニメではないが、今の時代にこれをスルーするのはさすがにできない。

この中に~は、まあ古臭いラノベアニメというか…本当に普通のハーレムアニメなんだけど、それ以外の要素をほぼ完璧に捨て、ただひたすら萌えに向かって突き進んでいる感じに好感が持てる。
いや、まあ一応このアニメもミステリー要素を混ぜてはいるんだけどほとんどやらないし、萌え部分のクレイジーっぷりに完全に霞んでいるのでもうなかったことにしていいと思う。
全裸Y字だのおしっこマニアだの1ふぃあ2ふぃあだのどういう脳みそしていればあんなもの書けるのかぜひ聞きたい。ノイタミナにあれをぶつけるTBSプロデューサーの心意気たるや賞賛に値する。これぞ現代アニメである。

まあ今期はそこそこ面白いんじゃないだろうか。
上にあげた五つは毎週楽しみに視聴する気になる。これは今までなかなかなかったことである。さすがにBD購入レベルには達していないが…。
だが、こう、おっとなるようなアニメはない。今までの自分の好みに適合するというだけである。逆に新しいと思わせるアニメは出来が悪い。そりゃお前の好みに合わないだけだろと思われるかもしれないが、今まで自分が惹かれたものというのは決して今まで自分が好きだったものではなく、だが素晴らしいアニメだった。ラグランジェもSAOも恋チョコもTEも今までにないものだが、面白くない。
まあしょうがない。アニメ成分は上の五つで補充しながら次クールに期待しよう。
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今期待している邦楽の二大バンドと言えば、8ottoと今回紹介するVola & The Oriental Machineである。
どちらも邦楽に留まらない音楽的豊潤さを持ちながら、洋楽のパクリにも終わらない独自解釈を加えている、海外の新人バンドにも引けを取らない素晴らしいバンドである。
が、8ottoの欧州への快進撃をよそにヴォラの活動はライブもやらず新曲も出さず縮小する一方で、評価も一向に上がる気配を見せない。その原因も多々考えられるが、やはり大きいのはこのバンドのヴォーカルであり中心人物、アヒトイナザワの存在が大きいのではないかと思われる。
最早周知の事実といっていいだろうが、彼は98年世代の雄ナンバーガールの元ドラマーであり、その後に向井秀徳が結成したバンドザゼンボーイズでもドラムを叩いた才能ある音楽家である(このバンドではギターとボーカルだが)。そのおかげである種の固定ファンはついているが、逆にそのせいで「元ナンバガの趣味バンドでしょ?」というイメージが抜けず、また固定ファンもあまりにナンバガとかけ離れたヴォラの音楽性に距離を置いてしまったということだ。
なにせ日本は「メンバーがソロをやる」=「バンドがうまくいっていない」「今のバンドをやめ他のバンドをやる」=「昔のバンドの曲はやらない」という正直頭イカレてんじゃねえのみたいな方程式が平気で成り立つゴミ国なので、こういう昔有名だった人の今のバンドというのはなかなか有名になりづらい。ナンバガ好きはザゼンに流れ他のメンバーは知ったこっちゃないということなんだろう(まあ実際のところそういうバンドにろくなものはないのも確かだが)。
が。
Vola & The Oriental Machineは、そんな固定イメージとは真逆に位置するバンドである。
基調はポストパンク。痙攣ボーカルにギャリギャリギターにファンキーリズム、そこに意外な才能を見せるアヒトのメロが乗っかって邦楽っぽさも混ぜる。まあよくある構図…というのは最初のギタリストが抜け、現在のギタリストである楢原氏が入る前の2ndミニアルバムまで。
この楢原氏というのは様々な音楽的バックボーンを持っており、音の重ね方を知っている人物である。彼を味方につけたアヒトは上のポストパンクにダンスミュージックの要素を大胆に導入し始めた。
そこで出した2ndフルアルバム「SA-KA-NA ELECTRIC DEVICE」は未だ習作という域で、あまりにウェルメイドすぎる曲が多く自分もピンとこなかったが、それでも"Dead or Dance!!"や"ORIENTAL MELANCHOLY"などには輝きを感じ、次のアルバムというのを楽しみに待っていた。
そこで上がってきたのが、この「PRINCIPLE」である。
まず最初の三曲の、キラーズかというようなきらめくダンスソングが素晴らしい。まさに2ndの成果であり、アヒトのメロの才能が如何なく発揮されている。
そこから前作に欠けていたポストパンクの要素を前面に押し出した強力な曲が二連発。高速ながらベースとドラムの強烈さがポストパンクの域を超え、荒々しく力強いバンドの力を感じさせる。
そして何よりこのアルバムのレベルを押し上げている曲、"Flag"である。
これはぜひ聴いてもらいたいので、動画を貼らせていただく。
http://www.youtube.com/watch?v=UrzJ6angpK0
現代版"Design to Kill"かというような導入、シンセベースが厚みを作る中盤、そして代表曲"A Imitation`s superstar"を彷彿とされるサビ。フリーキーなギターとサックスはもうポストパンクではなくノーウェイヴであり、ザゼンと共鳴を見せつつダンスミュージックとして圧倒的に勝っている。今までの集大成にさらに進化を加えた素晴らしい名曲と言える。
が、このアルバムすごいのは音だけではない。
実はアヒトかなりの右翼である(民主嫌い韓国嫌い竹島大好き旭日旗大好き)。その思想性が爆裂しているのも今回である。「敵、hunting 吊るせ晒せ!」「國を滅ぼす奴らが暗躍跋扈 左に傾く君の姿勢の悪さを修正 お花畑が売国奴の走狗であって特Aに媚び売る君の姿勢の悪さを修正」「群がってくるアリの軍隊に友愛精神で迎え撃って 開放精神でシッポ振って」 完っ全にド右翼である。ライヴでアヒトが「誰もラジオで流さないんだよなぁ」とかいってたけど流せるかこんなもん!そこがダメ?アホか!ラディカルなロックにおいてポリティカルであることは最早必定だわ!ポップグループをみろ!ギャングオブフォーなんて共産党万歳だぞ!最高じゃねーか!
音においても言葉においても今の邦楽でぶっちぎりにとんがっているバンド。それがVola & The Oriental Machineである。

とにかくこの続きが見たい。このままでは愛と自由とキミとボクとセカイとオワリとヘイワとシアワセがおじゃまぷよみたいに降り注ぐこの邦楽世界でヴォラが埋め尽くされ潰れて終わってしまう。それはあかん。8ottoは陽性の気合でそれを弾き飛ばしている。ヴォラは陰性の気合で、クソみたいなやつ全部殺すくらいの気合でなんとか戦っている。そういうバンドは他にないといっていい。応援しないと!ザゼンなんてオナニーバンド崇め奉ってる場合じゃない!誰か!CD買って!
ムッたん買いました。
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幸せにございます。
七万。なかなか高いがまあまともなギターとしてはかなり安いほうでしょう。
前のギターはレスポールだったんだが父親の友達からいただいたもので、どうやら改造がガッツリ施されていたらしく勝手にアクティブピックアップで電池交換の手間がハンパじゃなかった(最近調べたらシールド抜いておけばよかったみたい…)。
という訳でいわゆる普通のギターというやつを初めて弾いてみたのだが、やっぱり音が結構違って驚いた。当たり前だがゲインがすごい弱いので、ブースターをかけないと前みたいな音が出ない。ただちゃんと調整すればいい音がする。
あとムスタングというかストラトの特徴トレモロアームが楽しい。ニョーン。歪ませまくった音でやるとゆら帝みたいでとても楽しい。ただやたら外れやすいのが難ではある。
あと手元でのノブでも前より音が変わらないとかチューニングずれやすいとかいろいろあるけど、関係ないね!あずにゃんと同じギター弾いてるってだけで幸せマックスだね!早く田舎行ってアンプで爆音ふわふわ時間弾きたくてしゃーねーわ!
いつかHTTのカバーバンド結成したいな…USインディのローファイバンドみたいなノリで。社会人になったら時間なくなるんだろうな…でもいるしな社会人バンド!これからこれから(周りの社会人の阿鼻叫喚から必死に目を背けながら)!
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音楽アニメ漫画鑑賞
自己紹介:
キモオタ
好きなアニメ:
パトレイバー劇場版2.瀬戸の花嫁
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モグワイ,スピッツ
好きな漫画:
宮本から君へ,ガンスリンガーガール
好きなラノベ:
イリヤの空,UFOの夏
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